クルマ
2013年02月03日
ホンダN ONEとスズキワゴンRを試乗してきた
昨日の土曜日、岩手県内は統一して食鳥検査休業日ということで、県央工場の新年会から戻ってのんびり過ごしました。そして夕方、思いついて市内のクルマのディーラーにて最近進化の著しい軽自動車を試乗させていただいてきました。
まずはスズキワゴンR。ディーラーに寄ったら、系列の家内のマツダCX−5を買ったときの営業マンが対応してくれて、「社長が軽自動車運転するの似合わないですね!」と何度も言われたのですが、聞き流して試乗スタート。
今乗っている3200ccのアウディから排気量5分の1くらいになるわけで、そりゃあ正直言って遅く感じます。しかし視点が高くて運転が楽。ボディがしっかりしている感じはあり。ただ、乾いたエンジン音がやたら耳に入ってくるのがちょっと残念な感じ。
アクセルを離している間に発電する機能が付いているのですが、離すたびに表示ランプが点くのは煩わしい感じがしましたね。しかし、こういう機能が今までのクルマには付いてなかったということに違和感を感じるのは私だけでしょうか。ハイブリット云々の前にこれからは当たり前になるのでしょうね。
見ては、後ろの席がやたらだだっ広いのが印象的。外観も見慣れて入るけど、横からの眺めではウインドウグラフィックがカチッとしていて好きです。内装はオーディオ周りが今ひとつかな。
さて、次はホンダの店へ。実はN ONEの運転席に初めて座ったのは、昨年たまたま寄った盛岡のイオン店内のことでした。外観もそこそこでしたが、内装の印象がとてもいいのに驚いたのでした。その後、雑誌などで乗り味が称賛されていたのでとても気になっていたのです。
最初はターボ無しの方。エンジン音はワゴンRより好印象。ホンダらしいエンジンの存在感が感じられました。乗り心地はどっしりしていてワゴンRより良さそう。遅いのはほぼ一緒か更にという感じ。ダッシュのデザインは相変わらず斬新で高級感あり。
そのあと、ちょうど戻ってきていたターボ付きのツアラープレミアムに乗り換え。回さなくても結構スピードが乗ってきます。静かです。ほほう、これなら幅が狭くて4人乗りでコーナリングに少々緊張感があることと、税金が安いことだけを天秤にかけられる。
それにしてもN ONEの品質感はユニクロよりも無印良品的なハイソな感じがあってとても惹かれます。カタログもその世界観が出ていてとてもいいです。ただ細かいことですが、メーターの中のデザインをはじめ、プレミアムのゴテゴテした感じが受け入れられないので、私ならプレミアムまで行かないで素のツアラーで抑えますね。
もともと小さいクルマが好きなので、我慢できなくなって以前にはトヨタiQやダイハツエッセを所有していたことがありました。稲盛塾長の「売上は最大に、経費は最小に」ではないですが、そういう感性からか軽自動車はずっと気になる存在です。
2013年01月25日
ポルシェもいいかも!?
そういえば、最近あまりビジネス本を読んでいません。電車での移動の機会が少ないことと、家で読んでたのは車関係の単行本だったからでしょうね。
この「ポルシェに乗ると、なぜお金が貯まるのか?」はどこかの書評で評価が高かったので買ってみたのですが、車の本というより、ビジネス本のカテゴリーの本です。
前半は著者、榎本聡さんの自叙伝のような内容。大阪生まれで母子家庭に育ち、子供のうちからビジネスに関心を持ち実際に実行に移して、先生や仲間から一目置かれる存在だったという話。
そして後半に著者の経済観念が書かれていまして、ご自分を含めてなのか「お金持ちはお金にシビアだからお金持ちなのだ」という真理を解説した内容になっています。
具体的には水道代、電気代の節約のアプローチの仕方から始まり、ポルシェ911の中古車の価値の目減りのしなさをご自分の実体験から説明していました。
詳しくは書きませんが、確かに5〜10年落ちの911を買って10年乗れば、軽自動車も真っ青な目減りなんですね。
実は私、この本を読む前、昨年中に911の中古を見に行ったことがあります。そのディーラーの営業マンもその目減りの少なさを強調しておりました。結構それが理由で買っている人が世間にはいるんでしょうね。
まあ、それより車としての魅力が大事ですし、それ以外の要素もあるので見るだけに終わってしまいましたが、周囲の憧れと、実際の経済性の乖離がこれほど高い車もないかもしれません。
いや、周囲の憧れがあるから、経済性が成り立ってるのでしょうね。
2012年11月21日
アウディA3クアトロ、8年落ち本日納車
2004年式のAudi A3 quattroがやっと届きました。注文してから丸1ヶ月、付いていたホイールでは車検が通らないということで少し時間がかかったようです。それにしても雪が降る前に納車できてよかったです。
5万キロ直前まで乗って、もうすぐ車検というスカイラインクロスオーバーを手放して、さあ冬用の4WDの車を選ぶことを楽しもう!とこの秋はネットであれこれ調べて、実車を10台ほどチェック。しかし決断するまで至らないところにネットでこれを発見。一度逃して悔しい思いをしていたところに再度出た玉でした。
スタイルとして結構気に入っていた3ドアでこの色ということで、結局実車は見ることなく、販売店に「臭いは大丈夫ですよね?」と新幹線の車中で電話で確認して価格交渉を少しして決定したのでした。
このA3クアトロ欲しかったんですよね。新車の定価が4,375,000円。ナビと6連奏CDを付けてコミコミで500万円コースですが、8年の月日を経てそのX分の一の価格で手に入れたことになります。ちなみに兄弟車で同じエンジン、同じミッションのフォルクスワーゲンゴルフR32より値落ちが激しいのでお買い得です。
別な固体のA3を試乗して、乗り心地の硬さ、初期のデュアルクラッチ(DSG)の気難しさは分かっていたので覚悟の上です。もちろん8年落ちですし、いい感じのやつれ具合の中古なので楽しんでいきたいと思います。これくらいのほうが気にせずガンガンいけますよね。
しかし、この車を次に譲って欲しいと手を上げている人が、もう3人もいるのがちょっと困りものです(笑)。
2012年11月02日
最終的に何のクルマに乗りたいですか?
