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露大統領が贈った猫、やっと秋田知事のもとに

読売新聞 2月5日(火)19時18分配信

露大統領が贈った猫、やっと秋田知事のもとに

プーチン大統領から贈られた猫に目を細める佐竹知事(5日、秋田県庁で)=代表撮影

 秋田県の佐竹敬久(のりひさ)知事が寄贈した秋田犬の返礼として、ロシアのプーチン大統領からプレゼントされたシベリア原産の猫が5日、知事のもとに到着した。

 愛犬家の大統領が秋田犬を「ゆめ」と名付けたのに対し、愛猫家の佐竹知事はロシア語で平和を意味する「ミール」と命名。「日露経済交流を進める夢をかなえるには、平和でなければならない」と笑顔で語った。

 佐竹知事は昨年7月、東日本大震災での支援へのお礼と経済交流強化を目的に、生後3か月の秋田犬を贈った。プーチン大統領から贈られた猫は翌8月下旬に成田空港に着いたが、狂犬病予防法の検疫基準を満たしておらず、空港で足止めになっていた。

 猫は今月12日に1歳となる雄のサイベリアン。体長約50センチ、体重約4キロで、グレーの長い毛と青い目が特徴だ。県庁を訪ねたエフゲニー・アファナシエフ駐日ロシア大使夫妻から猫を手渡された知事は「目がかわいい」と大喜び。知事公舎で既に飼っている猫7匹と一緒に育てるという。

最終更新:2月5日(火)19時18分

読売新聞

 

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