韓国の学者「対馬の盗難仏像、倭寇が略奪したもの」

韓国の学者「対馬の盗難仏像、倭寇が略奪したもの」

2013年02月07日17時26分
[ⓒ 中央日報日本語版]
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海神神社の「銅造如来立像」(左)と観音寺の「金銅観世音菩薩坐像」。
  文明大(ムン・ミョンデ)東国大学名誉教授は最近発表した論文で、日本・対馬で盗まれて韓国に搬入されたと推定される韓国古代の仏像2体のうち、高麗時代の観世音菩薩坐像は1330年に浮石寺で制作され、1370年代ごろ倭寇が略奪していったものだと主張した。

  文教授はその根拠として、「造像記」に仏像を浮石寺に永遠に納めるという内容がある半面、対馬観音寺に関する言及はどこにも見られず、合法的に日本に渡ったとすればその記録が残っていなければならないという点を挙げた。

  文教授はこの仏像が倭寇の侵入がピークだった1370年前後に略奪されたとみている。
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