先週土曜日の3部門合同合宿の心得本(仕事ができる人の心得)の勉強会で、かなり脱線した質問がありました。「社長はクルマ好きで知られていますが、最終的には何のクルマに乗りたいですか?」
「うーむ、拒否してもいいけど皆知りたいかもね。それにしても、クルマ好きで情報が沢山入ってくるので、一つに絞れないよ〜」と心で叫びながら、気がついたらアウディR8の名前が口から出ていました。今の時点でちょっとは現実味のあるクルマです。
このR8というクルマは、フェラーリとかランボルギーニのちょっと手前にある入門版のスーパーカーと言ったらいいでしょうか。実際、ランボルギーニはアウディと同じフォルクスワーゲンの傘下であり、ランボルギーニ・ガヤルドというクルマはアウディR8と兄弟車なのです。
ランボルギーニやフェラーリは新車で少なくとも2000万円は下らないわけですが、R8のベース車は2000万円を下回る価格で売っています。しかも発売から数年経過して、中古では1000万円前後になっているのです。レクサスLSを新車で買うなら、中古のR8買っちゃいますね。
というわけで、結構まじめに考えていたりして(笑)。しかもR8は四駆だし、右ハンドルもあるみたい。 どうせなら年齢的にもまだスポーツカーを運転する運動神経が残っているうちに手に入れたいものです。
‥などと脳天気に語っているほどの業界の環境ではないのですが、聞かれたから答えただけですので許してね。
2012年10月29日
社用車にプリウス?
某工場長が社用車にプリウスを買いたいという。効率を追求する工場長らしい考え方だと思いました。
「価格は通常そのクラスの社員に与えているギャランフォルティスに比べても安いし、その工場長は日頃FFに乗っていて問題無いと言っているし、お客様も環境にやさしいということで喜んでもらえるでしょうし、試しに一台、入れてみたいのですが‥」
却下しました。なぜ四駆にこだわるのか。それは1年に1回あるかないかの大雪の時、役職が上の人こそ動けないと困るのです。
ハイブリットの四駆でリーズナブルなものが出れば検討しますが、そろそろ出してもらいたいですね。
ちなみに三菱アウトランダーのPHEVが1月に出るそうですが、それは個人的にちょっと興味あります。昨日そのベースモデルのガソリンの2400cc試乗しましたが、うーん、新しいんだから内装とかもう少し気を使ってくれよーという感じでした。でも徹底的な実用志向は三菱自動車らしい、いい方向かも。
2012年09月17日
中古車の臭い
愛車だったスカイラインクロスオーバーを手放したのが車検を半年後に控えた7月でした。残ったのはFRのBMW116i。これでは岩手の冬は乗りきれません。
「まあ冬までに何か四駆を手配せねば。それも楽しみのひとつになるし。」と思って新車のカタログを開いたり、ネットで中古車検索したりしてたのですが、夏タイヤで走れるのも11月中旬までですから、もうそろそろ尻に火がついてきました。
それが目的というわけじゃないのですが、この週末は上京しています。昨日は横浜での次男のアイスホッケーの試合があって、その合間に中古車を見に行きました。この目で確かめないと。
実はこの目で確かめないでネットで見て注文を出したことが3回あります。2回は満足した状態のが入って来ましたが、高額だった残りの1回は大失敗。どうしても車内の臭いが嫌で、消すことをあれこれ試みたのですが駄目でした。結果的に高い授業料を払いました。だから絶対実車を見るようにと思ってます。
今回見た1台はかなり満足。しかし臭いが少〜し残っていました。店の人は「私には分かんないですね〜」と言ってましたが、私も「こんなのはこの年数の輸入車の中古なら普通かもしれない」と思ったりするんだけど、気になるんですよね。
何なのでしょうね。タバコの匂いじゃないし。前オーナーが内気循環モードにばかりして自分の呼吸が染み付くのか? ペットの臭いなのか? それとも都会の汚れた空気なのか?
