【アキラ】
「ひぁ、あ……だ、だって、何か体が勝手に……ん、んぁ……っ」
かほるこがまた手を動かす。脇腹からお腹にかけてゆっくりと、優しくと言って良い程の力で撫でてくる。
それだけなのに、また体は勝手に反応して、声が漏れてしまう。女になったせいなのか、やたらと反応が過敏になってしまっている。
【かほるこ】
「ふふ……別にどんなマジックも使ってないさ。ただ、僕も女だからね。『女の体』についてはアキラよりも詳しくて当然だろう?」
【アキラ】
「そ、そういう問題なのか、コレ……あ、んぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、は……お願いだから、待って、かほるこ……んぅ、ちゅぅ……」
【かほるこ】
「ん、ちゅぅ……駄目に決まってるじゃないか。そんな可愛らしい仕草で言われても、本当に待って欲しいのか疑わしいよ、焉H」
かほるこはくすくすと楽しそうに笑っている。ヤバイ……このままじゃ、本当にヤバイ。