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【團十郎さん死去】海老蔵に聞く…「ジェラシー感じるほどの優しさ」

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 歌舞伎を代表する大名跡の当代で、梨園のトップを走ってきた歌舞伎俳優の12代目市川團十郎(いちかわ・だんじゅうろう、本名・堀越夏雄=ほりこし・なつお)さんが3日、肺炎のため都内の病院で死去した。66歳。訃報から一夜明けた4日朝、團十郎さんの長男・市川海老蔵(35)が報道陣に対応した。父として、師匠として愛を注いでくれた團十郎さんに対して「親孝行できなかった」と声を震わせた。また、今春誕生予定の第2子が男児だと初めて明かし、「抱かせたかった」と悔やんだ。

 ◆海老蔵に聞く

 ―最期の様子は?
  「妹(舞踊家の市川ぼたん)がずっと看病していたのですが、昨日に限って地方で仕事をしていまして、その帰りを待つように」

 ―最近、團十郎さんと話したのは?
  「僕は1月、浅草で公演をしていたので、(見舞いには)何回かしか伺えなかった。どうしても至急に酸素ポンプを入れないといけなくなって、舞台中にテレビ電話で話しました。もう父はしゃべれなかったのですが、笑顔を見せていた、と後で聞きました」

 ―どんな父だったか。
  「大きな愛のある人。自分のことはさておいても家族、歌舞伎のことを考えていた。周りを見る優しさのある人で、みんなに平等に光を与えていたので、たまにジェラシーを感じるぐらいでした」

 ―一番、愛を感じたのは?
  「いつもでした。父は早くに父親を亡くしているので、大変な苦労がありました。そういう思いを僕には味あわせまい、としていた」

特集   訃報・おくやみ

[2013/2/5-06:01 スポーツ報知]

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