【かほるこ】
「時間を潰すのも兼ねて、道具の手入れだよ。ああ、心配しなくても大丈夫さ。今日はうっかり発動する様な物は出して無いからね」
【焉z
「ふーん、そうか……そういえば、普段はあまり見ない道具とかあるな」
【かほるこ】
「うん。対決には使えない物も結構あるからね。僕自身、道具の全てを把握しきれている訳でも無いしね」
机の上に並べられた道具は、見た目からは何か判らない物や、それこそ普通の『道具』にしか見えない物まで様々だ。
【かほるこ】
「……興味があるのかな、焉v
【焉z
「まぁな。やっぱり『魔法の道具』なんて普通は一生お目にかかれないからな。見てるだけでも楽しいし」
【かほるこ】
「ふむ……そうだね、それじゃ一つ、使ってみるかい?」
かほるこはそう言うとにやりと笑う。