『OH!マイホーム〜地球の暮らし方〜』FCT福島中央テレビ発22局ネット 2月9日土曜日 午前10:30〜11:25放送

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出演者:山瀬まみ、山崎弘也(アンタッチャブル) ナレーション:荒川良々

世界の変わった家に、ディレクターが突撃ホームステイ!驚きの生活を体験しながら「なぜこの家に住み続けるのか?」を探ります。ユニークな家に暮らす世界の家族たち…ユニークな家の気になるところはもちろん、そこでの暮らしぶりや家族との触れ合いを体験し、『家や家族のあり方』について考えていきます。今回は、オランダ・アムステルダムの運河に浮かぶハウスボートと南米ペルーの山岳地帯にあるチチカカ湖の浮島・ウロス島のトトラの家にホームステイして、ユニークな家に住む理由や暮らしぶりを紹介します。

草(?)の家にホームステイ!

アンデスの山岳地帯、標高3890メートル、富士山よりも高い場所にあるチチカカ湖。面積は琵琶湖の12倍。インカ帝国発祥の地ともいわれています。チチカカ湖、湖畔の町・プーノからモーターボートで40分。大小60の島に1700人が暮らすウロス島が見えてきます。彼らが住む島は、チチカカ湖に生えるトトラという植物で作った人工の浮島。その浮島の上に建つ家もトトラで作ります。トトラは食料にも燃料にも肥料にもなる、まさにウロス島の人々には欠かせない植物なのです。ディレクターは、3世代17人が暮らすオルランドさん(31歳)ファミリーの島にホームステイします。伝統的な生活と近代的な生活のはざまにある今でもウロス島に住み続ける理由とは…?皆川ディレクターコメント:今回、飛行機で一気に富士山よりも標高が高い場所に着いたときは、ちょっと頭がぼぉ〜としました。それからロケを続けているうちに絶えず頭を締め付けられているような痛みが…。これが高山病の兆候なのかなと思いつつ、酸欠にならないよう、なるべくゆっくり行動するよう心がけました。ウロス島でホームステイしてまず感じたことは、とにかく家族がとっても仲が良いこと!子を思い、親を敬う気持ちがひしひしと伝わってきました。狭いトトラの家のひとつのベッドで家族がかたまって寝ている姿は微笑ましく、そしてとっても愛おしく見えました。ふるさと、そしてマイホームとは、…を改めて感じてください。

ハウスボートにホームステイ!

アムステルダムのハウスボートにホームステイすべく向かったディレクター。迎え入れてくれたのは、地上では自転車屋を営むヤン・ウィレムさん46歳・ウィレンメンさん42歳夫妻と13歳の双子、10歳の娘が住む5人家族。部屋の間取りは日本の感覚で言うと、3LDK。朝・晩の食事を全て一人で作る父・ウィレムさんをはじめ、どこまでも人懐っこい5人家族は、はるばる日本からやって来たディレクターもまるで家族の一人のように迎えいれてくれ、さらには隣り近所のハウスボートの住民たちとの飲み会にまで連れていってくれました。浅井ディレクターコメント:船で暮らす喜びを感じていると言う子どもたちを含め、日本人でもここまで心底愛し合っている家族をちょっと見たことがない、と感じました。それはたまたまこの家族だけがそうなのか、あるいはオランダの風土がそうさせるのか。ちなみに、日本製のiPhoneケースをヤンさんにプレゼントした時、いつも黙々と日々を送っている風に見えた彼が、にわかにテンションが上がったのでありました。

オランダ・ハウスボートとは…オランダの首都・アムステルダムの運河沿いに停泊する船の数々。世界でもよく知られたその景観は、世界遺産にもなっています。しかしその中には、実は船そのものを住宅にしている人も多く、今では2500隻もの住宅としての船(=ハウスボート)が存在するのです。もともと海抜が極端に低く、旧市街の家に住むのは値段が高いことから、運河に停泊する船を住居にする人が急激に増え始めたのは1970年代のことでした。