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【プロ野球】

村田 内海打ち柵越え弾

2013年2月6日 紙面から

 今年は違うぜ!! 巨人の村田修一内野手(32)が5日のフリー打撃で長距離砲復活を強烈にアピールした。自らと同じ侍ジャパン候補である内海の直球を豪快に柵越え。好調ぶりを見せつけた。

 宮崎の雨空と対照的に村田の顔は晴れ晴れしていた。17球目をドンピシャのタイミングで捉えた打球は、弾丸ライナーのまま、左翼席の中段に突き刺さった。この日の柵越えはこの1本のみ。しかし、手には十分すぎる手応えが残っていた。

 「感触は良かった 気持ちよく1、2、3(のタイミング)で打たせてもらった。早い段階で投手の球を打てて良かった」と満面の笑み。巨人に移籍した昨季、村田のイメージは守備の人だった。堅実なグラブさばきの一方、本塁打はプロ最低の12本。シーズン序盤は4番だった打順は終盤に5番や6番に下がった。この成績に不満を覚えた村田。2年目の巻き返しを誓っている。

 「今年はバットで貢献したい。昔から打撃の人なんで」。長さ98センチ、重さ1・3キロの長尺バットでティー打撃を繰り返し、バットの構えも横浜で本塁打を量産した時の位置に上げた。効果はてきめん。原監督を「今年は飛距離が出ている」と驚かせた。

 しかし現在の好調はほんの小手調べ。侍ジャパン入りという目標もあるだけに「第2クールは紅白戦もある。いい調整ができれば」。有言実行の男・村田。宮崎にさらなるアーチをかけていく。 (川越亮太)

 

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