2013/02/04

岡田紅陽が撮影した関東大震災の写真について

韓国人研究家、日本人による朝鮮人虐殺写真を公開という記事について、チョン・ソンギル氏が公開した写真は岡田紅陽が撮影した震災の記録写真です。『大正大震災大火災惨状写真集』には同一の写真が掲載されています。なお、この書籍は震災後89日後に発売し、すぐに発禁になったもので、その存在はあまり知られていません。東北芸術工科大学のアーカイブのものは絵葉書のようですが、こちらでは上記写真集および私家版のアルバム内に同一写真が見受けられます。なお、私家版のアルバムには写真の横に吉原公園魔ノ池附近と書かれています。この写真については上記以外の情報は不明です。
なお、この写真については以前にも2008年5月に「ル・モンド」に掲載され、「広島・世界が見たことがなかったもの」と紹介されましたが、本当は関東大震災の写真だったということでニュースとなりました。
ネット上には岡田紅陽が撮影したであろう関東大震災に関する写真が数多く見られます。様々な人の手を経て、情報が錯そうしてしまっていますので、写真の使用・掲載等につきましてはご確認いただきますようこの場をかりでお願いいたします。

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2013/01/02

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。美術館は本日2日から開館しております。

忍野村は今朝はマイナス7度ほどでした。今日も富士山はきれいです。気温はそこまで低くないのですが、例年よりもなぜか寒さを感じます。私=学芸員は今日から出勤です。

2012/11/14

8月から更新が滞りました・・・

前の記事を見ると8月に更新したもの・・・。随分と長く更新できませんでした。私=学芸員は慌ただしく過ごしております。国民文化祭関係や県立美術館での会議、出張など外に出ることも多く、なかなか思うように更新できていません。また以前も書きましたが、ホームページ更新が優先となっているため美術館日記が疎かになっています。
今週末にはイオンタウン山梨中央で絵手紙体験のイベントを開催します。無料で体験できますので、是非ご来場ください。国民文化祭のマスコットキャラクター『カルチャくん』も登場する予定です。
来月には恒例のキャンドルミュージアムも開催予定ですので、お楽しみに!

2012/08/05

登らない富士山

「みんなの、にっぽん」というサイトで岡田紅陽写真美術館が紹介されています。
是非、ご覧ください。「登らない富士山」というナイスなネーミングの特集です。
この時期、多くのかたが富士山を目指し、登山道は人で渋滞しますが、登らないで富士山を楽しみたいかたにはオススメのページです。
http://www.minnipo.jp/

2012/07/21

企画展の準備と夏プロ

7月に入ってからは、岡田紅陽没後40年展「富士山」の準備で全く余裕がありませんでした。会場レイアウト、会場装飾のバナー、解説パネル、キャプション作りをほぼ一人でやり、あっという間にスタートしてしまいました。何枚パネルを切ったことか・・・と言うぐらい、プリントしては貼りつけて切り、プリントしては貼りつけて切り…の繰り返しでした。今回ばかりは本当に間に合うのか?と、自問自答してしまいました。
新たに製作した大型作品はかなり素晴らしい出来です。作品自体をデジタルで複写し、大きく引き伸ばしていますが、画質が劣化することもなく本当に素晴らしいです。
是非、ご覧いただければと思います。

と、企画展がスタートして束の間・・・、16日には通称夏プロ、博物館等を利用した夏休み自由研究プロジェクトinアイメッセ山梨がありました。初参加です。県内の博物館・美術館がそれぞれの持ち味で、自由研究のテーマを提供するイベントです。頭を悩ませた結果、当日は日光写真を体験してもらうことにしました。私=学芸員が作ったペーパークラフトカメラ(Nikkou OSN-1)を作ってもらい、それを使って日光写真を撮ってもらうというものです。一応、計算上では50枚程度ペーパークラフト用の紙を用意すれば・・・と思っていたのですが、意外にも?大盛況で50枚が2時間程度でなくなってしまいました。しかも、順番待ちという状況まで・・・嬉しい悲鳴でした。子供たちが自分で作ったカメラを首からぶら下げて歩く姿は、非常にかわいかったです。

