蟻の冬虫夏草の栽培


冬虫夏草の栽培は簡単


擬黒多刺蟻の巣から採取し、増殖した蟻の冬虫夏草の菌株を野菜に例えれば「種子」です。この優れた種子から、パワー溢れる蟻の冬虫夏草を育てる栽培環境は次のとおりです。

   活動温度・・13〜25℃       発芽温度・・20〜22℃

   適正湿度・・80〜90%       日 照・・・早朝の太陽光が必要

   換 気・・・自然界の新鮮な空気が必要

実証ファーム風景

栽培ハウス内景

栽培棚に並ぶ菌床

平成15年3月から本格的な栽培を開始しています。初年度は20万菌床を栽培。以降16年夏までの1年半の間に70万菌床(栄養ブロック)の栽培実績を積みました。

上の写真で分かるように、栽培ハウスは普通の野菜ハウスです。栽培のポイントは、自然環境をハウス内に創ることです。従ってこれらのファームでは冷房を使いません。内部の温度が上がれば、スプリンクラーが作動してミクロの霧を降らせ、直後に強制換気がかかってハウス内の古い空気は熱気と共にハウス外に放出され、代わって新鮮な冷たい自然の空気が入ってきます。

延々と並んだ菌床(栄養ブロック)が、朝日を浴びて鮮やかなオレンジ色に輝き始めると発芽です。自然の恵みをたっぷり吸収して40日、蟻の冬虫夏草が8〜10センチに成長すると収穫です。

冬虫夏草の収穫


フタの栽培用フィルムを取ると、写真のように冬虫夏草が成長しています。これを引っこ抜いて食しても良いです。召し上がる目安として、毎食時、採れたての鮮品なら3本をお茶や料理に入れてください。いやな香りやクセがありませんし、無農薬栽培ですから、どなたでも安心して食べられます。

 

 

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