匿名をいいことに誹謗中傷が渦巻くネット。特定が困難だった携帯からの投稿、犯人の特定可能に→即賠償

ケータイ投稿も“犯人特定”へ!悪質書き込みは即賠償

2011/08/03


匿名をいいことに、誹謗中傷が渦巻くネットの世界。その傍若無人さに歯止めをかける動きが活発化している。

書き込み主の特定が困難だった携帯電話からの投稿に対し、“被害者”が、携帯端末ごとに割り振られる「個体識別番号」の開示を通信事業者に請求できるようになる。言われなき書き込みに心を痛める“被害者”には朗報だ。

総務省は今秋をめどに、個人のプライバシーや著作権を侵害するネット掲示板などの書き込みについて、携帯電話からされた場合、端末1台ごとに付与されている個体識別番号の開示を、NTTドコモなど通信事業者に請求できる制度をスタートさせる。

これまで、パソコンからの誹謗中傷の書き込み主については、“被害者”によるプロバイダーへの 「IPアドレス」や「書き込み時刻」の開示請求が法的に認められていたため、特定しやすかったが、携帯端末は、複数のIPアドレスに“相乗り”してネットにアクセスするため難しかった。

個体識別番号が開示されるようになると、特定できるため、“被害者”の反撃態勢も整うことになる。

ただ、ネット業界の反応はまだら模様だ。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「悪質な書き込み主に対し、名誉毀損による賠償を請求できやすくなるのは歓迎」と賛成の立場を取りつつも、こんな懸念を示す。

「悪質の定義が明確でないのがやや危険。携帯の書き込みはパソコンよりも気軽なことが多い。悪意がないのに、過剰反応した“被害者”から突然、内容証明を送りつけられる恐れもある」

通信事業者も発信者の個人情報まで安易に開示するわけではなく、権利侵害が明らかな場合に限られ、もちろん、裁判所の命令や警察の令状が必要だ。

悪質な書き込みをめぐっては、今年5月、女優の麻木久仁子が、親族への書き込みをめぐり、裁判所に、プロバイダーへの発信者情報開示を求めて認められた。

配慮を欠いたコメントを書き込むと痛い目に遭う−。ネットユーザーは、しっかりと肝に銘じた方がいい。

ソース:ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/5751884/
【ネット】 匿名をいいことに掲示板に悪質な誹謗中傷書き込み→ケータイ投稿でも即賠償請求へ…夕刊フジ報じる★3
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1312333334/l50

民事裁判の場合は、掲示板の運営サイトから聞いたIP番号をプロバイダーに問い合わせする。そしてプロバイダーから投稿した人間に連絡がきます。

この時点で悪質な投稿した本人が情報開示を許可すれば、相手に内容証明を送り裁判を行う事が出来ますが、悪質な投稿者が開示を拒否した場合、今度は情報を開示する裁判を行う事が出来ます。手数料は13000円程度。

そして情報開示を裁判所に認められれば、強制的に相手の名前と住所が教えて貰えます。

名誉毀損の慰謝料は100万〜300万円とか、簡易裁判でも140万円まで賠償金を請求出来ます。ネットを舐めてたら大変な出費を喰らいます。






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