今夜ご紹介する本

2013.02.07(thu)
おすしのせかいりょこう(金の星社)
著:竹下文子
江:鈴木まもる

「おすしのせかいりょこう」後編

コトトン コトトン コトトン トン!旅にでた「おすし」達。
ニューヨークにリオ!お次は「スパゲッティに ピザ」の国。
そしてお次は「ボンジュール マドモワゼル」の国。
パンもいいけどご飯にさかなでおすしだよ〜!!
コトトン コトトン コトトン トン!
もっと南へ進んだら…南極だ!
いろんな国、人がいるんだね〜。おすしの旅はまだまだ続く。

Present

毎週5名様に番組オリジナル の図書カード2,000円分をプレ ゼントいたします。 番組へのメッセージとともに 是非ご応募ください!
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放送スケジュール

2012.10.01(mon)
ブレーメンのおんがくたい (講談社)
(「名作を1冊で楽しむ グリム絵本館」より)
著:若林ひとみ
絵:杉田豊
「ブレーメンのおんがくたい」第一夜

むかしある家にロバがいました。
でも、年をとって前のように働けなくなるとだんだんとえさも
もらえなくなりました。そこでロバは、家を飛び出し
街のおんがくたいにやとってもらうためブレーメンを目指します。
その旅の途中、年をとった犬や猫、そしていい声の雄鶏に出会いました。
4匹は、一緒にブレーメンを目指すことにしました。

ブレーメンのおんがくたい (講談社)
(「名作を1冊で楽しむ グリム絵本館」より)

2012.10.02(tue)
ブレーメンのおんがくたい (講談社)
(「名作を1冊で楽しむ グリム絵本館」より)
著:若林ひとみ
絵:杉田豊
「ブレーメンのおんがくたい」第二夜

4匹は、ブレーメンを目指して森へと入りました。
日も暮れてきたその時、森の中に一軒の家から明りが見えました。
そっと窓に近づき中を覗き込むと…そこはなんと泥棒たちの住処。
テーブルには美味しそうなごちそうがたくさんならんでいます。
4匹は、一斉に大きな声で鳴き泥棒たちを驚かせました。
窓に映る彼らのシルエットをみて泥棒たちは逃げだします。
そして、ごちそうをたらふく食べて寝ることにしました。

ブレーメンのおんがくたい (講談社)
(「名作を1冊で楽しむ グリム絵本館」より)

2012.10.03(wed)
ブレーメンのおんがくたい (講談社)
(「名作を1冊で楽しむ グリム絵本館」より)
著:若林ひとみ
絵:杉田豊
「ブレーメンのおんがくたい」最終夜

ロバは外のわらの上、犬はドアのそば、猫は暖炉の前
雄鶏は天井の横木に、それぞれ疲れた体を休めることにしました。
4匹に驚かされた泥棒たちは、明かりが消えた自分たちの住処を
訪れ中の様子を伺うことに…。でもそっと忍びこんだ泥棒の子分は
暗くなった家の中で大変な事にあうのでした。

ブレーメンのおんがくたい (講談社)
(「名作を1冊で楽しむ グリム絵本館」より)

2012.10.04(thu)
「コオロギが」「どんぐり」(理論社)
(「まど・みちお全詩集〈新訂版〉」より)
著:まどみちお
編:伊藤英治
目に映るものや聞こえてくる音で「秋」を感じたりします。
今夜は、そんな秋の風情をうたった「まど・みちお全詩集」の中から
「コオロギが」「どんぐり」を紹介します。
コオロギの鳴き声を聞いたり、どんぐりが落ちるのを見たり。
そんな世界から「秋」を感じて下さい。

「コオロギが」「どんぐり」(理論社)
(「まど・みちお全詩集〈新訂版〉」より)

