IFJ報告書:「中国のメディアは氷河期」
毎日新聞 2013年02月04日 22時01分(最終更新 02月04日 22時48分)
【香港共同】国際ジャーナリスト連盟(IFJ、本部ブリュッセル)は4日、昨年の中国における報道の自由に関する報告書を発表した。中国当局は昨年、情報統制や検閲を強化しており、調査を始めた2008年以来メディアへの抑圧が最も厳しかった11年と同様に「氷河期」が続いていると指摘している。
報告書は、中国当局が国内メディアに1日に十数項目にもわたる通達を出して調査報道などを禁じたと批判。報道内容が問題視され、多くの記者らが処分されたという。(共同)