もしかすると自分が空気の良すぎるところに住んでいるから気になるのかなー。
中古車の評価の中でかなり優先度の高い項目が「臭い」だという人、私だけじゃないのではないでしょうか。それをデータとして評価項目に入れてネットで検索できるようになったら、あっという間に独占企業になれるから新規事業でやりたい!!
2012年07月22日
さようなら、スカイラインクロスオーバー
2年半で約5万キロ連れ添ったスカイラインクロスオーバーを手放しました。これで私の手元にはBMW116iだけ残っていることになります。
というわけで、恒例の振り返りを10項目挙げてみましょう。
1.スタイルはなかなかイイ アメリカではインフィニティEXとして販売されてるんですが、デザインが好評だった上級のFXを小型化したようなスタイルですよね。SUVとクーペの融合という狙いは十分達成されていると思いますし、時々はっとするかっこ良さはあると思いました。ただ、やはりアメリカ向けのデザインだからか内外に光モノが多いのがちょっと、ね。
2.エンジンがうるさい 3.7リッターなんですが、以前現行のスカイラインセダンで経験した2.5リッターに比べるとやっぱりパワーが違います。しかし、うるさいのなんの。2.5リッターのほうがシュルシュル回ってよかった。今からでも2.5リッターで出したらいいのに。
3.乗り降りがしやすい これは本当にちょうどいい。ドアを開けてすっとスピーディーに乗れます。昨今コンビニに買い物行くとかという時に、よっこいしょ的な負担は皆無です。それに比べると116iはやっぱり低くて乗り降りに気を使います。
4.オプションのレーダークルーズコントロールの上限110キロ(正味100キロ+)では流れに乗れない 私にとっては初めてのACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)でしたが、楽しかったですね。一般道でも結構使いましたが、時代の先取りをしている気分になれますし、実際非常に楽です。しかし、同じACCでも輸入車は上限が200キロで国産車は110キロというのは、それだけで商品価値が何倍も違うと思います。ですから次はACC付きの輸入車にせざるを得ません。ま、免許証の残り点数が少ない時は国産車のほうがオススメですが(笑)。
5.室内空間とトランクがちょうどいい ドイツ車はまっすぐ横にゴルフバッグを積めるようになってないのに比べ、これは3個は積めます。そして人が4人乗る空間としてもベストだと思います。BMW X3の後席に乗るとほんとにがっかりしますから、なぜそれより小さいのにこんなスペースがあるのかと感心するほど設計が巧みだと思います。
6.タイヤを変えたら、あれま大違い すり減ったのでトーヨーのSUスポーツというハイグリップタイヤにしたんですが、幅も一回り太い235になり外径も大きくなりかっこ良くなりました。スポーティーに走れますし、ある意味ポルシェカイエンの小型版みたいな走行感覚になったんじゃないかと自負しています。ただ小回りがきかなくなったし、乗り心地は少々硬めなのがデメリットですが。
7.燃費は10モードと同じ9.1キロをマーク 最初の頃は8.7キロくらいからスタートしましたが、高速ではレーダークルーズを設定して安楽に浸っていたら徐々に燃費が上がってきて、とうとう累計で9.1キロをマークしました。まあ、メーター読み110キロが実際は102キロほどだったりしますので、リッター8.3キロくらいかな?
8. アクセルの反応が穏やかで運転しやすい スカイラインセダンは、2.5リッターエンジンのパワーを大きく見せるために過敏なアクセルレスポンスにしていたのを一転してこのクロスオーバーは飾り気のないナチュラルな反応にしたそうですが、たしかにその面では良かったですね。
9. 4WD性能にはほんとに助けられました 雪道でも安心して飛ばせました。目線が高くなるので視界もいいですしね。実は上級のフーガよりも重いということもあって、「ぶつかるものならぶつかってみな!」という安心感がありました。
10. サンルーフを付けると角(つの)も付いてくる サンルーフが大好きな私ですが、アウディやBMWのように大きなガラスルーフのオプションはありません。普通のサイズのサンルーフはありますが、それを付けると鹿の角のようなルーフレールが付いてくるんですよね。折角のルーフラインが台無し。それが嫌でオプションから外しました。
以上です。2.5リッターエンジンになって、レーダークルーズの上限がせめて130キロほどになって、サンルーフに角が生えてないようになれば、また購入するでしょう。もしくはできれば来年出るという次世代のスカイラインのラインナップでそれを全部解決して欲しい!