2012.10.05(fri)
水をのみにきたしか (チャイルド本社)
(「読み聞かせイソップ50話」より)
著:よこたきよし
絵:いたやさとし
大きな立派な鹿が泉に水を飲みに来ました。
水に映る自分の立派な「つの」を見てうっとりとします。
でも、気に入らないのは細い足。もっと力強くて太い足になりたい!
そんなことを考えていたら…ライオンが鹿を狙ってゆっくりと
近づいてきます。あわてて逃げる鹿!しかし!!
あのうっとりと見ていた立派な「つの」が
木の枝に引っかかって逃げれなくなります。

水をのみにきたしか (チャイルド本社)
(「読み聞かせイソップ50話」より)

2012.10.08(mon)
よみきかせ日本昔話 おむすびころりん
(講談社)
著:令丈ヒロ子
絵:真珠まりこ
「おむすびころりん」第一夜

むかしむかし…
まじめで正直者のおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんはおばあさんが作ったおむすびを持って
山へしばかりにいきました。
そして、いつものようにおむすびを食べようとしたその時です!
おむすびがころころと転がった穴へ落ちてしまいました。
おじいさんが穴をのぞいてみると…中から歌が聞こえてきました。
愉快になっておむすびを全部穴へと落としたら、なんとおじいさんも
穴へと落ちてしまいました。

よみきかせ日本昔話 おむすびころりん
(講談社)

2012.10.09(tue)
よみきかせ日本昔話 おむすびころりん
(講談社)
著:令丈ヒロ子
絵:真珠まりこ
「おむすびころりん」第二夜

おむすびとともに穴に落ちてしまったおじいいさん。
穴の底で歌っていたのは、なんと!大勢のねずみたちでした。
ねずみたちは、おむずびのお礼にとおもちをついてくれました。
とてもおいしくて楽しい時間を過ごしたおじいさんに
おもちのおみやげも持たせてくれました。
家に帰ってお土産の包みを開けてみると、宝物がたくさん出てきました!
それを、隣のけちで欲張りなおじいさんとおばあさんが見ていたのです。

よみきかせ日本昔話 おむすびころりん
(講談社)

2012.10.10(wed)
よみきかせ日本昔話 おむすびころりん
(講談社)
著:令丈ヒロ子
絵:真珠まりこ
「おむすびころりん」最終夜

けちで欲張りな隣のおじいさんとおばあさんもおむすびを作り
ねずみの穴へまっしぐら!おじいさんは、ねずみに会うなり
歌ってもちをつけ!と命令します。そして、宝物を独り占めしようと
ねずみが嫌がるねこの真似をして驚かします。
ねずみがいなくなったあと…おじいさんはどうなったのでしょうか?

よみきかせ日本昔話 おむすびころりん
(講談社)

2012.10.11(thu)
どんなにきみがすきだかあててごらん
(評論社)
著:サム マクブラットニィ
絵:アニタ ジェラーム
翻:小川仁央
「どんなにきみがすきだかあててごらん」前編

小さな茶色い野うさぎはお休みの時間。
大きな茶色い野うさぎの長い耳につかまって
ベットへ行くところ…。
その途中、小さなうさぎは大きなうさぎに質問をする。
「どんなにきみがすきだかあててごらん?」
小さなうさぎは言います「背伸びせいいっぱい好きだよ。」
するとまた大きなうさぎも負けじと伝えます。
お互いがどのくらい好きなのかを体全部を使って伝え合います。

どんなにきみがすきだかあててごらん
(評論社)

2012.10.12(fri)
どんなにきみがすきだかあててごらん
(評論社)
著:サム マクブラットニィ
絵:アニタ ジェラーム
翻:小川仁央
「どんなにきみがすきだかあててごらん」後編

「どんなにきみがすきだかあててごらん?」こんな問いかけから
ちびうさぎとでかうさぎはお互いをどれくらい好きなのかを
伝え合っています。たくさんの「好き」を交換しているうちに
ちびうさぎはだんだんと眠たくなってきました。
でかうさぎはちびうさぎをベットに寝かしながら
それでもまた優しくささやくのでした。

どんなにきみがすきだかあててごらん
(評論社)

