アウディのアンバサダーに就任し、同社の車の前で記念写真に納まる香川=関西国際空港で(今泉慶太撮影)
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日本代表のFW香川真司(23)=マンチェスター・ユナイテッド=が7日、関西空港から渡欧した。6日の国際親善試合のラトビア戦(ホムスタ)で2アシストと活躍した香川は、13日に欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で対戦するレアル・マドリード打倒を掲げた。世界が注目する大一番でビッグインパクトを残すゴールを奪い、先発奪取するサクセスロードを描いた。また、GK川島永嗣(30)=スタンダール=らほとんどの代表選手がこの日に日本を離れた。
香川が世界一激しい生存競争へと思考のスイッチを切り替えた。各国のエース級が顔をそろえるマンUは、10日にリーグのエバートン戦、13日にはCLでレアル・マドリード戦の大一番を控える。日本代表の10番は、ビッグクラブでの先発奪取へ熱き思いを口にした。
「(レアルとは)ここで当たるのかと思った。目に見える結果、ビッグマッチで結果を残せたらインパクトが残る」
今季、リーグ戦25試合で先発は10試合。左膝のけがに加え、ルーニー、ファンペルシーら豪華攻撃陣の中で定位置を確保できずにいる。
「2チームできる選手層。毎日が勝負」と言い、「1日1日の疲労度は、ドルトムント時代とは比べものにならない」とも語った。また、数字だけでは届かない現実もある。
「(公式戦通算)10点以上取っているチチャリート(メキシコ代表FWエルナンデスの愛称)でさえスタメンではない。圧倒的な結果を残さないといけない。相当の努力とインパクトが必要になる」
その最大の好機が、最多9回のCL優勝を誇る超名門との対戦。世界中が熱視線を送る。願い、切望した舞台が間近に迫った。香川は「まずは次(エバートン戦)でアピールする」と前置きした上で、こう続けた。「自分の色を出して、自分というものを植え付けていく」。日本代表だけでなく、マンUでも中心軸になる。その道を切り開くため、まずは打倒レアルを完遂する。
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