俳優の松田龍平(29)が、来年公開のインドネシア映画「ザ・レイド2 ベランダル」(仮題、ギャレス・エヴァンス監督)で海外作品に初出演することが決定した。
同作は昨年、公開されたアクション作の続編。インドネシアに伝わる武術「シラット」を武器に、主人公の新人警官が汚職警察官とインドネシアのマフィア、日本のヤクザの三つどもえの抗争の中で活躍する物語。松田は遠藤憲一(51)演じる組長の息子・ケイイチ役で、北村一輝(43)と共に争いに身を投じる。
大の日本びいきのギャレス監督は以前、スポーツ報知のインタビューで続編について、「ぜひ日本人のキャストを出したい」と話していたが、その言葉が実現した。先月からすでにクランクインしているが、日本人キャストの撮影は6月中旬に現地で行われる予定だ。
松田は「パート1は、とにかくアクションが満載で、その展開に息つく暇がないという感じでした。インドネシアを舞台にしたギャレス監督の描くグレーな世界に、どう入っていけるか楽しみです」と話し、ジャカルタ入りに心を躍らせている。
[2013/2/5-06:01 スポーツ報知]