2012.10.15(mon)
わすれられないおくりもの(評論社)
著:スーザン・バーレイ
訳:小川仁央
「わすれられないおくりもの」第一夜

賢くていつもみんなから頼りにされているアナグマは
困っている友達は必ず助けてあげます。
それに大変年をとっているのでたくさんの事を知っています。
そして、年齢のいったアナグマは「死ぬのがそう遠くないことも」
知っています。前のように体が動かなくてもくよくよしません。
ただ、後に残していく友達が気がかりなのでした…。
そんなある日、アナグマは不思議な夢をみたのです。

わすれられないおくりもの(評論社)

2012.10.16(tue)
わすれられないおくりもの(評論社)
著:スーザン・バーレイ
訳:小川仁央
「わすれられないおくりもの」第二夜

ある夜、ぐっすりと寝入ったアナグマは
不思議でとても素敵な夢をみました。
その夢とは、年をとって体も若い頃のように
動かなくなったはずのアナグマが走っているのです。
もう、杖もいりません。
地面からも浮きあがったように感じてとても自由でした。
次の日の朝、アナグマはいつものようには起きてはきませんでした。
その夜、雪が降り寒い冬が始まりました。

わすれられないおくりもの(評論社)

2012.10.17(wed)
わすれられないおくりもの(評論社)
著:スーザン・バーレイ
訳:小川仁央
「わすれられないおくりもの」最終夜

アナグマを亡くし森のみんなは泣きました。
しばらくしてもアナグマとの思い出をみんなで語り合いました。
カエルは初めてスケートを習った時のことを
キツネはネクタイの結び方を習ったこと。
そして、料理上手のうさぎの奥さんはアナグマに教わった
しょうがパンの話。みんな誰にも何かしらアナグマの思い出がありました。
森のみんなの中にはアナグマが残した知恵や宝物がたくさんあったのです。

わすれられないおくりもの(評論社)

2012.10.18(thu)
おやゆびひめ(講談社)
「子どもとお母さんのためのお話」より
著:西本鶏介
絵:いもとようこ
「おやゆびひめ」前編

魔女からもらった1粒の種をまくとみるみるうちに
チューリップの花が咲き…なんと、その中にはかわいい
女の子が座っていました。小さな女の子は「おやゆびひめ」と
名付けられ大事に育てられましたが、ある晩1匹のひきがえるが
眠っているおやゆびひめを連れ出してしまいました。
目を覚ましておやゆびひめは泣きました。

おやゆびひめ(講談社)
「子どもとお母さんのためのお話」より

2012.10.19(fri)
おやゆびひめ(講談社)
「子どもとお母さんのためのお話」より)
著:西本鶏介
絵:いもとようこ
「おやゆびひめ」後編

ひきがえるに連れ去られ、こがねむしからも見放された
かわいそうなおやゆびひめ。外は寒くお腹は減り
やっとの思いで野ネズミの家をノックしました。
親切な野ネズミのおばさんは中に入れ食事も用意してくれました。
しばらく野ネズミの家にお世話になっていたある日、
となりに住むお金持ちのモグラがやってきました。
モグラはおやゆびひめを気に入り、お嫁さんにすることにしました。
結婚式当日、困ったおやゆびひめを助けてくれたのは…?

おやゆびひめ(講談社)
「子どもとお母さんのためのお話」より)

2012.10.22(mon)
おしゃべりなたまごやき(福音館書店)
著:寺村輝夫
絵:長新太
「おしゃべりなたまごやき」第一夜

ある国のある王様のお話。
王様は毎朝、朝のあいさつのために
「あいさつの部屋」へと向かいます。
大臣の挨拶から始まって勉強の先生、お医者さんにコックさんまでもが
みんなが順番に王様にあいさつをしていきます。
やれやれと思いつつ、王様は1人でお城の中で遊び始めました。
するとそこに「にわとり小屋」がありました。
窮屈そうにしているにわとりを自由にしてあげるため小屋の扉を
開けてしまうのでした。

おしゃべりなたまごやき(福音館書店)

