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「レストラン列車」運行へ 東北
2月5日 21時11分

「レストラン列車」運行へ 東北
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JR東日本は、列車に乗りながら東北地方の新鮮な食材を使った料理を楽しんでもらおうと、すべての座席がレストランのようになった列車を、早ければことしの秋から東北地方で走らせることになりました。

JR東日本の発表によりますと、新しい列車は在来線の列車を改造した3両編成です。
すべての座席には、レストランのように食卓が付き、合わせて48人が乗って、食事ができるようになっています。
このうち1両は仕切りの無い食堂にするほか、もう1両を個室専用にする計画で、残る1両は、調理の様子が見られるオープンなスペースにするということです。
この列車の愛称は、「Tohoku Emotion」で、列車に乗りながら、新鮮な魚介類など東北の食材を使った料理を楽しんでもらうのがねらいです。
JR東日本は、今後、料金を決めたうえで、この列車を早ければことしの秋から青森県の八戸駅と岩手県の久慈駅を結ぶ八戸線で運行を始め、その後、東北地方の様々な区間で走らせる計画です。
JR東日本の冨田哲郎社長は記者会見で、「付加価値の高い旅行を演出できる列車になるのではないか」と述べ、東北地方の観光需要を拡大させ、被災地の復興につなげたいという考えを示しました。

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