蟻の冬虫夏草のミネラル成分



冬虫夏草のミネラルは体内で溶ける
擬黒多刺蟻の成分と、土壌の代役として培地や菌床に配合する酵母の持つミネラルが、吸収分解されて冬虫夏草を形成します。冬虫夏草のミネラル成分は、自然界で形成されるキレート化した有機ミネラルなので、身体に優しく消化吸収できる形状と考えられます。無機性のミネラルなら人体が吸収するどころか、早く体外に排出しようとして、嘔吐や湿疹などの拒否反応を呈してしまいます。

以下に、蟻の冬虫夏草が含有しているミネラルやアミノ酸について、その含有量と一般的な機能を、財団法人日本食品分析センターの分析結果を添えて記述します。
蟻の冬虫夏草に含有されているミネラル
名 称 含有量 名 称 含有量
ナトリウム 45.4 mg リン 218 mg
2.8 mg 亜鉛 3.1 mg
カルシウム 17.1 mg マンガン 1.5 mg
カリウム 327.0 mg セレン 10.0 ug
マグネシウム 34.6 mg 0.6 ug
以上100g中
<分析:日本分析センター>
         
ミネラルの働き

 鉄

擬黒多刺蟻が含有するミネラルで、血液をつくり栄養成分や酸素を各臓器に分配するヘモグロビンを増やします。鉄が不足すると、貧血や酸欠症状になって、息切れや疲労感、無気力症状を引き起こすと言われています。

 カルシウム

擬黒多刺蟻が含有するミネラルで、成長には欠かせない重要な成分です。カルシウムが不足してくると、足腰の痛みや骨の変形骨折しやすい等のトラブル、心臓の動悸や不整脈が頻発すると言われています。

 カリウム

擬黒多刺蟻と、土壌の代役として添加した酵母に含まれるミネラルです。体内の余分な塩分と水分をコントロールして体外に排出し、血圧を下げ、肺機能を活発にして、神経を安定させるほか、滋養強壮の働きをするとも言われています。カリウムが不足すると、高血圧・糖尿病の原因となったり、肥満・むくみ便秘・頻尿等の症状を引き起こすと言われています。 

マグネシウム

擬黒多刺蟻が含有するミネラルで、体内の余分な塩分を体外に排出し、カルシウムの働きを助けて骨を作る働きがあると言われています。不足すると、足の引きつりや心臓発作、血栓や動脈硬化、神経系の症状を引き起こすと言われています。

 

亜 鉛

擬黒多刺蟻が含有するミネラルで、細胞組織をつくり活性化させる(代謝)酵素をつくる作用があります。亜鉛が不足すると、発育不良や味覚障害をおこし、そして無精子症を引き起こすと言われています。

 

擬黒多刺蟻が含有するミネラルで、骨をつくるカルシウムや、血中ヘモグロビンをつくる鉄分を補助する働きがあります。銅が不足すると、貧血や動脈硬化、骨粗鬆症、関節リュ−マチなどの症状を引き起こすと言われています。

マンガン

擬黒多刺蟻と穀物成分が含有するミネラルで、骨の生成を促したりコレステロールの調整やエネルギーの生成に関与しています。マンガンが不足すると血糖値を高め、骨などの発育不全、糖尿病や性機能の低下、動脈硬化、麻痺、めまい、難聴、運動障害などの症状があらわれると言われています。

セレン

擬黒多刺蟻と土壌の代役に添加した酵母が含有するミネラルで、ガンの抑制と糖尿病、前立腺炎に優れた改善効果を発揮すると言われています。セレンが不足するとすい臓障害や老化、肝機能、生殖能力低下などの症状があらわれると言われています。

リ ン  

擬黒多刺蟻が含有するミネラルで、人体の細胞の中核となる核酸をつくります。リンが不足すると細胞の代謝が低下するので成長不良や貧血の原因になると言われています。


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