(cache) ホープダイヤ　あの伝説は嘘だった？ＮＨＫワンダーワンダー : レ・ビジュー・ソボク

ホープダイヤ　あの伝説は嘘だった？ＮＨＫワンダーワンダー

一説にはその価値200億円ともいわれるホープダイヤが半世紀を経て生まれ変わった
その名も「エンブレーシング・ホープ」　希望を抱いて　ＮＹ　ハリー・ウィンストン所蔵

2010年12月　歴史的イベントで新ホープダイヤを身に着け
熱い視線を浴びた青い瞳のスーパーモデル　ヒラリー・ローダ

世界で最も有名なダイヤモンドである
伝説のブルー・ダイヤモンド
「ホープ・ダイヤモンド」が
先日、ＮＨＫのワンダーワンダーで特集されました。

持つ人を不幸にするというあの呪いの伝説には
根拠がなく、宝石商カルティエの「嘘」だったという検証には
かなり驚かされました・・・。
少々興ざめした感も否めませんが・・・。

「呪いの伝説」がもてはやされたのも
ダイヤなどとはほど遠い
「一般大衆の妬み嫉みから」・・・という
調査にあたった専門家の意見には
多少うなづける部分があります？

他にも
｢ホープダイヤモンド｣に､紫外線をあてると､
彩度の低い、美しいピンクレッドに光ることが紹介されていました。

そして､その発光は､照射をやめても、なお数秒間続くということは
このホープダイヤだけであり
その謎はいまだに解明されていないとか。

普通のダイヤモンドでも
紫外線を当てると
青く光るのがあるそうですが
それらも照射を止めると
発光はしないということも紹介されていました。

まさに神秘の宝石といわれる所以なのでしょう。
そして永遠に神秘であってほしいです！！！

ＮＨＫ　ワンダー×ワンダー＃54「謎の宝石　ホープダイヤモンド」

ユーチューブでも番組投稿されていましたので
見逃した方は検索してみてくださいね。

同じＮＨＫで
ハイビジョン特集ホープダイヤに秘められた３つの謎
BShi 2月13日（日）午後10:45～午前0:15でも放映されます。

ワンダーワンダー番組冒頭で紹介される
「誰だったけ？超美しくかっこいい、このスーパーモデル？」

ダイヤだけでなく、思わず目を奪われたのは
ヒラリー・ローダでしたが
台座やデザインが
現代風で斬新なデザインに生まれ変わった
エンブレーシング・ホープ　希望を抱いて
について・・・

伝説のホープダイヤモンドは
1958年の宝石商ハリー・ウィンストンの歴史的寄贈から
50年が経過したことを記念して特別にデザインされ
熟練した職人たちの手作業により丹念に作り上げられました

「エンブレーシング・ホープ(希望を抱いて)」
2010年12月　特別初公開

340個もの長方形のバゲット・ダイヤモンドを埋め込んだ
彫刻のようなリボンが、
この驚異的な大きさの45.52カラット「ホープ・ダイヤモンド」を
抱きかかえるように包みこんだデザインとなっている～
とのことです。

すっきりシンプルながら
アシンメトリー（左右非対称）なデザインで
両手で希望（ホープダイヤ）を包み込むように抱く
その姿はあたたかで
まるで安らぎを与えてくれるような印象を与えてくれます。
呪いの伝説など笑い飛ばすかのように・・・。

それにしても台座やデザインひとつで
一流メゾンの腕にかかれば
これだけ生まれ変わるのですね。

いかにも現代風のこちらをみれば
旧作品はかなりアンティークなデザインに思えて仕方ありませんが
時代の流れというものでしょう。
とにもかくにも
斬新な試みには拍手喝采です。

NYのトップ宝飾メゾンである
ハリーウインストンは
今回また一世風靡を巻き起こし
その名を永遠にとどめることになるのでしょう。
特別展示を経たあとは
再びスミソニアン博物館に戻るそうです。

旧作品のこちらも目の保養にどうぞ。