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集団的自衛権行使は認めるべきでない2月7日 21時40分
公明党の山口代表は日本外国特派員協会で講演し、集団的自衛権の行使について、「憲法上、許されないという政府の一貫した考え方を支持する」と述べ、認めるべきではないという考えを強調しました。
この中で山口代表は、「安倍総理大臣は、『集団的自衛権を使うことも認めるべきだ』という立場だが、憲法解釈の変更や憲法の改正は簡単にはできない。安倍総理大臣は、まずは専門家の議論に委ねるという姿勢だと思う」と述べました。
そのうえで山口氏は、「集団的自衛権を持つことは認められているが、使うことは憲法上、許されないというのが政府の一貫した考え方であり、公明党はそれを支持する。集団的自衛権の行使を認めれば、海外で武力を使う道を開くことになり、国民も近隣諸国も心配する」と述べ、集団的自衛権の行使を認めるべきではないという考えを強調しました。
一方、山口氏は、「安倍総理大臣は靖国神社に参拝すべきかどうか」という質問に対し、「第1次安倍内閣のときは、周辺諸国への影響を熟慮して、問題を起こさないよう努力した。安倍総理大臣が賢明に判断するだろう」と述べ、参拝すべきではないという考えを示しました。
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