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【大リーグ】年俸調停有資格者選手14人が未契約 ハメルとオリオールズは2億円以上の開き2013年2月6日 紙面から 今年の年俸調停有資格選手133人のうち14人が4日までに合意、もしくは契約に至らず、同日(日本時間5日)〜21日(同22日)に設けられている第三者委員会(年俸調停委)による聴聞会に出席する可能性が出てきた。選手の調停権は1974年から認められたが、球団側の“勝率”約6割と選手側に分が悪い。球団と引き続き良好な関係でいたいと、有資格者のほぼ9割がさっさと“和解”してしまうなど形骸化の傾向にある。今季も和解率約89%となったが、徹底抗戦の姿勢を見せる選手もおり、今後の動向が注目される。 14選手のうち、選手側の要求額と球団側の提示額で最も開きがあるのが、オリオールズの先発右腕ジェーソン・ハメル(30)。ロッキーズからの移籍1年目となった昨季は途中、けがによる長期離脱もあったものの登板20試合で8勝6敗。防御率3・43の好成績を残した。昨季年俸475万ドル(約4億2750万円)からの約100万ドル上積みだけで満足できない気持ちも分からないではない。 球団との開きは約250万ドル(約2億2500万円)。年俸調停となった場合、両者が主張したどちらかの額での決着という“デッド・オア・アライブ”となる。調停回避ならば、球団提示額からの上積みも期待できるが、現時点では歩み寄れておらず、調停に発展した際の第三者委員会の裁定が注目される。 その他の選手で両者間に100万ドル以上の開きがあるのは、ハメルと同じオリオールズ所属で昨季リーグ最多51セーブを挙げた右腕ジム・ジョンソン(29)、昨季途中からの抑え転向でジャイアンツの“世界一”に大きく貢献した右腕セルジオ・ロモ(29)、ナショナルズの初ポストシーズン進出に貢献した先発右腕ジョーダン・ジマーマン(26)、無安打無失点試合を達成した先発右腕ホーマー・ベイリー(26)ら。いずれも球団側の主張を退けられるだけの材料、十分な実績を持っており、今年に限っては選手側が球団側に勝ち越す可能性もある。 PR情報
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