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ロシア国防省“侵犯ないはず”
2月7日 21時21分

防衛省が7日午後、北海道の利尻島の南西でロシアの戦闘機2機が日本の領空を侵犯したと発表したことについて、ロシア国防省のゴルデーエフ報道官は7日、国営のイタルタス通信に対し、「ロシア軍の航空機の飛行はレーダーなどの機器で客観的に記録されていて、国際法を厳格に守り、ほかの国の領空を侵犯することなく実行されている」と述べて、ロシア軍機による領空侵犯はないはずだと主張しました。
これと併せて、ゴルデーエフ報道官は、ロシア軍が北方領土を含む千島列島周辺で軍事演習を行っており、7日から戦闘機などが参加する訓練を本格的に開始したと説明しましたが、利尻島付近で戦闘機を飛行させたかどうかについては明らかにしていません。

ロシア太平洋艦隊は否定

ウラジオストクに司令部を置くロシア太平洋艦隊の報道官は7日、NHKの取材に対して、「ロシアの戦闘機はいかなる領空侵犯もしていない」と述べ領空侵犯を否定しました。
ロシア軍は今月5日から、千島列島周辺で、およそ1000人が参加する軍事演習を行っていました。

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