そう言って綾女姉ちゃんが立ち上がると、俺の頬にキスをしてくる。
【綾女】 『あーちゃん、聞こえてる?』
【焉z 「ん、バッチリ……でも、相変わらず『接続』が恥ずかしいね」
【綾女】 『私は嫌いじゃないかな。あーちゃんにキスできるし』
【焉z 「……顔から火が出そうだ、勘弁してください」
俺の返答に綾女姉ちゃんが笑う。綾女姉ちゃんはテレパス弁慶で、テレパスで話す時は饒舌で感情豊かだ。