2012.10.23(tue)
おしゃべりなたまごやき(福音館書店)
著:寺村輝夫
絵:長新太
「おしゃべりなたまごやき」第二夜

わぁ!!大変だ〜!!王様はあわてます。
にわとり小屋の扉を開けてしまったので一斉ににわとりたちが
飛び出てきました。この様子を見ていた見張りの兵隊たちは王様が
にわとりに追われてると騒ぎ始めました。
でも、問題になったのは、誰がにわとり小屋の扉を開けたか…です。
やっとの思いで部屋に戻った王様は、手に小屋のカギを持っていることに
気がつきます。すると…その姿をなんとめんどりに見られてしまったのです。

おしゃべりなたまごやき(福音館書店)

2012.10.24(wed)
おしゃべりなたまごやき(福音館書店)
著:寺村輝夫
絵:長新太
「おしゃべりなたまごやき」第三夜

王様の部屋へ大臣とコックさんが入ってきました。
なにやら、この部屋の近くでにわとり小屋のカギが見つかったそうです。
王様の部屋まで捜査が始まりました。でも証拠はなく部屋にいたのは例のめんどりでした。
めんどりは連れていかれましたがそこには…なんと!
生みたての卵がありました!

おしゃべりなたまごやき(福音館書店)

2012.10.25(thu)
おしゃべりなたまごやき(福音館書店)
著:寺村輝夫
絵:長新太
「おしゃべりなたまごやき」最終夜

さて、その日の夕方。
大臣が訪ねてきて王様に言いました
「この騒動に驚いたにわとりが今日は卵をうまない」…と。
朝のあいさつで王様にたまごやきをリクエストされたのに
作れないコックは自ら牢屋に入ってしまったそうです。
王様は、めんどりが生んださっきの卵を思い出しました。
それで、コックも牢屋から出すことに。
さぁ、晩ごはんの時間ですよ、王様。
でも…たまごやきから何か聞こえるよ??

おしゃべりなたまごやき(福音館書店)

2012.10.26(fri)
共有(集英社)
(「ショート・トリップ」より)
著:森絵都
流浪の民とよばれるユビ族の長老は
「定住の時代」だということを知っている。
でも、家は人と人を区切る箱だ。
いくら時代が変わろうとも彼らはかたちをかえない。
区切りを持たない。流浪しながらも目に映ったすべてを
共有する、それこそがユビ族の絆。
彼らの絆を表す「共有」のかたちとは…??

共有(集英社)
(「ショート・トリップ」より)

2012.10.29(mon)
ああ いそがしい いそがしい!(評論社)
著:ジョナサン シップトン
絵:マイケル フォアマン
翻:せな あいこ
ママは朝からご機嫌ななめ…。
本も読んでくれないし、ビスケットもくれない。
一緒に遊んでくれない。ママはすごくいそがしんだって。
掃除に洗濯、ご飯の用意。だから僕はいいこにしてたよ。
でも、ママはうまくいっていないみたい…。
ママのほっぺから大きな涙がころころって落ちた。

ああ いそがしい いそがしい!(評論社)

2012.10.30(tue)
りんごのなかのビリー(あかね書房)
著:ひだ きょうこ
「りんごのなかのビリー」第一夜

真っ赤なリンゴの中に住むいもむしのビリー。
ビリーは、いつも愉快なことを考えています。
夜、さかさまになったサーカスではどんな演技をするのかな?
街中の道がピアノの鍵盤だったら?とか…。
愉快で楽しいことをいつも考えています。
そこに、ふくろうのジジットさんがやってきました。

りんごのなかのビリー(あかね書房)

2012.10.31(wed)
りんごのなかのビリー(あかね書房)
著:ひだ きょうこ
「りんごのなかのビリー」第二夜

ビリーは、ふくろうのジジットに愉快な話を聞かせます。
大喜びのジジットさんは、ビリーの話をみんなにも聞かせたくなります。
そこで、ひらめきました!特性のリンゴの紙を使った新聞
「リンゴの中のビリー新聞」が始まりました。
読んでもらいたいところに届くよ、きっとね。

りんごのなかのビリー(あかね書房)