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シューティング千夜一夜 ~第221夜~ ザビガ2008年04月17日(木)21:29
第221夜。デコ祭り最初のシューティング紹介です。 今回は初期のデコシューティング。「ザビガ」をご紹介。 B-WINGの前作の位置付けにあたります。 **************************** 緑と岩の多い「惑星ザビガ」が舞台になるシューティングになります。 1レバー2ボタンで自機を操作。 ボタン1でショットと地上物を撃破するボムを同時発射。 もう一つのボタンでザビガの特徴でもある「高度調整」を行います。 本作は高度調整ボタンで「高高度」と「低高度」にポジションを取る事が可能です。 二つの高度にはそれぞれ特徴があります。 高高度にいる場合、地上の敵をボムでしか撃破できないという欠点がありますが、地上に置かれてある岩や山といった類を無視することができます。 また、空中にいる敵は高高度のショットでしか破壊できません。 網目状の浮遊要塞も空中ショットでコアに撃ち込む必要があります。 ちなみに空中にいる場合は自機に慣性がかかります(B-WINGにもある要素)。 一方、低高度にいる場合は、地上の敵をショットで撃破することができます。 その代わり、空中に浮いている物体は全て撃ち落とす事ができなくなるので、空中からの敵の攻撃を一方的に受ける羽目になります。 低高度にいる自機は地上の山などには当たってしまうので注意が必要。 ただ、網目状の要塞を交わすときに地上にいて避ける必要が出てくる事もあります。 その他、ボムでしか破壊できない砲台が所々にありますが、その中でピンクと緑に光る砲台にボムを当てると「ザビガ人」が飛び出すことがあります。 これを撃破すると、5001点というビッグボーナスを得られます。 全体的にスコアが低い本作では重要なスコア源です。 敵や敵弾にあたると1ミス。 空中にいる場合は要塞に、地上にいる場合は山や窪みに当たると1ミスです。 残機が無くなってミスするとゲームオーバー。 なお、本作はループゲームになります。 **************************** 本作はゼビウスタイプのシューティングをより発展させたタイプのシューティングです。 地上物・空中物という概念はまさにゼビウスの専売特許になるわけですが、それに自機が高度調整できる点を加えたのが、本作の最大の特徴になっています。 「ザビガ」も空中物と地上物の撃ち分けが重要になるシューティングになりますが、高度調整で地上物と同じ高さに合わせて撃ち落とすことができるという点では、とても評価できる作品です。 地上物はほとんどが動くものばかりなので、空中からボムを投下して撃ち落とすのが非常に難しいです。そのため、地上の攻撃が激しい場合は時折地上に降りてからショットで撃ち落としてあげる必要も出てきます。 空中・地上それぞれに危険な状況が生まれつつある状況を、いかに高度調整を駆使しながら切り抜けるかが面白いですね。 例えば空中にいれば空中を浮いている敵を撃ち落とす事ができますが、浮遊要塞に阻まれてしまった場合は、コアを撃って先へ進むか、地上に降りて交わすかの選択を迫られます。 だからと言ってずっと地上にいればいいのかというとそうでもなく、地上にいる場合は空中の敵からの攻撃を全て受ける形になるので、純粋に弾や障害物を避けるスキルが問われてきます。 中には空中の網状要塞と山が同時に迫ることがあり、タイミング良く降りるかコアを探して撃つか…の緊張感のある状況まで出てきます。 こういった選択の余地を与えさせてくれる緊張感は、初期のゲームにはあまり無かった分、斬新な切り口にも見えます。初期のゲームにおいては、かなり良くできたゲーム性だと言えるでしょう。 ちなみに、「ザビガ」のさらに前身となる高度表現を利用したシューティングに「ミッションX」がありますが、同時発色数やハード性能の向上がザビガより劣っていたせいもあり、さらに敵弾の表現がわかりにくいこともあって、ややゲーム性などに難があった作品でした。 この失敗を踏まえた上での高度表現の研究が実を結んだのが「ザビガ」ではないかと予想されますが、いかがでしょうか。 **************************** 「高度」という概念を取り入れている以上、立体感を表現させるのに苦心したと思われますが、本作は2Dにもかかわらず立体表現を上手に表現していると思います。 黎明期のゲームでは「立体」がぞんざいな表現に終始しているものが多いわけなのですが、そんな中で「ザビガ」はとても立体表現が優れています。 立体感の表現が上手な「ゼビウス」に比べると荒っぽくも見えるのですが、逆に岩肌などの元から荒っぽい物体故に、その荒さが逆に良いスパイスにもなってます。 