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イングランドが2ー1でブラジルを撃破

Goal.com 2月7日(木)6時30分配信

イングランドが2ー1でブラジルを撃破

'festejo Inglaterra vs Brasil'

6日に行われた国際親善試合、イングランド対ブラジルの一戦は、2ー1でイングランドが勝利を収めた。

イングランドは、アシュリー・コールが先発に名を連ね、代表100キャップを達成。対するブラジルは、久々の代表となったロナウジーニョがスターティングメンバーでトップ下に入った。

試合は前半から互いにアグレッシブな戦いを見せる。5分、ブラジルはネイマールが右サイドをロナウジーニョとのワンツーで崩しかけるが、ケイヒルに止められてクロスは入れられない。7分には、自陣からのロングボールにネイマールが飛び出したが、ここもケイヒルに追いつかれた。

10分には、CKからイングランドにチャンス。ルーニーがヘディングシュートの前に相手DFを押したため笛が鳴った。しかし、このシュートに対してブラジルはGKジュリオ・セーザルが鋭い反応を見せてはじき出す。

18分、ブラジルに決定機が訪れる。左サイドでボールを持ったロナウジーニョが右足でクロスを入れると、ウィルシャーの手に当たってPKの判定。キッカーはそのままロナウジーニョが担当した。しかし、イングランドはハートがこれをストップ。こぼれ球にロナウジーニョがスライディングで飛び込むも、こちらもハートが止めた。

今度はイングランド。22分、ルーニー、ウィルシャーとダイレクトパスが2本つながると、ペナルティーエリア左のウェルベックに通った。しかし、ウェルベックのシュートは枠外に消える。

それでも、先手を取ったのはイングランドだった。26分、ウィルシャーのスルーパスに右から走り込んだウォルコットが飛び込みビッグチャンス。ウォルコットのシュートはJ・セーザルの足に止められたが、ウィルシャーにパスを出したルーニーがペナルティーエリアまで走り込んでおり、こぼれ球をダイレクトでシュート。先制点をもぎ取る。

ユナイテッドはその後もルーニーとウィルシャーを中心とした攻撃で、ブラジルの守備陣を揺さぶり、1点のリードを保って前半を終えた。

後半はよりテスト色の濃いゲームになるが、激しさは変わらない。イングランドはクレバリーとA・コールが下がり、ランパードとベインズが入った。ブラジルはロナウジーニョ、ルイス・ファビアーノ、ラミレスが下がって、ルーカス、フレッジ、アロウカが送り込まれる。

前線の運動量が増えたブラジルは、後半開始直後に試合をふりだしに戻す。48分、最終ラインからドリブルで運ぶケイヒルに2人でプレスをかけてボールを奪うと、フレッジが左足で決めて、早くも同点とした。

ブラジルはその2分後にもチャンス。イングランドが守備で不安定なプレーを見せると、再び高い位置でボールを奪ってからフレッジがシュートを狙った。しかし、これはクロスバーに当たり、得点にはならない。

イングランドは55分、失点に絡んだケイヒルが意地を見せる。ジェラードのCKが入ると、チェルシーでチームメートのダビド・ルイスに競り勝ち、ヘディングシュートを放った。しかし、これはJ・セーザルに防がれる。

それでも、60分に再びイングランドが勝ち越した。右サイドで存在感を示していたウォルコットが縦に突破してクロスを入れると、これはニアで代表デビューのダンテがカットされる。しかし、アロウカがこのボールの処理にもたつくと、ルーニーが足を出してボールを奪い、ランパードがペナルティーアークからダイレクトでシュート。右ポストに当たったボールが、ゴールネットを揺らした。

互いに交代枠を使いながら時間を進めると、終盤は追いかけるブラジルが押し込む展開となる。しかし、相手の守備を崩しきれず、可能性の低いミドルシュートを打たされるシーンが多く、2点目が遠い。

イングランドは最後まで守備の集中を切らさず、2ー1で逃げ切りに成功。強敵ブラジルを相手に勝利を飾り、イングランドサッカー協会(FA)創設150周年に花を添えた。

(C)Goal.com

最終更新:2月7日(木)6時30分

Goal.com

 

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