2013/02/06 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
DIGITAL LANCER
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SPECIAL
Appleに変わるかGoogleのプロダクト・サービス開発!?
 アベノミクスが喧伝され、日本の株式市場は連日上昇しております。株価の好調の波は日本のみならず、全世界に波及しており、米国でも過去最高値を伺う展開となっているそうです。

 そんな中、昨年まで絶好調だったアップルに陰りが見えてきているようです。第一四半期の決算を受けて、なんと15%も急落。ジョブズ・マジックが消えてしまったなんて悲観論が出て来ました。

 そんなAppleに変わり、デジタルの世界で巨人化への道のりを進んでいるのが、Google。株価にもその動きが如実に反映されており、上場来高値を更新しております。

 それもそのはず、Appleお得意の革新的デバイス開発にも、Googleさんが乗り出しております。
 最近でも、自社製ノスマートウォッチやウェアラブルコンピューター“Project Glass”開発情報が流れています。

“Project Glass”には、骨伝導オーディオシステム導入か?などとという具体的な記事も出ています。
 モトローラ社と開発中のスマホに関してもバッテリー筐体の噂がもれてきており、本格的な導入も近いのかな?という気にさせられます。

 商品開発のみならず、テレビ放送を前提としたネットワークの構築にも動いており、高速通信のネットワーク実験も開始しているようです。

 でも、そんなGoogleの攻勢に、「アップルは死なへんで〜」とばかりに、Appleでも新たなプロダクト制作に向けた準備をしており、次々と特許を出願しています。

 その期待の商品が!

 新しい靴の買い時がわかる『iShose』
 速度や走った距離がわかる『iBike』
 ……本当に大丈夫か、Apple……なんかあんま欲しくないんですけど……。

 とはいえ、今後は時計やメガネ、靴(!?)など、ウェアラブルなプロダクツに、情報ツールの未来があるのかもしれません。

 さて。今週も、デジタル業界の過去から未来まで、注目記事が満載のDigital Lancerをお楽しみください。
 
LANCER'S EYE
Microsoft's Ballmer disses Dropbox as a 'little startup'
〜中島聡の「週刊Life is Beautiful」〜
 オンライン・ストレージ・サービスを提供している Dropbox のユーザーが100万人を超えたことに対し、Microsoft の Steve Ballmer が「100万人という数字は私から見れば小さな数字だ。Microsoft Office のユーザーははるかに多い。オンラインのユーザーを考えて見ても、Hotmail や Skydrive のほうがずっと多い。私は Dropbox をバカにしているわけではない。Dropbox は小さなスタートアップで、それはすばらしいことだ」と言ったという記事です。

 これを読んで思い出したのは、Linux が台頭して来た頃の Microsoft の対応です。会社内部にはかなりの危機感があったものの、メディアに対しては「Linux など恐るるに足らず」というスタンスを保ち続けていました。
TOPICS
 そう考えると、同じ様に実際には Microsoft 内部にも Dropbox に対する危機感が高まっている可能性は十分に高いと思います。

 こんな風に、ライバル会社のことを(実際に自分たちが考えている以上に)過小評価することを英語では「playdown」と言います。playdown により、顧客たちに「Dropbox は評価するにも値しない」と訴えたいのでしょうが、本当に効果があるのかいささか疑問です。

 それどころか、Microsoft のような大きな企業が playdown を多用すると、社内の人間までもがそれを信じてしまい、Dropbox のような「小さなライバル」からの攻撃にきちんと対応できない可能性すらあります。

 ちなみに、オンライン・ストレージ・ビジネスに関して言えば、Dropbox よりもBox (box.net) の方が Microsoft を悩ませていると思います。Dropbox がどちらかと言えば、個人や小さな会社がファイルを供する際に使われており、Microsoft が無料で提供している SkyDrive に対抗しているのに対し、Box は Microsoft の重要な成長戦略の一つでもある Sharepoint の市場に着実に食い込んでいるからです。

 いずれにせよ、Dropbox や Box のような小さな企業がなぜ顧客を掴むことが出来、かつ、(Microsoft のビジネスを脅かすほどの企業に成長すると期待する)投資家たちからの莫大な資金を集めることができる、という点こそがこの業界全体の成長を促している点には注目していただきたいと思います。