2012年05月27日
ベンツBクラスを試乗してきた
昨日、小学校の運動会の合間に時間が空いたので市立図書館へ行って、お目当てのアサヒカメラの最新号を読んだ後、クルマの雑誌もペラペラとめくったら、あれまー、ノーマークだった4月発売のメルセデスベンツのBクラスにディストロニックプラスがオプション設定できることになっているじゃありませんか。
ディストロニックプラスと言えば、一般的な言い方で言えば、ACC。アダプティブ・クルーズ・コントロールですね。他にはレーダー・クルーズ・コントロールとも言われますし、BMWはアクティブ・クルーズ・コントロール、スバルはアイサイトと言います。
厳密にはそれぞれ複合した機能を称するみたいで微妙に違ったりしますが、前車追随機能+信号認識+自動ハンドル=自動運転なわけで、自動運転の3分の1の機能が付いているという面で私にとってはほとんど同じです。
これ、以前にも書きましたが、国産車だと上限である正味100キロ(メーター読み110キロ前後)に設定しても100キロ制限の高速道路だと流れに乗れなかったりします。
ですので我がスカイラインクロスオーバーでその歯がゆさを感じながらもACCに味をしめた私は、上限スピードが遥か遠くにある輸入車でこれが付いている車種をずっとチェックしていたのですが、ボルボ∨60以外は高価格帯で馬鹿デカイクルマばっかり。アウディQ3にもイヴォークにもオプション付かなかったのでガッカリしてたら、コレを発見したというわけです。
しかもこれ、ドライバー目線も高いからSUV好きの私にも悪くないかも。それに確かこのクルマ、前評判がいい。というわけで今日、八戸に娘の送迎ついでにヤナセに寄って試乗させていただきました。
あちこちのレビューにあったように、内装の質感はバッチリ。アクセルの感触も急発進しない感じで好印象。シートの高さの調整幅がすごくあって、一番低くするとあまり背の高いクルマを操っている印象が薄くなるほどですが、高くすることでSUV並のドライバー目線は確保できそうですし、乗り降りも楽になります。
運良くディストロニックプラス装着車(全車に15万円のオプション)があったのでそれを使って試乗しましたが、全く問題なくいいですね。停止してもキャンセルに成らないのがいい。
我がBMW116iより静かですが、乗り心地は16インチの一番ベーシックなタイヤだったのですが、ちょっとゴツゴツきます。
ちょっとびっくりしたのが、オートマのギアレバーがハンドルの右奥にさり気なくあること。右か〜。ウインカーと入れ替えてくれよ〜。でも私にしてみれば、左の腰の位置にあるより好きですね。
さて、そろそろ結論ですが、ACC付けて314万円からか!と驚いた反面、カタログを片手に営業の方の話を聴いていると、さすがにそんなに美味い話はないかとちょっと醒めてきたのも事実。
まず、ずっと上のグレードにしないとオートエアコンに成らない。それからリアのプライバシーガラスは更に敷居が高い。加えて、今どきプッシュエンジンスタートのオプションが無いのでキーを刺すしか無い。
また、日本仕様はずべて本国のスポーツグレードと同様、車高を落としてあって最低地上高は105mmしかない! 日本の立体駐車場対策なんですね。 北国のユーザーがこれを買ったらどうなるのか? 壮大な実験がこの冬に始まろうとしている!? 営業の方も注文したそうで、冬タイヤは少し大きめのタイヤを履かせると言ってました。あとは部品をどこからか手に入れてノーマルに戻すしか無いのか。
願わくば、本国のノーマル車高を出して欲しいですし、いっそのこと4WDを出して欲しい。更に私としてはでっかいサンルーフが欲しい。以上、解決になったらすぐにでも欲しい。でも本命は晩秋に出ると言われる車高の低くなる凝縮感最高のAクラスかな。
ちなみにメルセデスは今後、全グレードにディストロニックプラスを展開するそうで、それはほんとに楽しみ。他の外車メーカーも刺激を受けて出してくれるといいですね。そして最終的には国産車も上限をもうちょっと上に持ってきて高速の流れに乗れるようにして欲しいですね。
2012年04月22日
BMW 116i 納車1ヶ月
家内に、マツダCX−5ディーゼルが納車されるのと相前後して、私にセカンドカーとしてのBMW 116iが到着。既に納車から1ヶ月経過したんですが、今日は4時間かけて200キロほど山道を中心にドライブしましてオドメーターはやっと800キロに到達したくらいですが、今のところの印象を書きますね。
ちなみに、発注したのは12月。納車まで4ヶ月ほどかかりました。スポーツとかスタイルとかじゃないピュアな116i。 主なオプションとしては、電動ガラスサンルーフ、バリアブルスポーツステアリング、クルーズコントロール、HiFiスピーカーシステム、スポーツシートといったところ。色は生涯初めての白。ナビはスルーしました。
気温10℃前後の今日、スポーツモードにして、サンルーフ全開、ウインドー半開で山道を走ったのですが、いやー気持ちいい!! この1.6リッターターボエンジンはさすがBMWですね。
前年はハイパワーでマニュアルのBMW135i、前々年は6気筒オートマのZ4 25iで走り回った道なんですが、Z4に負けない気持よさ。135iは馬力あり過ぎで持て余し気味でしたので、気持ちよさでは比べ物になりません。
敢えて標準の16インチ、ノーマルサスなので乗り心地はまったく問題なし。形容するならやっぱり爽快感という言葉が思い浮かびます。
欠点はと言えば、私が3.7リッターのスカイラインクロスオーバーと比較するからでしょうけど、やっぱり発進がもたつき気味。まだこのクルマとの間合いが取れてないからでしょうけど。アイドリングストップからの立ち上がりも下手な感じです。
燃費はこれまでのところリッター11キロ弱。結構EcoProモードにしたのですが、通勤が多かったのでちょっと寂しいですね。まあ、これから伸びて、累計でリッター13キロくらいになるはずと思っているのですが、山道で気分良く走ってしまいそう。
ところで、この顔は賛否両論というより否定的に捉える方が多いようですが、個性があって私は嫌いではないです。後ろの席もそこそこ快適に座れますし、ゴルフと真正面から比べられるとても実用的なクルマです。
ただ、ドイツ車の常ですが、ゴルフバッグがトランクに横に入らない(135i、Z4は例外的に入った)。開口部も小さいですので、後ろのシートを倒して縦に入れるのは骨が折れます。これだけで国産車に戻りたくなってしまいます。ドイツ車のトランクを改造してゴルフバッグを横に積めるようにするニュービジネスを始めたら結構売れると思うのですがいかがでしょうか?
