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民主 大敗の原因“トップの失敗連鎖”2月8日 4時8分
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民主党は、先の衆議院選挙で大敗した原因などを検証した報告書の素案をまとめ、鳩山政権でのアメリカ軍普天間基地の移設問題や、菅元総理大臣の消費税を巡る発言など「党のトップによる失敗の連鎖が、期待はずれの政権というイメージを与え続けたため」と分析しています。
民主党は、衆議院選挙の大敗を受けて、3年余りの政権運営や選挙戦略にどのような問題があったのか検証作業を行っており、その報告書の素案が判明しました。
それによりますと、政権運営の問題点として、▽政治主導を目指し、官僚主導からの脱却を図ったが、官僚主導を否定しただけで不毛の対立を引き起こしたうえ、▽党運営でまとまりを欠いて最高幹部が分裂し、小沢氏らが党を離れる結果を招いたとしています。
また、衆議院選挙に大敗した原因について、▽鳩山政権でのアメリカ軍普天間基地の移設問題や、▽菅元総理大臣の消費税を巡る発言、それに▽野田前総理大臣が衆議院の解散時期を見誤ったことなど、「党のトップによる失敗の連鎖が、期待はずれの政権というイメージを与え続けたため」と分析しています。
そのうえで、党の立て直しに向け、意思決定の明確な規則を確立し、地方組織の強化に向け地方議員の拡大に全力で取り組むなどとしています。
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