Facebookがmixiの月間アクティブユーザー数をついに逆転した。socialbakersの最新データによると日本におけるFacebookの月間アクティブユーザー数は1484万人を突破している。加えて、COOのシェリル・サンドバーグが自身のFacebookで日本のアクティブユーザーが1500万人を突破したことを明らかにしている。
上記グラフは直近3ヶ月間のFacebookの月間アクティブユーザー数の推移だ。ここ1ヶ月間で約500万人増という急激な伸びをみせている。
socialbakersの数字はFacebookが公表している「Facebook広告の日本でのリーチ数」を参照しているものと思われるが、これはPCのみのアクティブユーザー数を割り出したものだと考えられる。そのため、携帯電話やスマートフォンだけを利用しているユーザーを含めると、さらにユーザー数は増加している可能性がある。(広告はPCにしか表示できないため)
実際に、Facebookが1000万人突破を発表した際もsocialbakersの数字とは100万人ほどの差異があった。そのため、シェリル・サンドバーグが1500万人突破を明らかにしたのも、その差異によるものと考えられる。
mixiが発表している最新の月間アクティブユーザーは1453万人。これは6月に発表された数字だが、mixiのアクティブユーザー数が下降を続けていることを考えれば、逆転していると考えて問題ないだろう。
下記はmixiの「2012年度 第1四半期 決算説明会資料」で発表された月間ログインユーザー数の推移だ。昨年の5月以降上下を繰り返しながらゆるやかな減少を続けている。
あれほど困難と思われていたmixiの月間アクティブユーザー数をFacebookが追い抜く時が現実となった。Facebookよりアクティブユーザー数が多かったことはmixiの大きな後ろ盾となっていたであろうことを考えると、これによってmixiへの印象も大きく変わってしまうことも考えられる。
個人的にはLineは現時点でSNSとは考えていないが、Facebook、Twitter、mixi、Lineがこれからどのようなポジションを築いていくのかは、予想が難しく注目されるポイントとなる。
収益化に積極的な動きを見せるFacebookとTwitter、先にユーザー数を獲得するというアプローチに成功してソーシャルメディア化を図るLine、プライベートグラフという資産を活かそうとするmixi。Twitterはエコシステムの見直しに動き出していることも含め、2012年はひとつのターニングポイントになるのかもしれない。
実際に、Facebookが1000万人突破を発表した際もsocialbakersの数字とは100万人ほどの差異があった。そのため、シェリル・サンドバーグが1500万人突破を明らかにしたのも、その差異によるものと考えられる。
mixiが発表している最新の月間アクティブユーザーは1453万人。これは6月に発表された数字だが、mixiのアクティブユーザー数が下降を続けていることを考えれば、逆転していると考えて問題ないだろう。
下記はmixiの「2012年度 第1四半期 決算説明会資料」で発表された月間ログインユーザー数の推移だ。昨年の5月以降上下を繰り返しながらゆるやかな減少を続けている。
あれほど困難と思われていたmixiの月間アクティブユーザー数をFacebookが追い抜く時が現実となった。Facebookよりアクティブユーザー数が多かったことはmixiの大きな後ろ盾となっていたであろうことを考えると、これによってmixiへの印象も大きく変わってしまうことも考えられる。
個人的にはLineは現時点でSNSとは考えていないが、Facebook、Twitter、mixi、Lineがこれからどのようなポジションを築いていくのかは、予想が難しく注目されるポイントとなる。
収益化に積極的な動きを見せるFacebookとTwitter、先にユーザー数を獲得するというアプローチに成功してソーシャルメディア化を図るLine、プライベートグラフという資産を活かそうとするmixi。Twitterはエコシステムの見直しに動き出していることも含め、2012年はひとつのターニングポイントになるのかもしれない。