それと、ブレーキが気持よく効くのはいいのですが、ブレーキダストがいただけません。二酸化炭素を抑制することを宣伝文句に新車を売っている昨今ですが、ディーゼルの黒煙ほどではないでしょうが、黒いブレーキダストをそちこちに撒いているわけで、そこのところ地球環境に悪くないのかと言いたくなります。もちろんホイール洗浄の手間も嫌。
もうひとつ、細かいところですが、エンジンを掛けると必ず液晶画面が表示になってしまうこと。液晶画面が嫌いな私はその度に2つのボタン操作をして液晶をオフにしています。ナビ付ければ解決したのかな?
そんな欠点が無い、隣に並ぶスカイラインクロスオーバーを改めて見なおしてたりして‥。
2012年04月17日
マツダCX-5納車とディーゼル乗用車の思い出
家内用として、先週、明るいメタリックレッドのマツダCX−5ディーゼルが納車になりました。下取りに出したマツダのアテンザスポーツワゴンは3年で8万キロ乗りましたので、話題の新世代ディーゼルがピッタリかもということで選択しました。
ディーゼルってやっぱりガソリンと違ってうるさいし、アクセルの感度が鈍いのでどうかなと心配しながら納車を待ったのですが、着いて最初の発見は、我が家のような密閉型の車庫ではガソリンの排気臭より強烈に感じること。二酸化炭素排出量はガソリンより少ないはずなので、やっぱり慣れでしょうか。
さて、今回は私の記憶に残っているディーゼル乗用車について。まずはもしかすると最初のマイカーになったかもしれなかったいすゞジェミニ。爆発的な人気を博したあのあのFFジェミニじゃなくて、FRの初代ジェミニ。会社で大量導入していた車で、後輪駆動なのに雪深い農場の巡回にも指導員が使っていたものです。それを学生で免許をとったばかりの私に中古のジェミニを父が与えると言っていたのですが、どうにも鈍重な操作性と、まっ黒い排気で受け入れ難かったので、お断りしてホンダ・シティターボ(初代)を買っていただいたのでした。
次は父のメルセデス・ベンツ300D(W123型)でしたね。アメ車のあとに我が家にやってきた初のドイツ車でしたが、タイヤのグリップが弱くて、排気がやっぱり黒煙で、鈍重なエンジンという感じで印象が悪かったですね。しかし、ドアの閉まる音とかメーター周りだとかの質感は凄いと思ったものです。
そして時は経ち、新世代のディーゼルとして売りだされた日産エクストレイルのディーゼルを試乗した2年ほど前。雑誌などで評価が高かったようでしたが、私にとっては「どっかんターボ」(=回転が上がらないと馬力が出ない)でがっかり。これでかなりディーゼルは私に合わないと確信を深めたのですが‥。
昨年、スペインに行った時にある日本人経営者がバルセロナにいるときに使っているというシトロエン・C4ピカソのディーゼルを運転させてもらったんですが、これが思いの外良かったんですよ。あとで調べたら、このエンジン、あちこちでエンジンの賞を戴いている名機だそうで。
そしてCX−5なのですが、実はディーゼルありきではなくて、ガソリンエンジンの方もスカイアクティブ技術で低燃費とハイパワーを両立しているとのことで大いに悩みました。パワーはディーゼルにだいぶ劣りますが、やっぱりガソリンのほうが運転が気持ちいいのではないかと。
まだ私もそんなに運転してないので評価はこれから。家内には概ね好評のようですが、CX−5人気で市内に同じ車が増えるのがちょっと寂しいかな。
2012年03月19日
いいよね、ホンダ・フィット
当社でも社用車で何台も導入しているホンダ・フィットですが、このたびの宮崎出張でレンタカーに充てがわれたのがこのブルーのフィット。そんなに距離は走らなかったけど、私の好きな色でしたので楽しく過ごすことが出来ました。
特に感激したのが、代行運転してもらって後席に乗った時。十分広くて文句なし。乗り心地も上々です。
運転してても剛性感のあるボディ、ドライな音をさせながら回るエンジン、それに効率的であろうとするCVT、前後長は短いながらも大腿部をしっかり支えてくれる椅子が好印象。
細かいところでは、昔、私も所有したホンダ・シティにはエアコンの冷気で缶ジュースを冷やす仕組みが標準装備でしたが、このフィットの左右のエアコン吹き出し口前はボトルを置けるようになっていて、冷やすことができそうなところもいいですね。
私の理想とする実用車の条件として、4人が窮屈な思いをせずに座れるシート(特に大腿部が浮かないこと)、適度に高いドライバーの視点、適度に広いトランクスペース、前席回りの荷物の収納が十分あること、馬力はそこそこでいいからトルクがあって燃費がいいエンジン、そして運転が楽しいこと、コンビニに楽に停められること、といったところが思いつくのですが、フィットはかなり高い点数が付きそう。いや、もしかすると軽自動車でも十分なのかもしれませんが。