 Microsoft や Google のような大企業がその大きさ故に出来ないスピードで、ベンチャー企業が戦いを挑むからこそ、猛烈な勢いでイノベーションが起こるし、そこに新しい雇用が生まれるのです。
中島聡
マイクロソフトでWindows95、98Explorer 3.0/4.0 のチーフアーキテクトなどを務めたのち独立。
現在は株式会社UIE ジャパンの代表取締役を務める。
有料メールマガジン「週刊 Life is beautiful」では最新のコンピューターニュースや経営について解説。
また、プログラミング技術など読者の質疑応答のQ&Aコーナーも好評。
 
 
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COLUM
COLUM
1月に立てた目標を
達成する人、しない人
誠Biz.ID
 あなたは恐らく2013年1月に何か今年の目標や計画を立てたことだろう。

 営業マンであれば今年のノルマを与えられて、それに向けてどのようなことをするか、ノルマを達成するためには何をすればよいか、いろいろ頭をひねって考えたと思う。部署によってはそれを皆の前で発表して、コミットメントさせるプロセスを踏んだかもしれない。数字に厳しい営業部は特にそのようなことをやることが多い。

 今ごろはそのときにコミットメントした内容をコツコツ実行に移していることだろう。せっかく一生懸命考えたのだからそれを実行に移さなければ全く意味がない。小学生じゃあるまいし3日坊主なんて事はビジネスパーソンにとってはありえない話である。

 と、書いてみたが、恐らく多くの人はこれを読んで「ドキッ!」としているのではないだろうか。1月に立てた目標や計画を実行しているかどうかを聞かれたときに、「はい、実行しています。1月の行動を見てください!」と自信を持っていえる人はどれだけいるだろうか。

 私の想定では恐らく半分ぐらいもいないと思う。計画を立てた直後はそれを実行に移していたが、だんだんとそれがあいまいになっていき、1カ月たった現在は「……。」という人が大半なのではないだろうか。

 中には「1月に立てた計画は何だっただろうか?」と計画すら忘れてしまった人もいると思う。もしかしたら計画だけではなく、そもそもの目標やノルマさえ忘れている人もいるかもしれない。日々の生活が忙しくなってくるとゴールすら忘れてしまう。これは笑い事ではなく意外と多くの人が陥っているわなである。

 ではそれで本当に目標を達成できるだろうか。1月に一生懸命立てた計画を忘れてただただ忙しい毎日を送っているだけで、果たしてノルマ達成できるだろうか。もちろん答えは否である。

 ノルマや目標、そして計画を意識しない営業マンが結果を出せることはありえない。もちろん運が良くて短期的に結果が出ることもあるかもしれないが、長期的に見ればまずない――
続きはコチラから
効率アップ、クオリティアップのためのデジタル仕事術『誠 Biz.ID』より
 
BUSINESS
BUSINESS
ネットと親和性の高い顧客層とは?
永江一石氏のメルマガより
【質問】
 ブログでも取り上げられていましたが、ネットと親和性の高い顧客層というのがいまいちピンときません。そのへんをもう少し掘り下げて解説して頂くことはできないでしょうか?

【回答】
 まずはどういう層がインターネットと親和性が高いのかを考えましょう。かなり前ですが、電通が調査したデータをひと言で言うと「ネットとの親和性比率は収入でも地域でも無く、学歴である」ということでした。もちろん中卒でもネット大好きな人もいるので、あくまで「傾向値」という事で考えてください。

 わたしは別に学歴至上主義では無いのですが、とりあえずは低学歴の方よりは高学歴、4流大学よりは1流大学のほうがネットに親和性が高い傾向があるというのは事実でしょう。ただし、高学歴の方が収入が多いという傾向もあるので、結果として高収入の方の比率も高くなります。

 そうなると職業的には、年齢で言うと社会に出てから60代前まで。肉体労働の方よりはデスクワークの方。サービス業よりメーカー勤務、喫煙者の比率は一般値より低く・・みたいなのが見えてきます。若年層もほとんどいません。もちろんスマホもPCの一種ですので、この親和性はだんぶん変化はしています。しかしAndroidスマホが難しくて使えないでガラケーに戻る人もけっこういるそうで、地方はまだスマホ率がかなり低いです。

