ソロモン諸島でM8 周辺国は津波警戒を2月6日 11時15分
南太平洋のソロモン諸島付近で現地時間の6日正午すぎ(日本時間の6日午前10時すぎ)、マグニチュード8.0の大きな地震がありました。ハワイにある太平洋津波警報センターは、周辺の国などに津波のおそれがあるとして、警戒を呼びかけています。
アメリカの地質調査所によりますと、震源は、ソロモン諸島のラタ島の西およそ80キロの沖合で、震源の深さは、5.8キロと推定されています。
ハワイにある太平洋津波警報センターによりますと、ソロモン諸島やバヌアツ、パプア・ニューギニア、ツバル、フィジー、ニューカレドニアなど周辺の国などに津波のおそれがあるとして警戒を呼びかけています。また、オーストラリアやニュージーランド、インドネシア、グアムなどにも津波に対する注意を呼びかけています。
ソロモン諸島は、オーストラリアの北東にあり、周辺にはフィジー諸島やバヌアツなどの大小さまざまな島が点在しています。ソロモン諸島周辺ではここ数か月、地震が頻発しています。
気象庁は、この地震で日本への津波の影響があるかどうか調べています。
津波の到達予想時刻
ハワイにある太平洋津波警報センターが津波に対する警戒を呼びかけている地域と、津波の到達予想時刻は次のとおりです。場所によっては、すでに潮位の変化が観測されている可能性があります。
津波の到達予想時刻は、▽ソロモン諸島の早いところで日本時間午前10時45分、▽バヌアツの早いところで日本時間午前10時58分、▽ナウルは日本時間の正午、▽パプアニューギニアの早いところで日本時間午後0時4分、▽ツバルは日本時間午後0時22分、▽ニューカレドニアは日本時間午後0時39分、▽コスラエは日本時間午後0時54分、▽フィジーは日本時間午後1時5分、▽キリバスの早いところで日本時間午後1時6分、▽ワリー・エ・フトゥーナ諸島で早いところで日本時間午後1時5分。現段階では、予想される津波の大きななど、詳しいことは分かっていません。
また、太平洋津波警報センターは、オーストラリア、ニュージランド、インドネシア、グアム、マーシャル諸島、サモア、トンガなど広い範囲に対しても津波に対する注意を呼びかけています。
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