(cache) 自分仕様のランチャを作成した記録 - 沈黙は金なり～ PONTATNOP BLOG

2007-12-19

自分仕様のランチャを作成した記録

C#学習

visualC#の学習をすこしずつ行ってきましたが、何とか動くランチャが完成しました。

自分の好みで設計したランチャの特徴は以下。

・ランチャをアクティブにした後、3秒間にボタンを押した回数によってアイテムを選択し、アクティブになって3秒後にアイテムを起動させる。

一つしかない…。

さて、では、Microsoft VisualC# Express Edition　でのマイランチャ開発を紹介します。

ランチャ名。

ものぐら　（ものぐさランチャの略）

setting.txtというファイルを別に用意。

中身はこんな感じ。起動させたいアイテムのフルパスを列挙。

C:\

D:\

C:\Windows

Form1に配置したもの。

button1

label1

timer1

process1

process2

contextMenuStrip1

Form1プロパティ。

MaximizeBox = false

MinimizeBox = false

ShowInTaskbar = false

TopMost = True

ApplicationSettings.Locationでフォームの表示位置を保存できるようにする。

MaximumSize　高さを40にした。

Text　は空にする。

MouseHover = Form1_Load

button1プロパティ。

BackColor = SlateGray

ForeColor = ActiveCaptionText

Text = 　"も"

label1は空にしておく。

timer1とprocess1はそのままにしておく。

process2のプロパティ。

StartInfo.FileName = setting.txt

(ビルド後、exeファイルと同じフォルダにsetting.txtを配置)

contextMenuStrip1の中身。

タイトルバー表示は表示位置移動のため。

タイトルバー非表示はその状態からの回復のため。

Exit

Setting

表示位置の保存

タイトルバーの表示

タイトルバーの非表示

コード①

using System;

using System.Collections.Generic;

using System.ComponentModel;

using System.Data;

using System.Drawing;

using System.Text;

using System.Windows.Forms;

using System.IO;

namespace monogura

{

public partial class Form1 : Form

{

public Form1()

{

InitializeComponent();

}

コード②

ボタンを押したときの回数のカウントに使う変数を2つ宣言。

これはtimer1の処理でも使うのでpublicにした。

ボタンを押したかどうかを判定するbool型変数を宣言。

これもtimer1の処理で使うのでpublicに。

public int b_t = 0;

public int b_c = 0;

public bool b_b = false;

コード③

起動時。

また、マウスカーソルがフォーム上に来たとき。(MouseHover)

変数b_cの初期化。

timer1の感覚を3秒に設定し、タイマースタート。

private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)

{

label1.Text = "";

b_c = 0;

timer1.Interval = 3000;

timer1.Start();

}

コード④

button1がクリックされたとき、変数b_bをtrueに。

ボタンを押した回数をカウントする。

setting.txtを配列l_itemに読み込み、ボタンを押された回数によって、配列からアイテムを取り出し、

private void button1_Click(object sender, EventArgs e)

{

b_b = true;　//ボタンを押したかの判別

int b_k = 1;

b_c = b_c + b_k;

label1.Text = Convert.ToString(b_c);

b_t = b_c;　//ボタンを押した回数のカウント。label1に一時その回数を表示。

string[] l_item = new string[10];

string r;

int i = 1;

StreamReader readtext = new StreamReader("setting.txt",

Encoding.GetEncoding("Shift_JIS"));

while ( (r = readtext.ReadLine() ) != null)

{

l_item[i] = r;　　

i += 1;

}

readtext.Close();

　　　　　　　　　　　　　　　//setting.txtを配列に読み込み、ファイルを閉じる。

label1.Text = l_item[b_c];

　　　　　　　　　　　　　　　//label1に配列からボタンを押した回数によって取り出したものを表示。

　　　　　　　　　　　　　　　//ここでは、ファイルに書かれたアイテムのフルパス。

}

コード⑤

タイマースタート後、３秒経過しての処理。

変数b_bによる判別処理。ボタンが押されていなかったら、タイマーを止め、label1に"Plese click 「も」"を表示。ボタンが押されていたら、process1のStartInfo.FileNameプロパティにlabel1の中身を入れ、 process1をスタート。(アイテムの起動。)タイマーを止め、label1に"Plese click 「も」"を表示。変数b_bを初期化。Form1がlabel1の内容の長さによってサイズ変更されるので、サイズの初期化も行う。

private void timer1_Tick(object sender, EventArgs e)

{

{

if (b_b ==false)

{

timer1.Stop();

label1.Text = "Plese click 「も」";　　　

}　　　　　　　　　　　　//ボタンが押されていない時の処理。

else

{

process1.StartInfo.FileName = label1.Text;

process1.Start();

timer1.Stop();

label1.Text = "Plese click 「も」";

b_b = false;

Size Form1_WH = new Size(33, 50);

this.Size = Form1_WH;

}　　　　　　　　　　//ボタンが押されたときの処理。

}

}

コード⑥

contextMenuStrip1のコード記述。

private void exitToolStripMenuItem1_Click(object sender, EventArgs

e)

{

Application.Exit();

} //Exitを選んだときソフトの終了。

private void settingToolStripMenuItem_Click

(object sender, EventArgs

e)

{

process2.Start();

}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　//Settingを選んだときsetting.txtを開く。　　

private void 表示位置の保存ToolStripMenuItem_Click(object sender,

EventArgs e)

{

Properties.Settings.Default.Save();

}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　//表示位置の保存を選んだとき位置を保存する。

private void タイトルバーの表示ToolStripMenuItem_Click(object

sender, EventArgs e)

{

this.Text = "ものぐら";

}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　//タイトルバーにTextを設定することによって、タイトルバーを表示させ、フォームの位置変更を可能とする。

private void タイトルバーの非表示ToolStripMenuItem_Click(object

sender, EventArgs e)

{

this.Text = "";

}

　　　　　　　　　　　　　　　　　//上の処理の後、通常の状態に戻す。

}

}

以上である。

書籍1冊とネット上の情報で比較的容易に自分が気に入るものを作ることができた。

こんな便利な開発環境が無償で使用できることに驚いている。

また、サンプルコードをインターネット上に読みやすく調べやすい状態に公開して下さっている方々に感謝したい。

利用させていただいたサイト。

http://homepage3.nifty.com/midori_no_bike/CS/

＠IT：連載　改訂版 C#入門

WoodenSoldier Software フリーソフト & プログラミング

C# と VB.NET の入門サイト

Permalink | コメント(0) | トラックバック(0)

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/pontatnop/20071219/p1

リンク元

沈黙は金なり ～ PONTATNOP BLOG

2007-12-19

自分仕様のランチャを作成した記録

沈黙は金なり～ PONTATNOP BLOG