2013年02月03日

世田谷で2軒

/鳥じゃん麺@上町にて鳥じゃん春雨/らーめん辰屋@松陰神社前にて辰醤油らーめん小、ニンニク/博多うまいもん本舗てのごい屋向ヶ丘遊園店にて博多男のみそラーメン/

 昨日のリベンジで巣鴨の限定麺に並ぶか、と言うことも考えたけど、数量限定だから私が食べたら誰かが食べられない。
 年に一度しか行かない私が食べるべきではないと言う自分勝手なワガママで、今日も経堂から歩いて上町。
 鳥じゃん麺@上町、開店直後なのに半分近くお客さんが座って出来上がりを待っています。
 「新しいお店が出来たんだって」「じゃあ、行ってみようか」的な地の人のお客さんに見えますが、さあどうでしょうか。

 前回訪問時に券売機のつけ麺表示が売り切れだったので、限定10食だから開店直後に伺えば食べられると思ったのですが、今日も売り切れ表示。
 甘かった、まだまだ食べ歩きのこと、何にも分かっていないですな。
 食券を買ってラーメンが出来上がるのを待っていると、続々とお客さんが来店され、店内待ちになるほど。

 程なくして鳥じゃん春雨680円、麺は暖かいのと冷たいのが選べるので、暖かいのでお願いしました。
 中華麺ではない麺料理を「ラーメン」にカテゴライズするかどうかに異論はあるでしょうけど、私はラーメンだと思っています。
 鳥味噌と春雨を良くかき混ぜてから食べてみると、(春雨に殆ど味がないこともあって)鳥味噌の味わいがまっすぐ伝わってきます。
 細切り胡瓜と斜め切りの白ねぎもいい感じで、とても美味しいですね。

 途中で濃厚鶏ガラスープを頂くと、さすがは秋田比内地鶏、といった声が出るほどの美味しさ。
 中華麺ならば半分ほど食べたところで味変となりますが、そのまま食べ切れそうなほどのあっさりさ。
 それでも卓上の自家製辣油、フライドオニオンを掛けて食べてみると、味変したと言うより違う料理を食べている感覚。
 麺を食べ終わってなお鳥味噌が残るので、一粒残らず頂いてご馳走様でした。

 上町駅から二駅ほど歩いた松陰神社前、駅の繁盛していない側に数店軒を連ねた店舗があり、その中の右から2番目がらーめん辰屋@松陰神社前です。
 創業10年を越える老舗ラーメン二郎インスパイア店で、数年前に一度(臨時休業)、二度(麺切れ早仕舞い)、と振られて三度目の正直、ですか。

 店内に入ると正面の厨房を囲むL字型カウンター10席が満席、って右手壁側の待ち合い席で数人待っています。
 そんなに人気店なのかと驚きながら、待ち合い席の最後尾に並び、席が空くのを待ちます。
 10分ほどして注文を聞かれ、順番にメニュー名と好みとトッピングを伝えていきます。

 もう10分ほどして着席、もう5分ほどして辰醤油らーめん小650円、ニンニク
 なぜ花鰹が振りかけられているのかは分かりませんが、キャベツ率50%の野菜と共に頂くと、他のお店では味わえない美味しいさ。
 極太麺は三河屋製麺の特注麺で、最後の1本までだれることなく伸びることはありませんけど、茹で時間が10分近く掛かります。
 この麺が驚くほど美味しくて、しばらく麺だけ食べていました。

 カウンター台にレンゲは置いてありますが、それはラーメン二郎をラーメンと思っているお客さん向けで、ラーメン二郎をラーメン二郎という食べ物と分かっているお客さんはレンゲなんて使いません。
 「ラーメン二郎(のインスパイア)のスープは丼から直接飲む」のが基本作法です。
 基本作法ですけど、料理は食べる人が美味しいと思う食べ方で味わえばいいとは思います。
 私は、どんな料理にも本来の食べ方、料理人が勧める食べ方があり、それを知ってから「自分はこう食べる」がいいんじゃないでしょうかと思っている。

 スープは鶏ガラ出汁メイン、醤油ダレはカネシ醤油じゃないけど美味しいじゃないか、このスープがあってこそのらーめん辰屋なのでしょう。
 チャーシューばチャーシューの食感、麺とスープを交互に頂いてご馳走様でした。

 今夜は博多うまいもん本舗てのごい屋向ヶ丘遊園店にて2人お疲れ様会。
 喉がからからでもでなくても生ビールで乾杯、なんとビールの旨いことか。
 前回と同じ女性店員さんがいて嬉しい、って女性店員さんは1人じゃなくて2人いるのか、なんで前回気が付かなかったのだろうか。
 相手は全く私のことを覚えていないようで、俄然、断られてからが営業、、、、って何の営業ですか。

 つまみは前回と被らないようにと思いながらもあまり気にせずにあん肝ポン酢。
 お店の数だけあん肝ポン酢はあるけど、思いの外、脂が強くなくてとても美味しかったな。

 〆鯖炙り、じゃなくて単なる〆鯖、だったような。
 一気にビールを空けながら、運んできて下さった男性店員さんとお喋りしていたので、記憶が曖昧。

 よく分からないけど餃子を食べようと言うことになって、食べたことがない博多炊き餃子を頼んで説明を聞いたけどよく分からなくて。
 先ずは丸ごとキャベツとニラを出汁でグツグツと煮て、キャベツが煮えたら一緒に餃子を煮込んで下さいとのこと。
 キャベツは芯が取ってあるだけでホントに丸ごと、お酒を飲みながらじゃないと煮え上がるまで待てません。

 餃子は冷凍じゃなくて包んだばかりの生餃子、キャベツと出汁と一緒に煮ること7分くらい。
 ゆず胡椒を付けて食べたけど、こんな食べ方があったのかと思うほど美味しい。
 どこの店の博多炊き餃子も美味しいのか、てのごい屋だから美味しいのか、その両方なのか。

 前回も食べた地鶏のたたき、これだけは外せないかなぁ。
 すっかり生ビールは終わっていて、とっくに焼酎に切り替えて、今夜も前回同様の白波。
 前回は「飲み切りですよ」と言われたけど、今日聞くと「キープできますよ」に変わっていた、酔っぱらいは人の言うことをちゃんと聞かないからなぁ。

 〆はラーメン、ここまでの料理やお酒はラーメンのためにあったと言っても言い過ぎではない(言い過ぎだな)。
 相方はスタンダードの博多らーめん、私は前回と変えて博多男のみそラーメン780円
 みそらーめんは辛さがノーマルの「よか男」から順に辛くなって「男前度1」、「男前度2」、激辛が「博多美人」となります。
 博多らーめんの醤油ダレを味噌ダレに変えただけだろうと思っていたら、全く違うラーメンにびっくり、レンゲもサイズアップしているし。

 モヤシとキャベツとニラを唐辛子と一緒に炒めた野菜炒めがたっぷりと乗せられていて、野菜増しができるなら野菜増ししたい(できませんから)。
 スープは豚ガラ、鶏ガラの博多らーめんと同じ出汁、ここまでしっかりしたスープのラーメンを出す居酒屋は聞いたことがない。
 麺は博多らーめんの極細麺と違って中太麺、固くなく柔らかくなくのちょうどいい茹で加減で、食べ進むにつれてスープと野菜に馴染んでいきます。
 美味しい、美味しい、辛い、熱い、美味しいと食べているウチに食べ終わってしまってご馳走様でした。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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