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【サッカー】

イングランド ブラジルに勝った!! 23年ぶり4勝目

2013年2月8日 紙面から

イングランドのルーニー(左)と競り合うブラジルのロナウジーニョ=ロンドン(AP=共同)

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◇国際親善試合 イングランド2−1ブラジル

 【ロンドン原田公樹、藤原清美】サッカーの国際親善試合は6日、各地で行われ、イングランドがロンドンのウェンブリー競技場でブラジルを2−1で下し、1990年以来23年ぶりの勝利を飾った。前半27分にFWウェイン・ルーニー=(27)マンチェスター・ユナイテッド=が先制。後半早々に同点とされたが、途中出場のMFフランク・ランパード(34)=チェルシー=が後半16分に勝ち越し点を挙げ、逃げ切った。通算成績はイングランドの4勝9分け11敗。 

 ウォルコットの右クロスからのこぼれ球をルーニーが落とすと、ランパードが静かに右足を振る。1−1の後半16分。ボールが右ポストをたたき、ゴール内に転がると、8万7453人の大観衆の多くが一斉に歓喜の声を上げ、喜んだ。2−1。23年ぶりの4勝目に勝利の立役者は「どんな相手にも勝てることを証明した。この意味は重い」と自信を示し、現在戦っているワールドカップ欧州予選について「重要なことは安定した力を発揮し、勝ち点を重ねること。ブラジルへ行かなければならない」と意気込んだ。

 来季の所属クラブは決まっていない。今季で12シーズン目となるチェルシーからはすでに契約延長しないことを通告され、米国のクラブへ移籍することが有力視されている。パフォーマンスの低下が懸念される中、ランパードは「引き続き国を代表してプレーを続けたい。今日は途中出場だったけど、それは監督が決めること。どんな形でも可能な限り代表チームに貢献したい」と話した。

 この日で代表戦は94試合目。あと6試合で100試合に達する。ホジソン監督は「フランクは100試合を達成できる。今後も彼を招集したい」と明言しつつ、移籍先については「もしイングランドでないのなら、欧州のクラブなら呼びやすい」と、米国より欧州のクラブへの移籍を薦めた。 (原田公樹)

 

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