ゲーム性に絡むとなると、なおさら立体表現をしっかりさせないといけないわけですけれど、不自然さをあまり感じさせないという意味では、かなり巧みな表現になっていると思います。 ショットが山に遮られる表現も全然不自然ではありませんし。 また、「ザビガ」の特徴は立体だけに限らず、隠しキャラクターの存在なども話題に上りました。 特に所々に出現する「ザビガ人」の存在は本作を語る上でも必要不可欠になるでしょう。 緑色に光る山のような砲台を破壊すると、時々飛び出すことがあるアメーバみたいな物体になるのですが、これを撃ち落として得られる「5001点」が忘れられないインパクトを与えてくれたのではないかと思われます。 ↓この緑色の物体が「ザビガ人」 ↓撃ち落とすと「5001点」 当時のシューティングのスコアといえば、一の桁が0のものが非常に多く、今のシューティングにおいても、その不文律はあまり破られていない傾向にあります。 ザビガも基本10~100点単位でスコアが加わるのですが、一の桁にスコアが入ることが非常に珍しかった時代だった故に、そういった点では、この作品が「とても珍しい作品」に見えたかもしれません。 小学生の時にザビガを見た時、この5001点ボーナスが非常に珍しく見えましたから。 ゼビウスのソルを意識したボーナスだと思われますが、1点を加えるだけでも意外と見映えが変わるものですね。 **************************** 「ザビガ」は知名度的にはマイナーな作品になるのですが、地上と空中の撃ち分けがゼビウスとはまるで違った趣を持つので、リリースされた当時、一度でも見たら忘れられない作品になるのではないかと思われます。 現時点で移植も何もされていない作品なのですが、色々な意味で特徴的な初期デコの名作と言っても過言ではないでしょう。 ↓ネーミングのハンドロイドも珍しいですね コメントシンプルな良作でした。2008年04月24日(木)20:17 Jソン #Xv8koYaU URL 編集
デコのマイナーシューティングのザビガ。とても懐かしいです。攻撃ボタン押しっぱなしだとボムが撃てませんでした。当時、浮遊要塞の丸いわっかが、スナック菓子のオニオンリングみたいで、おいしそうだなぁと思ってました。内容もシンプルながら、先の展開が知りたくて、結構ハマリましたが、ただ残念な所は
実機だと淡い色使いの為か、地上の敵弾がドットの集合体のように小さいので、知らないうちにミスしてしまいます。 地上要塞でハンドロイド君が大暴れで弾を撒き散らしてますね。 そういえば、ネーム入れのハンドロイド君はBウイングに続き、サイコニクスオスカーでも活躍していましたね。 マイナーシューティングの紹介毎回楽しみにしております。 そういえばオスカーにも・・・2008年04月25日(金)01:59 K-HEX@スネーク #xHucOE.I URL 編集
>Jソンさん
おお、コメントありがとうございます。 すごいマイナー故に誰も来ないかと思ってましたが。 ザビガの空中浮遊の輪っかはたしかにオニオンリングですね。 一件もろそうに見えるのですが、ゲーム中はかなり邪魔くさいので困りますw 敵弾の見やすさは、どちらかと言うとBウイングの白い方が良かったかもしれませんね。 ザビガの地上弾は確かにかなり見にくいです。 >ハンドロイド君 そう、オスカーにもネーミングでいましたね。 マスコットにでもするつもりだったんでしょうか。これはこれで可愛い物ですけどね。 DECO好き2008年11月16日(日)03:30 Darwin #- URL 編集
何気なくググったら、こちらに来ました。
丁寧な説明ですね。非常に懐かしいです。 網状要塞って2001点でしたっけ? DECOのシューティングは本当に良かったですね。 ワンダープラネットはどうかと思いますがw ZAVIGA、B-WINGS、DARWIN4078(メガドライブの4081も)、SRDとかやったなぁ。 網は2000点ですね2008年11月17日(月)02:02 K-HEX #xHucOE.I URL 編集
>Darwinさん
どうもありがとうございます。 ザビガはなかなか高度表現の良い作品でございました。 網状要塞の破壊は2000点ボーナスですね。 そのままB-WINGの通過ボーナスに受け継がれております。 >ワンダープラネット 武器の性質を覚えてないと難しい傾向があると思いますね。 あと連射も必要だったり。 コメントの投稿トラックバックhttp://khex.blog42.fc2.com/tb.php/630-dfa7c7b7 |
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