2013.2.5 05:02

虎・福留、グリップ上げて調子上げた!(3/3ページ)

打撃練習をする阪神・福留、奥は佐々木恭介氏=宜野座村営野球場(撮影・岡田亮二)

打撃練習をする阪神・福留、奥は佐々木恭介氏=宜野座村営野球場(撮影・岡田亮二)【拡大】

 近づいたのは、2度の首位打者(2002、06年)に輝いたフォーム。同氏は愛弟子の狙いを、「(昨季まで)メジャーの攻められ方に対応しようとしていた。(日本は)米国みたいに外角が広くないし、向こうはツーシームもすごく動く」と説明。ストライクゾーンの違いや配球面など、日本野球への適応を模索した結果だった。

 「自分がどうやって打ったらいいスイングができるかの判断。いいスピンを打つという意識でやってます。今は(型を)固めている段階ですね」

 佐々木氏に密着指導を受けた宜野座ドームでの居残り特打では、今キャンプ最長&最多の45分間&161スイング。サクラのツボミとともにタテジマでのスタイルが徐々に決まってきた。 (阿部 祐亮)

★3番がいい

 佐々木氏は福留の打順を問われ、「一番いいのは3番でしょう」と断言した。その理由として「一回に必ずまわる打順は3番。5番だと初回にまわらないこともある。1打席でも多く立った方がいい。ヒットでも四球でも稼げるし、僕は3番がいいと思う」と語った。和田監督の基本構想は「5番」。同氏は「監督にいわなアカンな」と直訴も辞さない!?

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