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京都 おかめが鬼を鎮める行事
2月3日 22時41分

京都 おかめが鬼を鎮める行事
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節分の3日、女性のお面で知られる「おかめ」にゆかりのある京都の寺で、おかめが暴れ回る鬼を鎮めるユニークな儀式が行われました。

京都市上京区の千本釈迦堂はふっくらとした表情のお面で知られる「おかめ」にゆかりのある寺で、節分におかめが鬼を追う儀式がおよそ800年前から伝わっています。
狂言師が演じる儀式では、本堂で赤鬼や青鬼が大きな声を上げて暴れ、はじめは「鬼は外」と豆をまいてもなかなか追い払うことができません。
そこにおかめが登場して愛きょうを振りまくと、鬼は尻餅をつき、おとなしくなります。
鬼はおかめに頭をなでられたあと、心を入れ替え静かに立ち去っていきました。
このあと本堂では、おかめやことしの年男や年女が豆まきをしました。
京都市内から家族と初めて訪れたという40代の女性は「鬼を見て子どもも喜び、豆も受け取れたのでよかったです。
子どもたちがことし幼稚園と小学校に入るので、福の多い年になってほしいです」と話していました。

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