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“領土対策室”に韓国が抗議2月5日 17時50分
日本政府が、島根県の竹島などを巡る問題で日本の主張を訴えるため情報発信の戦略などを練る「領土・主権対策企画調整室」を設置したことについて、韓国政府は「非常に遺憾だ」として強く抗議しました。
領土問題を担当する山本沖縄・北方担当大臣は、5日の閣議のあとの記者会見で、内閣官房に設置されていた「竹島問題対策準備チーム」を改組し、北方領土問題を担当する内閣府の「北方対策本部」の職員も兼任する形で、新たに「領土・主権対策企画調整室」を設置したことを発表しました。
これについて、韓国外交通商省のチョ・テヨン報道官は、5日の定例記者会見で論評を発表し、島は韓国固有の領土だと改めて主張したうえで、「日本は島を奪った歴史を反省できずにおり、非常に遺憾だ」と日本側に強く抗議しました。そして、日本政府に対して「領土・主権対策企画調整室」の設置を即時撤回するよう、強く求めました。
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