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【プロ野球】

星野楽天 強鷲打線プラン 96年強竜打線再現!?

2013年2月7日 紙面から

 楽天が96年版「強竜打線」を再現する。星野仙一監督(66)は6日、新加入したジョーンズ、マギーの両外国人を4番と6番に置くプランを明かした。闘将が思い描くのは、パウエルと山崎を4番と6番に据えたナゴヤ球場最終年の星野竜オーダーだ。

 メジャー通算434発のジョーンズと61発のマギーをあえて並べず、間に1人を挟む。「まだ分からんが、その方が相手も怖いやろ」。1番と3番には聖沢と松井、5番と7番には成長著しい枡田と銀次。8番と9番に嶋と鉄平。これが今季の楽天打線の理想形だ。

 過去にも似た発想で組んだ打順がある。96年の中日だ。4番に首位打者を獲得したパウエル、6番に本塁打王の山崎。上位には高い技術の好打者を並べ、下位には長距離砲が控える。その破壊力は「強竜打線」と恐れられた。「そんな昔のことは忘れたわ」。指揮官の表情は自然と緩んだ。

 キャンプ前から「てっぺんを取れるレベルになった」と公言してきた。その核になるのが両外国人だ。

 この日のフリー打撃では、ジョーンズがスコアボード直撃の推定150メートル弾。西武の福島スコアラーは「率も残せるタイプ」と広角打法のマギーも警戒した。昨季のチーム本塁打は12球団最低の52発。懸案の攻撃力不足が解消されれば、球団初の「てっぺん」も見えてくる。 (井上学)

 

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