冬虫夏草は天賦の備え
大自然の偉大な神は、環境破壊や生態系の崩壊によって自然が壊されるのを防ぐために天賦の備えを設けました。何万年もの間、巨大な火山が大噴火して累々と火山灰が降り積もっても、隕石が地球に衝突してマグマが地を被っても、何年か経てばまたもとの青い海と青い空、緑の大地が戻ってきましたが、この大きな力こそ天賦の備えなのです。 昆虫の異常繁殖によって大自然はどう変わるでしょうか。昆虫は緑を喰いあさるから、葉緑素が地上から減ってゆくでしょう。葉緑素は二酸化炭素を吸収して酸素を発散し、植物の内部で種の保存を支援します。種の保存が活発になれば植物は繁茂し、森の常在菌であるキノコ菌を増やして腐葉土をつくり、雨水を蓄えます。雨水は樹木を育て、さらに、地下水となって生物に恵みをもたらします。森の有機酸と地下のミネラルが結合した栄養塩が、河川や海洋の生態系を育ててくれるからです。 そうです、葉緑素があるから、生物は食餌や呼吸を得ることが出来る、地球温暖化を防いで、動植物が元気に暮らすことが出来る。 環境と生態系の原点である葉緑素を守るために、大自然の偉大な神は天賦の備えとしてキノコ菌を備えたのです。害虫の異常発生を妨ぐことが冬虫夏草に課せられた役目なのです。 冬虫夏草と大自然の関係 冬虫夏草は子嚢菌類バッカクキン科のキノコ菌で、大自然の渓谷に育つ樹木の根元の腐葉土の中に菌糸を貯え、そこに侵入した昆虫の幼虫や卵に寄生します。冬眠が始まる頃に昆虫の体内に入り込んで栄養分を吸収し、暖かくなると地上にキノコとなって姿を見せます。こうして数千年にわたって、葉緑素が減少することを食い止めてきたのです。 では、冬虫夏草が増え過ぎるとどうなるでしょうか。そうです、大自然から昆虫がいなくなるから、鳥や獣の餌がなくなります。花の受粉がうまくいかなくなって、やがて、小鳥や小動物が滅んで、野菜や果物もなくなってゆきます。そして結果的に、生態系が壊滅して大自然は滅びてしまいます。 冬虫夏草に与えられた魅力 大自然の偉大な神は昆虫だけでなく、冬虫夏草にも、増えすぎないように天賦の備えを設けました。それは、驚くほどの大きな魅力を与えること、すなわち、人間の病を癒し気を養う希有なる力です。これが5000年も前に知れわたって現代に至るまで、時の権力者たちが不老長生の秘薬として探しもとめたという史実なのです。 NHKで放映され、大ヒットした韓流薬膳ドラマ「チャングムの誓い」の19〜21話では、体の弱い皇太后の誕生日に最高の薬膳を作るように命じられたチャングムが、冬虫夏草の甘酢料理と薬用蟻のお酒でおもてなしを考えるというストーリーが話題になりました。冬虫夏草の名声は中国だけでなく、韓国やヨーロッパでも脚光を浴びているのです。 政府の医療制度が厳しさを増す昨今、国民の多くが「未病」の大切さを認識し始めました。こうしていにしえの薬膳が、日本で再び大きく花開き実を結ぼうとしていることは、時代の必要性が高まってきているからに相違ありません。本サイトでは、冬虫夏草を中心とした薬膳に関する優れた情報と関連する商品を厳選して、愛用者様に提供してゆきます。 |
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