フィット大したものだなと思いましたが、 ただ左右の三角窓だけは好きになれません。その一点で自分が運転するならスイフトを選んでしまうでしょうね。
今度のフィットには、ドイツ車みたいにエネルギー回生システムとアイドリングストップが付いてリッター30km達成でしょうね。
そうなれば「同じリッター30kmだったこれまでのフィットハイブリットは何だったんだ!」ということに成りかねないですよね。ホンダ、ピンチ!?
2012年02月08日
スバルBRZはいい感じ!
一昨日、盛岡に行ったついでに、岩手県内には1台だけ展示してあるという3月28日発売のスバルのスポーツカー、BRZを見て来ました。
パッと見、白だったこともありそんなにオーラを放っている感じはしなかったですね。まあ200万円台の車なのでそんなものでしょうが。しかし内装が結構雰囲気が出ていてスバルらしくない(笑)。
これがスバルだけで開発されたなら、外観も内装も野暮ったかったと思いますし、エンジンもトヨタの技術が入らないから燃費がちょっと悪かったんでしょうね。
逆にトヨタだけだったら、水平対向4気筒エンジンで極限まで低重心を追求することもなかったはずです。
後席に潜り込んだら、なかなか椅子が深くて感心しました。GT−Rよりは頭上空間も膝もなんとかなりそう。それから、タイヤが4本積めるというのもよく考えられていると思いました。もちろんゴルフバッグは2個積めそうです。理詰めでできていて、なかなか購買意欲をそそる車でした。
スズキとフォルクスワーゲンの関係は実質破談しているわけですが、今回トヨタとスバルの関係は素晴らしくうまく行ったのではないでしょうか。やっぱり商品をまず共同でつくろうじゃないか、という始まり方が功を奏しているし、それが気持ちが熱くなりやすいスポーツカーという舞台だったというのが粋です。
双子車のトヨタ・86の発表会にはメーカーの枠を超えてユーノス・ロードスターの開発主査だった貴島孝雄氏が登場したそうですが、今回発表されたいろいろな仕掛けも含め、クルマ好きの豊田章男社長の一本筋の通った思想が感じられ、すごく好感を持ちました。BRZ欲しくなってきたぞ〜。ん?トヨタとスバル混同してきた(笑)。
ただ、4ドアバージョンも噂されていますので、私とすればそっちが欲しいですね。かなり待たされるでしょうけど。
2012年02月05日
トヨタ・アクアとスバル・インプレッサを試乗してきた
二戸市内のカー・ディーラーに行って、最近の新車2台を試乗してきました。
まずはトヨタ・アクア。受注が既に12万台に達したという今年屈指のヒット商品間違い無しのクルマですね。
3.7リッターのクルマでディーラーまで乗り付けた私にはさすがに遅い車でしたが、次第に慣れてくるとパワー不足は感じなくなりました。時々アクセルを踏んでみると逆に結構静かな気持いいエンジンサウンドだな、という印象でした。もちろんエネルギーモニターを見て今どう機能しているのかを見るのも楽しいです。
しかしどうもダッシュボードの造形が好きになれませんね。プリウスはもっと繊細な感じがあって高級じゃなくてもそんなに不満なかったのだけど、コレはどうも取って付けたような感じでコンパクトカー独特の愛らしさが無い。もったいないな〜。
オートマのグリップ部分もブルーに加飾されてるんだけど、安っぽいんだよね。
それとこのテールランプがねえ。クリアレンズじゃなくてオーソドックスなものにしてくれたらいいのにね。クリアレンズでもまだプリウスのほうが納得できます。せっかくリアガラスが普通の形になっていて、プリウスと違って視認性が確保されているのはいいところだけど。
小さい車が好きな私ですけど、アクアにはサンルーフやクルーズコントロールのオプションが無いこともあるので、私が買うならちょっとお高いプリウスにしてしまうでしょうね。
さて次は、スバル・インプレッサです。残念ながら私のお目当てのアイサイト付き2リッターの仕様じゃなくて、1.6リッターの四駆でした。しかも鉄ホイールで、色は地味なグレー、おまけにドアバイザー付き。先日東京で通りかかったスバルのディーラーで見た白のハッチバックは結構カッコよかったと思ったけど、全然その面影なし(笑)。
