放送は命を救えるか―この1年、ずっと考え続けてきました。
わずかな時間に、命を救えるかもしれない条件。
それはまず、地域に住む人々の日頃の備えがあること。
そしていざという時に、的確な情報と「ことば」があることです。
命を救うことばは、単に情報を伝達するだけでは十分ではありません。
それによって人々の心を動かし、避難などの行動を促すことができなければなりません。
そこまでやらなければ、命を救う放送にはなりません。
私たちがニュースを届けることで、人々の心が動く。社会が変わる。
そう信じる心を持ち続けながら、また1年、頑張っていきます。
よろしくお願いします。
東日本大震災の直後に始まった昨年度。
多くの苦しみ、悲しみ、絶望、怒り、不安に接し、様々なことを考えさせられる1年でした。
そんな中、復興に向けて歩んでこられたみなさんに励まされ、希望の光も感じることができました。その過程において、おひとりおひとりにそれぞれの思いがあることと思います。そうした思いにできるだけ寄り添い、今後の歩みをしっかりと見つめ、伝え続けていくことが大切だと思っています。
放送に携わる者として、改めて視聴者の生命・財産を守るとはどういうことなのか、どうすれば1人でも多くの方の助けとなることができるのか考えました。
今回学んだ教訓を忘れず、覚悟してカメラの前に立ち、責任を果たさなければならない。そのために日々更なる研鑽を積み、ひとまわりもふたまわりも大きく成長していかなければならないと思っております。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
ニュースの重みをこれほど感じた1年はありませんでした。先の見えない状況に、もうニュースはしばらく見たくない、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。報道の役割は、速く正確な情報をお伝えすることですが、今、継続して伝えていくことの大切さを感じています。
ニュース7サブキャスター3年目。私にできるのは本当にわずかなことですが、日々、新たな気持ちで、どうすればより聞きやすくわかりやすいニュースをお届けできるか考えながら、精一杯務めます。どうぞよろしくお願いいたします。
東日本大震災の復興にあたる人々の力になるニュースをひとつでも多く伝えたいと思います。
私自身にとってもこの1年は、被災地のために自分はどう動くのか、
エネルギー問題をどう考えるのかなど、情報をもとに判断することの重さをかみしめた年でもありました。
ひとつひとつのニュースを丁寧にお伝えしていけたらと思っています。今年度もよろしくお願いします。
「辰」年の「文」月生まれの、佐藤龍文です。私の故郷・岩手県も被害を受けた東日本大震災から1年が経ちました。しかし、復興はまだまだと、帰省するたびに現実を目の当たりにしています。震災の記憶を、復興への道のりを、そこに暮らしている人たちを「忘れず」にお伝えしていくこと…それがニュースを伝える上で大切な思いになります。
また、伝える上では「まっすぐ」の姿勢が必要と感じています。日々お伝えするニュースの背景に何があるのか?いう視点で1つ1つのニュースに「まっすぐ」向き合うことで、皆さんに届く言葉の力が生まれると思います。「ニュース7」をご覧になっている皆様にしっかりと届く、「まっすぐ」な言葉でお伝えしていきます。
プロフィール
山梨県出身。平成20年に気象予報士の資格取得。座右の銘は『万事塞翁が馬』
メッセージ
限られた時間の中で、いかに何に全国の天気をまんべんなくお伝えするか。
この1年間を通して考えて来た事です。
どの点をどのような形でお伝えしたら皆さんの印象に残るのか、日々取り組みつつ、毎日違った顔を見せる天気と対話しながら今年度もお伝えしたいです。
どうぞよろしくお願いします!
プロフィール
山口県出身。前任地 NHK鳥取放送局。
平成20年、気象予報士資格取得。
好きな季節・・夏
好きな雲・・・もくもくとわき立つ入道雲。この雲をみるとやる気がわいてきます!
メッセージ
気象についてもっとプロフェッショナルにならなければ!という思いが日々募る毎日です。
災害に対する危機意識が全国で高まる中、私は気象キャスターとして何ができるかを考えます。
より経験を積み、役に立てる人間になりたいです。
ニュース7を見てくださる皆様をこれまで以上に想像しながら、心をこめて伝えます。
これからもどうぞよろしくお願いします。