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【大リーグ】

上原が渡米、WBC大会球は滑らない 日本代表の抑え、浅尾に「神経質になるな」

2013年2月6日 紙面から

 浅尾に“無頓着”のススメ−。レッドソックスと1年契約した上原浩治投手(37)は5日、現地時間12日(米フロリダ州フォートマイヤーズ)のキャンプインに向けて成田空港から渡米した。

 WBC日本代表の守護神に指名された中日の浅尾拓也投手(28)に、とかく滑りやすいといわれるWBC大会球について、必要以上に気にする必要はないとアドバイスを送った。

 「そんなに(大会球は)滑らないと思う。神経質になることはない。自然体で普通にやれば大丈夫だと思う」

 国際大会の経験が少ない浅尾とは対照的に、上原は大体大時代から「国際大会では無敵」と言われ続け、2006年の第1回WBCでもセットアッパーとして日本の優勝を支えた。大リーグでも4年間で143試合にリリーフ登板。浅尾と同様にフォークが生命線の“大先輩”だけに、その言葉には重みがある。

 「1回目(のWBC)と今ではいろいろ違うから、僕がどうこう言っても何の説得力もないと思う」と謙遜しつつ、自身はWBCで「全然(大会球に)何の違和感もなかった。だから、そんなに神経質になることはないです、はい」と、あらためて気にしすぎないことの重要性を語った。

 日本代表の東尾投手総合コーチは先月、「滑るボールでフォークのすっぽ抜けが心配」と語っていたが、上原の言葉が一つのヒントになるかもしれない。 (廣田学)

 

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