走り出しはアクアに全然及ばす。エンジンが温まってなかったというのもあったんでしょうけど、エンジン音がやたら勇ましく感じました。しかし、営業の方が言うように、Sボタンを押すと太いトルクを発揮して結構加速します。巡航してみるとスタッドレスタイヤの鳴く音が結構耳に入ってくるので、静粛性は思ったよりイマイチかな。
新型になって大いに期待してたのは内装。でも、デザインはオーソドックスで悪くないのだけど、やっぱりそれぞれのパーツの品質の統一感が無くてまだまだという感じでした。この辺が垢抜けてくれたらなと願ってます。ま、ご覧のように付いていたオーディオユニット自体もパッと見のイメージダウンを招いてたのかもしれませんが。
外観を改めてみると、フロントはエラが張ってるんですね。もっとコンパクトに見えるような形にしてくれたら良かったのになと思いました。好みからすれば先代の方が良かった。ただリアランプがクリアじゃなくなったのは朗報でしたが。
帰り際、スバルの営業マンが一言「インプレッサは社用車にどうぞ。社長さんにはBRZに乗ってもらいたいですね」。うーん、BRZは乗るのが怖い。あまりに気持ちいいことばかりネットや雑誌の試乗記には書かれているので。
でも何でこういうスポーツカーだとアイサイトやクルーズコントロールを付けないんでしょうね。メカニカルなものが好きな人種がスポーツカーに乗るのだと思うのだけど。
2011年12月27日
出ましたね、岩手産「トヨタ・アクア」
昨日夕方、いつものようにテレビのローカルニュースを録画したのを時間差再生して見ていたら、金ヶ崎町の関東自動車で作られるトヨタ・アクアが発表になり、工場でもお披露目をしたんですね。
6年生の次男が一言「お父さんこれ買えば?ハイブリットだし」。おお、嬉しいねー。息子たち2人はオーディオにも車にも関心が無さそうでちょっと寂しかった私ですが、電車好きな次男のほうが関心を示してくれました。
その後、週刊ベストカーの最新号を開いたら、ご丁寧にプリウスとの価格差も解説されているじゃないですか。機能を一緒にすれば30万円差のようですが、プリウスのほうが値引きが10万円多いので、実質20万円の差。ホンダ・インサイトに負けじとプリウスは安くしましたが、余裕ができてアクアはフィット・ハイブリットより高く値付けされているんですね。それでもアクアを買おうとすると概ね半年待ちだとか。
しかし、例によってプリウスと同じくアクアに四駆は無し。もったいないですね。ついでに言うと、エコカー補助金がこのたび復活になるそうですが、四駆に対する配慮が相変わらず無いんですよね。昨日挨拶にいらっしゃった国会議員さんにこのことを文句言えばよかったかな(笑)。ま、中には四駆のほうがエコカー減税率が高いという車種もあるから無理か。
私はモーター特有の出だしの感覚は好きですし、以前に比べると燃費が良いクルマに乗っているんだという気持ちよさは感じているはずなのですが、さすがにアクアはパス。これから出るエコカーで関心があるのはIQかな。
でも春になったら、全然違うクルマに乗っているはずです。あー楽しみ。
2011年11月20日
さよなら BMW 135i
セカンドカーとして7ヶ月あまり所有していた、BMW 135iを手放すことになり、今日は手元にいる最後の日でした。
3月上旬に3年落ちで43,000キロ走った格安の中古車を注文し、手元に届く前に大震災が発生。セカンドカーとして乗り回している状況ではないので、一度は違約金を払ってキャンセルしようと思ったのですが、売ってくれた会社に迷惑がかかるだろうと思いとどまり、3月中に納車していただいたのでした。
その後、子どものサッカーの試合が通常通り行われるようになると、週末には開催地にこの車でよく行きました。この写真は4月下旬に久慈まで行った時の帰り、平庭峠のあたりです。
例によってこの車に乗ってたくさんわかったことがありましたので箇条書きでいきます。というのも、このブログのこれまでの人気の記事のうち一番閲覧数が多いのがこのBMW Z4のページだったもので、その真似(笑)。
1.早く走りたがる人に速い車は合わない BMWには箱型でありながらM3やM5と言ったポルシェ911やGT−Rに匹敵するようなスペシャルなスポーツカーがあるのですが、それに次ぐ加速が味わえるのがこの車です。しかし、この車の力を余すところなく発揮しようとするともう公道では無理ですわ。我慢を強いられます。逆にストレスが溜まってしまうものだと分かりました。でもステアリングを握っているだけで、ハンドルをちょっと切っただけで楽しい車ではありました。
