【ひかり】
「……あたしがやってあげるって言ってるの。口を開けなさい、焉v
姉貴が唐揚げを差し出したままジロリ、と睨んできた。
【焉z
「はい、判りました! あ、あーん……」
【ひかり】
「ふふ、あーん……ってね」
口の中に唐揚げが入ってくる。これまた旨い……旨いんだけど、今の流れはおかしかったぞ、いろんな意味で。
【ひかり】
「あ……もう、お弁当を付けて、だらしないわねぇ、あんた」
【焉z
「ん……あ、ああ、ごめん。ありがと」
頬についた米粒を姉貴は手で取ってそのまま食べる……なんだろう、なんだかこう、なんつーか……なぁ?