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【格闘技】

神田 ベルトは俺のもの! 前哨戦で王者CIMAを圧倒!!

2013年2月8日 紙面から

CIMA(左)にダイビングボディーアタックを浴びせるジミー・神田=東京・後楽園ホールで(大西洋和撮影)

写真

◇ドラゴンゲート

▽7日▽東京・後楽園ホール

 ジミーズのジミー・神田(35)が今年最初のビッグマッチである和歌山・岩出市民総合体育館大会(11日)で、オープン・ザ・ドリームゲート王者のCIMA(34)に挑戦することが決まった。その前哨戦として、後楽園大会で両者がタッグで対決。神田が9分46秒、CIMAのパートナーであるGamma(39)にフォール勝ちし、ドラゲーの頂点取りを猛アピールした。

 神田は本気だ。昨年から人気絶頂のユニット、ジミーズのメンバーになったが、どちらかといえば陰に隠れた存在で、シングルのタイトル戦線にはほとんど絡んでいなかった。しかし、ジミー・ススム、堀口元気H・A・Gee・Mee!!、斎藤・ジミー・了といった他のメンバーたちが次々とCIMAの軍門に下り、全滅状態。それだけに、今回のチャンスに軍団の存亡をかけた背水の陣で臨む。

 独特のモヒカンヘアとタトゥーでヒールの時代が長かった。だが、昨年のジミーズ入りの際に「みんな、これまで悪いことして、ごめんね」とリング上で観客に謝り、ベビーフェースに転向。以来、地味にファンを広げつつある。

 この日の後楽園では同僚のジミー・カゲトラとタッグを結成。コーナーでうずくまる相手に「ジョン・ウー!」と叫んで予告してから放つ低空ドロップキックは、相手に悟られやすいためかわされることが多いが、CIMAに対して2発目でヒット。この技が神田の好調ぶりを表すバロメーターとなるだけに、4日後の王座奪取は視界良好。最後はGammaにコーナー最上段からの豪快なダイビング・エルボードロップを放って息の根を止め、「ベルトは俺のものだ」と大デモンストレーションを敢行した。

 一方のCIMAは今回が11度目の防衛戦。自分よりもジミーズの人気が高まっていることが面白くない。だが「タイトル戦では、ジミーズ全員で来い。ドラゲーで一番高い壁が俺や。覚悟して来い」と自信満々。前哨戦では目立ったところはなかったが、防衛に秘策ありげだ。 (大西洋和)

 

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