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児童性犯罪の半数以上が知人から、ほとんどが執行猶予のみ=韓国

サーチナ 2012年12月6日(木)11時36分配信

 韓国の女性家族部は5日、「2011年の児童・青少年対象の性犯罪、個人情報登録対象者」を公開した。調査の結果、性犯罪全体の被害者の51.7%が「知っている人」から被害を受けていたことが明らかになった。複数の韓国メディアが報じた。

   韓国メディアは、「恐ろしい隣のおじさん、児童性犯罪のほとんどが“知っている人”」「児童性犯罪者の半数以上が、被害者の“知る人”」「児童性犯罪に軽い処罰、10人のうち5人は執行猶予」などの見出しで伝えた。

 今回の調査対象は、児童青少年への性犯罪者の有罪判決を受けた1682人。調査結果によると、性犯罪全体の被害者の51.7%が「知っている人」から被害を受けており、前年の46.8%から4.9%ポイント高まった。

 また、性犯罪の49.6%は「性犯罪者が居住する地域」で行われたことが分かった。犯罪の内容は57.2%が「強制わいせつ」、「女性暴行」が36.2%、「性売買・あっ旋」が5.7%だった。

 一方、半数以上の性犯罪者が裁判所の最終審で執行猶予を受けていたことも明らかとなった。懲役刑は38.1%にすぎず、児童・青少年性犯罪者に対する軽い処罰も再確認され、強力な処罰を要求する社会的期待に応えていないとの見方を示した。(編集担当:李信恵・山口幸治)

最終更新:2012年12月6日(木)13時12分

サーチナ

 

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