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円安による業績改善は企業によって濃淡があるようだ。今日の相場でストップ安まで売り込まれたニコンは、為替感応度が13.1−3月期の営業利益ベースでほぼゼロ億円との見通しがネガティブ・サプライズとなった。超円高の時期に為替予約を進めていたこと、ドル建ての部品や素材の調達を増やしたことなどから、企業によっては円安進行による利益改善の効果が以前ほど大きくない。ヤマハに関しても円安恩恵は軽微に留まるようで、業績悪化も伴って大幅安となった。これまで輸出関連株を中心に円安進行が諸手を挙げて歓迎されていたが、今後は為替感応度による選別物色が一段と進むだろう。
引け後に発表された決算ではソニーに注目が集まりそうだ。12.4−12月期の売上高は前年同期比4%増の5兆678億円、営業損益は829億円の黒字(前年同期は658億円の赤字)となった。液晶テレビ事業の採算改善に加え、映画、音楽、金融分野が好調。ゲームやデジタル家電などエレクトロニクス部門は競争激化で苦戦したものの、コスト削減でカバーした。同社CFOは円安進行について「下期(12.10−13.3月期)の営業利益に約170億円寄与する」と述べており、14.3期に現在の水準で円相場が推移した場合は「かなり効いてくる」との見通しを示した。今日の相場では業績回復への期待感から買いが入っていたが、資産売却等を織り込んだうえで13.3期見通しは据え置きとしており、この結果の捉え方が相場の地合いを計る材料となりそうだ。
7日の東京市場は日経平均は反落、TOPIXは小幅続伸。寄り付き前に発表された12月機械受注が市場予想(前月比0.6%減)に反して増加(同2.8%増)となったものの、円安基調の一服や伊政局不安の再燃、欧州株の下落などに加え、前日大幅高の反動から朝方は利益確定売りで軟調に推移した。後場にかけては、今晩のECB理事会の討議内容を見極めたいとの向きや明日のオプションSQを控えて手仕舞い売りが膨らみ、日経平均は11300円台を割り込む場面があった。東証1部の売買高は概算で51億4000万株と、東日本大震災直後の2011年3月15日(57億7715万株)以来の多さとなった。個別では、大幅増額修正が好感されたマツダ、3Q大幅増益の古河電などが人気化。一方、高級デジカメの不振で減益見通しとなったニコンはストップ安まで売り込まれた。売買代金上位はマツダ、みずほ、ソニー、パナソニック、三菱UFJなど。業種別では、値上がりはパルプ・紙、証券、海運、空運、石油・石炭など。値下がりは精密機器、食料品、機械、保険、倉庫・運輸などが上位に並んだ。
7日前場の東京市場で日経平均は反落。売り一巡後に下げ渋る場面もみられたが、戻り売りに上値を押さえられて前場の取引を終えた。他方、TOPIXはプラスを確保するなど、高安まちまち。業種別では、パルプ・紙、海運業、不動産業が値上がり率上位。一方で、精密機器、機械、食料品が値下がり率上位となった。売買代金上位は、マツダ、みずほ、ソニー、トヨタ、ニコンなど。
米国株式市場のまちまちな値動きを受けて、朝方の東京市場は方向感を欠く。日経平均が利益確定売りに押される一方、TOPIXは底堅く推移するなどまちまち。東証1部の値上がり銘柄数は718、値下がり銘柄数は814となっており、やや売りが優勢。規模別株価指数は大型が下落、中型、小型が上昇した。ソニー、三井不、川崎汽船が高く、アドバンテスト、ニコン、キヤノンが安い。昨日大幅高した反動で利益確定売りが膨らんだ。円の強含みを受けて輸出関連株を中心に値を下げたものの、不動産株やメガバンク株など内需関連の一角が底堅く推移するなど、選別物色の動きが鮮明となった。日経平均は一時、前日比100円超の下落幅となるも、11300円を意識して買い戻された。後場も押し目買いで下げ渋れるか見極めたい。
東京市場は底堅い展開か。米株の上げ一服や欧州株の下げが警戒要因となりそう。主力株の一部には安寄りスタートが予想されるが、円安基調を背景に押し目買いで下げ渋る構図は変わりそうにない。日銀総裁の辞任表明を織り込んだ為替市場で一段の円安が見られるかが焦点となりそうだ。
一方、取引時間中はオプションSQ前に先物主導で加速する場面が目立っており、その反動には注意したい。また、信用買い残の1兆7000億円超えや、裁定買い残などは先週時点で3兆7505億円まで急激に積み上がっており、外部環境が悪化した場合に下げ幅を大きくしやすい懸念材料として留意が必要だ。
日経平均の予想レンジは11400円−11550円。5日線、転換線などの短期指標の好転を背景に上値追い期待は強い。一方、ザラ場ベースの11500円は、2010年4月高値11408円〜2011年11月安値8135円までの下げ幅3273円を2012年6月安値8238円から同値幅上げた11511円と一致する節目。11500円以上の主要な上値メドは、2008年3月安値11691円がある。 変化日として重要なのは2/18、3/11-12の前後。週間ベースでは、2010年8月第4週〜2011年11月第3週までの「65週」に対等する2013年2月第2週、2012年6月第1週から「41週〜42週」が経過する2013年3月第2週〜第3週が重要な変化週となる。
6日のNY株式相場はまちまち。ダウ平均は7.22ドル高の13986.52ドルで終了した。寄り付き早々に一時66.12ドル安まで下落する場面があったが、売り一巡後には株主還元を拡大させた3Mに買いが入ったほか、堅調な決算を発表したチポトレやラルフローレンなどを中心に相場を下支えた。NASDAQは前日比3.10ポイント安の3168.48ポイント、S&P500は0.83ポイント高の1512.12ポイントで終了した。
円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ20円安の11410円、ドル建ては5円安の11425円で終えた。