1月に立てた目標を 達成する人、しない人 誠Biz.ID |
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あなたは恐らく2013年1月に何か今年の目標や計画を立てたことだろう。
営業マンであれば今年のノルマを与えられて、それに向けてどのようなことをするか、ノルマを達成するためには何をすればよいか、いろいろ頭をひねって考えたと思う。部署によってはそれを皆の前で発表して、コミットメントさせるプロセスを踏んだかもしれない。数字に厳しい営業部は特にそのようなことをやることが多い。
今ごろはそのときにコミットメントした内容をコツコツ実行に移していることだろう。せっかく一生懸命考えたのだからそれを実行に移さなければ全く意味がない。小学生じゃあるまいし3日坊主なんて事はビジネスパーソンにとってはありえない話である。
と、書いてみたが、恐らく多くの人はこれを読んで「ドキッ!」としているのではないだろうか。1月に立てた目標や計画を実行しているかどうかを聞かれたときに、「はい、実行しています。1月の行動を見てください!」と自信を持っていえる人はどれだけいるだろうか。
私の想定では恐らく半分ぐらいもいないと思う。計画を立てた直後はそれを実行に移していたが、だんだんとそれがあいまいになっていき、1カ月たった現在は「……。」という人が大半なのではないだろうか。
中には「1月に立てた計画は何だっただろうか?」と計画すら忘れてしまった人もいると思う。もしかしたら計画だけではなく、そもそもの目標やノルマさえ忘れている人もいるかもしれない。日々の生活が忙しくなってくるとゴールすら忘れてしまう。これは笑い事ではなく意外と多くの人が陥っているわなである。
ではそれで本当に目標を達成できるだろうか。1月に一生懸命立てた計画を忘れてただただ忙しい毎日を送っているだけで、果たしてノルマ達成できるだろうか。もちろん答えは否である。
ノルマや目標、そして計画を意識しない営業マンが結果を出せることはありえない。もちろん運が良くて短期的に結果が出ることもあるかもしれないが、長期的に見ればまずない――
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効率アップ、クオリティアップのためのデジタル仕事術『誠 Biz.ID』より
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ネットと親和性の高い顧客層とは? 永江一石氏のメルマガより |
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【質問】
ブログでも取り上げられていましたが、ネットと親和性の高い顧客層というのがいまいちピンときません。そのへんをもう少し掘り下げて解説して頂くことはできないでしょうか?
【回答】
まずはどういう層がインターネットと親和性が高いのかを考えましょう。かなり前ですが、電通が調査したデータをひと言で言うと「ネットとの親和性比率は収入でも地域でも無く、学歴である」ということでした。もちろん中卒でもネット大好きな人もいるので、あくまで「傾向値」という事で考えてください。
わたしは別に学歴至上主義では無いのですが、とりあえずは低学歴の方よりは高学歴、4流大学よりは1流大学のほうがネットに親和性が高い傾向があるというのは事実でしょう。ただし、高学歴の方が収入が多いという傾向もあるので、結果として高収入の方の比率も高くなります。
そうなると職業的には、年齢で言うと社会に出てから60代前まで。肉体労働の方よりはデスクワークの方。サービス業よりメーカー勤務、喫煙者の比率は一般値より低く・・みたいなのが見えてきます。若年層もほとんどいません。もちろんスマホもPCの一種ですので、この親和性はだんぶん変化はしています。しかしAndroidスマホが難しくて使えないでガラケーに戻る人もけっこういるそうで、地方はまだスマホ率がかなり低いです。
何回かブログに書きましたが、面白い例でわたしが担当した茅ヶ崎の釣り船屋さんの例を挙げます。年々客数が減ってきていまでは全く赤字になってしまい、借金も返せない。ネットからの集客をしたい、ということで私がやらせたのは、正直、顧客の入れ替えです。海釣り、船釣りのメインの顧客層は、実は60歳以上。サラリーマンもいますが大半が土木系というのが特徴でした。釣りバカ日誌のまんまです。で、まずは「船長含めて禁煙」「待合室も禁煙」「酔っ払っての乗船は出入り禁止」「スマホの充電OK」「クルマを持ってない人も多いので駅まで出迎え」など、サービスの質自体を変えたんです。
1年経過して、客数は3倍以上。しかし昔の客はほとんど来なくなりました。完全に入れ替えしてしまったわけです。
ネットで成功するためには、サービスや商品をコアターゲットに適正化していくというのが必要な措置ですが、もちろんわざと小さなターゲットを狙っていくというやり方もあります。 |
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