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【大リーグ】

小林宏、メジャー昇格できなければ引退 エンゼルスのキャンプに向け、渡米

2013年2月7日 紙面から

渡米する小林宏之投手=5日午後1時15分、成田空港

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 エンゼルスとマイナー契約を結んだ小林宏之投手(34)=前阪神=が6日、招待選手として参加するメジャーキャンプに向けて成田空港発の航空機で渡米。メジャー昇格できなかった場合、現役引退を覚悟していることを明らかにした。

 「とにかく挑戦。最後のつもりでやる。悔いが残らないよう120%の力を出すつもりで臨みたい」。当たって砕けるしかない。阪神退団後にロッテの入団テストを受けたが、残念ながら不合格。わらをもつかむ思いで一時は封印した大リーガーへの道を選んだ。

 ロッテ、阪神でプレーし、通算75勝74敗29セーブ。阪神で2年目の昨季はロッテ時代に経験のある先発への転向を期したが、不振で1軍出場なし。昨年10月には戦力外通告を受けた。昨季の実績ゼロだけに、アリゾナ州テンピで12日(日本時間13日)から始まるキャンプは毎日がサバイバルとなる。エ軍のマイナー招待投手は小林を含めて計8人。「契約はしたが、厳しい状況に変わりはない。(オープン戦期間開始から)3日でリリース(解雇)されるかもしれないし。一日一日を大切にやっていきたい」と決意をにじませた。

 このままキャンプ地に入り、キャンプ初日に備えて調整する方針。現役続行には大リーガーになるしかない。小林が背水の陣で臨む。 (鶴田真也)

 

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