豊田市は25日、包括外部監査の結果を公表した。
豊田市HP 外部監査人による監査
平成24年度包括外部監査の結果報告
に掲載されている。
26日付、朝日新聞の記事では、
簡単に言えば
5年で30億余あまりの大型随意契約であるが、
その金額の検証を行っていなかった。
という内容である。
選定「競争排除」も
大きく見出しがものっている。
渡辺氏は同日、記者団に「記憶にない」と話した。不正に合格した男性は渡辺氏の古くからの友人というが、渡辺氏は「試験を受けろと言った覚えはない。(就職したことは)聞いたことはあるかな、という程度」と述べた。
市は不正に関わったとされる職員3人を愛知県警に告発しており、県警が虚偽有印公文書作成・同行使の容疑で来週にも3人を書類送検する方針だ。
河村市長は同日、市役所内で記者団の取材に応じ、「大変ショック。真相解明を徹底的にやる」と話した。また「市民の皆さんとの信頼関係を根本から覆すとんでもない行為」とも話し、市としても処分を検討する考えを明らかにした。
不正があったのは、2010年4月に実施された国民健康保険料の滞納整理嘱託員の採用試験。今年4月に「市議の口利きで既に合格者が決まっていた」との匿名の通報が市にあった。
関与したとされるのは、市健康福祉局の近藤吉章生活福祉部長(56)、部下の保険年金課長(58)と保険料係長(52)の3人(いずれも肩書は当時)。近藤部長は現在、子ども青少年局で副局長を務める。
市の内部調査に、3人は不正行為への関与を認めた上で、自民党の渡辺義郎市議(74)から港区の男性(65)の採用に関し口利きがあったと言及。近藤部長は「市議から、成績にかかわらず採用するよう要請があったと受け止め部下に指示した」と説明したという。
10年4月の試験は午前の筆記の成績で午後の面接に進む人を選んだ。男性は筆記の成績が基準に達しなかったが、係長が採点後の男性の解答用紙を抜き出して誤答に丸を付け、採点ミスを装って得点をかさ上げした。
この結果、男性は合格となり、10年6月に嘱託職員として委嘱され、現在も勤務している。16人の採用枠に126人が受験し倍率は8倍だった。改ざんに関与した係長は「点数が足りなかったので、採点に誤りがあった形にした」と課長に報告していた。
一方、渡辺市議は20日、本紙の取材に「男性から就職を頼まれたり、市に採用を頼んだりした記憶はない」と答えた。
滞納整理嘱託員は、各区役所に勤務し保険料未納世帯への督促や、督促状の発送などを補助する。任期は1年間で、最長2年間更新できる。報酬は月に27万百円。
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