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震災の「避難指示」すべて解除
2月1日 22時2分

おととしの巨大地震で崩落のおそれがあるとして宮城県山元町の高台にある地区に出されていた「避難指示」が、復旧工事の完了に伴い、1日、解除されました。
これで東日本大震災によって宮城県内で出されていた「避難指示」はすべて解除されました。

「避難指示」が解除されたのは山元町浅生原地区にある住宅団地の13世帯です。
13世帯は、おととしの巨大地震で高台の土砂が崩れて崩落のおそれがあるとして「避難指示」が出されていました。
その後の復旧工事が完了したため、1日、解除されたもので、仮設住宅などに避難していた13世帯の住民は戻ることができるということです。
東日本大震災で宮城県内では崩落のおそれがある内陸部の丘陵地などに「避難指示」や「避難勧告」が出され続けてきました。
今回の解除で宮城県内で出されていた「避難指示」はすべて解除され、「避難勧告」は引き続き仙台市の一部などで出されています。
一方、津波の被害を受けた沿岸部の地区は、県は「浸水地区」として、建築制限をかけたり高台への移転を促しています。

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