フリー打撃をする聖沢=沖縄・久米島の久米島野球場で(中西祥子撮影)
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侍ジャパン代表候補の楽天・聖沢諒外野手(27)が5日、久米島キャンプで「立浪直伝打法」を実践した。フリー打撃で福山を相手に12スイング。安打性は3本だったが、日本代表の立浪打撃コーチから指摘された軸回転を意識した打撃を繰り返した。
「フォームチェックは進んでいます。踏み出し足の幅を小さくして、無駄な動きを作らないように気を付けています」。きっかけは1日の首脳陣視察。立浪コーチから「踏み出す足が大きいと、軸がぶれる」と指摘され、14日までの課題克服を求められた。
「やっぱり足だけではダメ。走攻守の三拍子が必要」。この日の練習で計測した30メートル走はチームトップの4秒08。守備にも定評がある。あとは打撃だけ。立浪コーチのアドバイスを生かすことができれば、代表入りにグッと近づく。 (井上学)
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