_dsc0334

2012/06/26

久しぶりの更新となってしまいました

本当に久しぶりの更新となってしまいました。
夏に向けてイベントや企画展の準備で、現在もまだ慌ただしい状況です。

ようやく今夏開催される岡田紅陽没後40年展「富士山」の特設ページを設置しました。
それぞれのページの制作、フラッシュの制作などに思ったよりも時間がかかってしまいました。
素人仕事ではありますが、学芸員2名で試行錯誤しながら作りましたので、是非ごらんください。

2012/04/30

ようやく来た春

GWになってようやく、この辺りは春らしくなってきました。
桜は満開です。美術館の庭園のフジザクラも見ごろになっています。
どんよりとした冬が長く感じられたせいか、花を愛でる意識が薄い私=学芸員も色づいてきた庭園がなんだか嬉しく思えます。
P1010298_2

でも、不思議なことに水仙は花芽がなく、まるでニラのようです。ニラではないと思うのですが・・・。

P1010300

と、嬉しいことに昨年から仲間入りしたクマガイソウらしき芽が出ているではないですか!
慌てて周辺の雑草と落ち葉をキレイに片付けました。クマガイソウはまだまだ少なく、これから徐々に増やしていければと思っております。GWは美術館&お花見がおすすめです?

P1010297

2012/03/25

美術館日記の更新が滞っています・・・

美術館日記の更新が滞っています。美術館日記だけでなく、ホームページ本体の更新作業を引き継いだので、なかなか更新ができません。
美術館のホームページも若干リニューアルし、多少見やすくなったかな・・・と思っています。とは言え、リンクが張り巡らされているので、こっちを変えたら、あっちも変更という風に作業量は増えてしまいます。来年度、ホームページ作成ソフトを入れ替える予定のため、それはそれでうまくデータを移行できるか心配です。

さて、昨日24日には富士忍野グランプリフォトコンテストの表彰式が開催されました。

_dsc8574審査員の田沼武能氏。


展示は5月7日まで行っていますので、是非お越しください。

2012/02/24

第36回富士北麓地域 高齢者作品展

本日より第36回富士北麓地域高齢者作品展が始まりました。
平成24年2月24日~27日までの4日間となります。

富士北麓地域にお住いの高齢者の皆様の力作が並んでいます。

皆様お誘いあわせの上、是非ご来場ください。

_dsc8403

→私=学芸員は昨日展示作業を行いました。通常はある程度サイズのそろっているフレームを使い、 実際展示するものを見ながら会場を構成できるのですが、当日運ばれてくる様々なサイズのフレーム、様々な大きさの工芸品などを展示するのは難しく、時間がかかってしまいました・・・。今日は開会式が行われ、来場した皆さんが展示されたものを見ながら歓談している様子を見て、とりあえず一安心です…。

2012/01/28

朝から地震が・・・・・・

朝から地震がありました。ここ忍野村は震度5弱。

ドドドド・・・・ユラユラ・・・・といった感じでした。忍野村に住んでいると、瞬間的に地震か?富士山が噴火したか?と両方の可能性を考えてしまいます。ここの所、この辺りでは地震がほとんどなかったので、油断していました。震度5を超えるとさすがに怖いと感じます。

ともあれ、今のところ(私の知っている限り)大きな被害はなさそうです。美術館の点検も11時になってようやく終わりました。とりあえずは、照明のズレや、多少モノが倒れた程度です。さすがにこの時期に避難となると、夜はマイナス10℃を下回るのでそれはそれで心配です。気象庁の会見によると今後1週間程度は震度4程度の余震がある可能性があるらしいので、しばらくは緊張感を持つ必要があるようです。

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