垂線をひく
作図のしかたと、その理由を確かめてみましょう。今回は、垂線のひき方です。垂線は、直線(または平面)と垂直に交わる直線でしたね。
1.直線上の点Pを通る垂線
△C AP≡△C BP (∵ PA=PB AC=BC C P共通)
よって、∠C PA=∠C PB=90°
2.直線外の点Pを通る垂線
△PAC≡△PBC (∵ PA=PB AC=BC PC 共通)から、
∠APM=∠BPM
△PAM≡△PBM (∵ PA=PB ∠APM=∠BPM PM共通)
よって、∠PMA=∠PMB=90°
問題
1. 図1で、直線m上の点Pを通り、直線mに垂直な直線を作図してください。作図には定規とコンパスを用い、作図に用いた線は消さずに残してください。 (山梨県高)
2. 図2のように、直線mと直線m上にない点Pがあります。点Pを通り直線mに垂直な直線を、定規とコンパスを使って作図してください。なお、作図に使った線は消さずに残してください。 (愛媛県高)
答 え
答 え
1.
本文、「1.直線上の点Pを通る垂線」の作図を参照。
2.
本文、「2.直線外の点Pを通る垂線」の作図を参照。
1.直線上の点Pを通る垂線
△C AP≡△C BP (∵ PA=PB AC=BC C P共通)
よって、∠C PA=∠C PB=90°
2.直線外の点Pを通る垂線
△PAC≡△PBC (∵ PA=PB AC=BC PC 共通)から、
∠APM=∠BPM
△PAM≡△PBM (∵ PA=PB ∠APM=∠BPM PM共通)
よって、∠PMA=∠PMB=90°
問題
1. 図1で、直線m上の点Pを通り、直線mに垂直な直線を作図してください。作図には定規とコンパスを用い、作図に用いた線は消さずに残してください。 (山梨県高)
2. 図2のように、直線mと直線m上にない点Pがあります。点Pを通り直線mに垂直な直線を、定規とコンパスを使って作図してください。なお、作図に使った線は消さずに残してください。 (愛媛県高)
答 え
答 え
1.
本文、「1.直線上の点Pを通る垂線」の作図を参照。
2.
本文、「2.直線外の点Pを通る垂線」の作図を参照。
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