【朝日】 2013/2/6夕刊1面「尖閣国有化前も照射」、2013/2/6朝日新聞デジタル「尖閣国有化前から射撃レーダー照射 政府関係者明かす」
《注意報1》 2013/2/7 19:00
朝日新聞は、2月6日付夕刊1面で、東シナ海での中国軍による自衛隊への射撃用レーダー照射が昨年9月に尖閣諸島を国有化する前にもあったことがわかったなどと報じました。これと同じ内容の記事が「尖閣国有化前から射撃レーダー照射 政府関係者明かす」という見出しで、ニュースサイト「朝日新聞デジタル」無料版にも掲載されました。しかし、当機構が確認したところ、記事掲載から約2時間後の同日午後10時ころ、記事がニュースサイトから削除されていました。この記事が短時間で削除された理由はわかっていません。(*)
7日朝、森本敏前防衛大臣がテレビ朝日の番組「やじうまテレビ」に出演し、尖閣国有化前のレーダー照射について「知りません」と答えています。日本経済新聞は、7日付朝刊で「民主党政権時代にも尖閣諸島国有化後に中国艦船からレーダーを照射された事実も明らかになった」と報じています。他方、毎日新聞は「尖閣国有化前後にも周辺海域でレーダーの照射はあったが、当時の野田政権は公表しなかった」という政府関係者のコメントを伝えています。
朝日新聞の記事では、国有化前のいつレーダー照射があったのかなど、具体的な情報は明らかになっていません。菅義偉官房長官は、7日午前の記者会見で、国有化前のレーダー照射についての質問に「そこは掌握していません」と答えています。
尖閣国有化前から射撃レーダー照射 政府関係者明かす t.asahi.com/9nyj
— 朝日新聞政治ニュースさん (@asahi_pol_r) 2013年2月6日
■官房長官記者会見(2013年2月7日午前)(首相官邸)
■「尖閣国有化前から複数回、レーダー照射あった」 日中関係悪化を懸念して民主党政権公表せず?(J-CAST 2013/2/7 18:12)
(*)朝日新聞の問い合わせ窓口では「個別の記事の削除理由についてはお答えできない」としています。
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