 何回かブログに書きましたが、面白い例でわたしが担当した茅ヶ崎の釣り船屋さんの例を挙げます。年々客数が減ってきていまでは全く赤字になってしまい、借金も返せない。ネットからの集客をしたい、ということで私がやらせたのは、正直、顧客の入れ替えです。海釣り、船釣りのメインの顧客層は、実は60歳以上。サラリーマンもいますが大半が土木系というのが特徴でした。釣りバカ日誌のまんまです。で、まずは「船長含めて禁煙」「待合室も禁煙」「酔っ払っての乗船は出入り禁止」「スマホの充電OK」「クルマを持ってない人も多いので駅まで出迎え」など、サービスの質自体を変えたんです。

 1年経過して、客数は3倍以上。しかし昔の客はほとんど来なくなりました。完全に入れ替えしてしまったわけです。

 ネットで成功するためには、サービスや商品をコアターゲットに適正化していくというのが必要な措置ですが、もちろんわざと小さなターゲットを狙っていくというやり方もあります。
Web マーケティングのプロ永江一石が
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FUTURE
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すがやみつるのデジアナガジェット
『ぼくのPC遍歴』
すがやみつる氏のメルマガより
≪01/30号からのつづき≫
 1979年の年末に購入したMZ-80Kは、モニターという基本プログラムをROMではなく、付属のカセットテープから読み込む仕組みです。そのせいでMZ-80Kは「クリーンコンピューター」とも呼ばれていましたが、けっこう面倒な作業ではありました。

 本体に搭載されいているメモリーは20KB。このうち16KBを基本プログラムが占めるため、ユーザーが使えるメモリーは、たったの4KB。もう本当に小さなプログラムしか組めません。でも、最初から無闇に大きなプログラムが組めたりしたら、オリジナルのプログラムを作る気などなかったことでしょう。

 最初は、パソコン雑誌に掲載されているBASICプログラムをそのまま打ち込むだけ。パソコン雑誌には「I/O」、「アスキー」、「RAM」、「マイコン」などがありましたが、どの雑誌にもMZ-80Kのプログラムが載っているわけではありません。

 最初は、数少ないMZ-80Kのゲームプログラムなどを見つけては、プログラムリストのとおりに命令やデータを打ち込んでいましたが、たった4KBのユーザーエリアでは、大したゲームもできません。メモリーを追加したくても、16KBで4万円もするのです。16KBのメモリーが追加できれば、ユーザーエリアは20KBになって、シャープのパソコン教則本に掲載されていた『スタートレック』のプログラムを打ち込むことができます。

『スタートレック』、それは、当時のパソコン少年たち(ぼくは29歳でしたが)の誰もが憧れる、夢のパソコンゲームでした。

「メモリーが欲しい」と思っても、当時妊娠していたカミサンのお腹を見ると、「4万円くれ」とは言えません。しかたなく、雑誌に掲載されている他機種(PC-8001、Tandy TRS Model 80など)のプログラムを見ては、それをMZ-80Kに移植して遊ぶ日々が続いたのでした。
≪次回につづく≫
ゲーム・PCマンガのパイオニアすがやみつるさんが最新情報やガジェットの歴史を解説!
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PERSON
PERSON
マイクロソフトと争った
ノベルを率いた男
Raymond J. Noorda
レイモンド・J・ノーダ
『顧客を躍動させ、
心から愛せ。』


 「ネットワーク・コンピューティングの父」と呼ばれる権利を獲得した男だ。

 ローカルネットワークの先駆けとしてノベル社のファウンダー、レイモンド・ノーダをユタのプロボに何度も写真撮影に訪問した。

PERSON
(1992年2月20日 孫正義氏と)

 1990 年にソフトバンクの孫正義社長が米国ユタ州のノベル本社に乗り込み、彼と直談判して、ノベル社との提携話をまとめた。

 同行した僕らが日本の「法被(はっぴ)」をお土産に渡したら、とても喜んでくれた。

若き日のジョブズやゲイツを収めた写真集
小平尚典「e-face」IT 革命の先導者たちより掲載
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【デジタルランサー】2013/02/06 号(毎週水曜日発行)
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責任編集 :堀江大輔
スタッフ :本村彰英
 
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