松竹の大谷信義会長は5日、札幌市で記者会見し、歌舞伎俳優の中村勘三郎さんと市川團十郎さんが相次いで亡くなったことに触れ「ご本人たちも(新しい歌舞伎座の開場を)楽しみにしていたと思う。せめてご覧いただきたかった。残念で仕方がない」と悼んだ。
4月2日からのこけら落とし公演については「われわれとしては、頑張って良い舞台をつくっていきたい」と語った。
大谷会長は、この日始まったさっぽろ雪まつりで、新しい歌舞伎座の雪像が披露されるのに合わせ、札幌市を訪れた。
[2013/2/5-17:14 スポーツ報知]