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最終更新:2013年2月7日(木) 1時28分

原子力規制委の田中委員長、規律を正す考え示す

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 原子力規制庁の元審議官が敦賀原発の活断層に関する未公表の報告書案を事業者の日本原電に手渡していた問題について、原子力規制委員会の田中委員長は会見で、規律を正すという考えを示しました。

 「今回のようなことが起こったというのは、大変残念だし、遺憾」(原子力規制委員会 田中俊一委員長)

 田中委員長は会見で元審議官の行為について、「言い訳のできないことなので一番重い処分を行い、職を離れて頂くようにした」と述べた上で、事業者との面会ルールを改正し、再発防止に努める考えを示しました。

 また、会見に先立って開かれた原子力規制委員会では、活断層調査を担当する島崎委員長代理が、元審議官が8回にわたり事業者と面会を繰り返していたことについて、「周囲の人はおかしいと思わなかったのか。組織全体に厳しさが欠けていたのではないか」と厳しく批判しました。(06日19:16)

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