2.マニュアルは変速数が増えると扱いづらい 50代目前ですから最後のチャンスと思って久しぶりにマニュアルを選んでみました。セカンドカーということもあって、コーナーなどで変速するのを忘れたりして慌てます。しかもこの車、3〜6速はどこに入っているかさっぱり分からない。全域でトルクがあるし、音がジェントルだし、3と5の違い、4と6の違いはいちいち見ないと分からなかったです。ハイギヤードにして燃費を稼いでいるというのもあるでしょうけどコレなら5速にしてもらったほうがすっきりしますね。
3.パワーのある車にマニュアルは合わない 現GT−Rがマニュアルの設定を無くしたときの言い訳がよくわかりました。早い車だとマニュアルは手間がかかって確かに危ないと思いました。それに、年取ったからかな〜、今になるとクラッチを切ったり繋げたりという動作が精密機械感を阻害しているように思います。
4.この直列6気筒ターボは気持ちいいし静か BMWの直列6気筒は絶品。更にターボが付いて静粛性が高まって、パワーも余裕で出てくる。トータルで燃費はリッター9.0kmでした。エンジンだけでこの車の半分の価値があると思えます。ただ私はエンジンに直結するミッションが気に入らなかったわけですが。
5.ブレーキの効きは圧倒的だけどブレーキダストに閉口 一度ブレーキに助けられた瞬間がありました。さすがBMW!と感心しましたが、それでも最低でもガソリン満タンのたびにホイールは洗わなければならないのには、日本車の常識に慣れた頭では納得が行きませんね。ドイツ車は皆そうらしいですが。まあ、高圧洗浄機などでも取り除きやすい汚れではありますが。
6.スマートでないデザインがイイ 力感が感じられる姿がいいと思っています。これもクリス・バングル氏のデザインなのでしょうが、小さくて小奇麗で終わっていないのがいいです。しかもお尻が小さくてしまっていて、タイヤが太くて存在感がある。一言で言って、筋肉質ですよね。スポーツマンそのものの外観です。ちなみに新型1シリーズはあまり好かれていないようですが、機能優先、不細工な顔で結構ワタシ的には惹かれます。
7.スポーツカーでもやっぱり乗り心地がいいに越したことはない 前オーナーが選んだタイヤもあるのでしょうが、乗り心地がイイ。ベースが3シリーズと共通というだけあってドッシリ感あります。私が乗っていた初代Z4よりよさそうでした。震災後まだまだ凹凸がある東北自動車道でもそんなに問題なく走れた感じでした。
8.時々後ろに人を乗せるとき罪悪感を感じる 2人乗りのZ4に比べたら4人乗れるので実用的だと思いましたが、やっぱり家族でも面倒かけるので申し訳なく思います(子供たちは不満は言いませんけど)。窓ガラスは広いし、スカイラインクーペより広いと言われる後席なのでそこそこ快適だとは思いますが、前のシートを下げるとかなりギリギリですしね。今度セカンドカーを買うなら、潔い2人乗りがいいなと思っています。ただ、後ろの席があるほうが前の席のシートのリクライニング角度が自在にできて昼寝がしやすいんですよね。
9. 太ももを広く支えるスポーツシートが最高 電動パワーシートが付いてきたのですが、やっぱり便利でしたね。コーナーでは適度に支えてくれて気持ちいいです。そして、座面の前後長が変えられるように、前部の1/3が前にせり出せるんですよ。これが最高。
10.オートライトが早く点きすぎて役に立たない その他細かいことでは、「前の席のセンターコンソールにはペットボトルは1本しか置けない。しかもそれを使うと左肘掛けが使えない」「5人乗りではない」「ナビが前世代のもので扱いにくい」「ゴルフのキャディバッグは1個だけしか横置きできない」と言った所が不満ではありました。
これで私のガレージは、これから3シーズン目の冬を迎えるスカイラインクロスオーバーのみとなります。 まあ、高速道路の被災者証明を忘れる心配がなくなって安心です(笑)。え、もうこの被災者証明は要らなくなるんですか??
2011年11月04日
ダイハツ コペン
2004年から2年ほど我が家にセカンドカーとして、ダイハツ・コペンがありました。自動車評論家の徳大寺有恒さんをはじめ、雑誌で結構評判が良かったので、トヨタMR−Sの後に買ったのでした。
この車、ほんとに気持ちよかったですね。軽なので軽いということもありますが、64馬力という表示が嘘のようにパワーが出る感じでした。特に、十和田湖に抜ける山道を走るのが気持ちよかった。パワー出しきり感と周囲への迷惑感が極小なこともあって、もうコレが最高とその当時は思ってましたし、今でもそう思います。
買ってしばらくして、見た目でタイヤが細すぎるように見えましたので、雑誌で推奨されていたホイールのインチダウンを実行。165/50R15から175/60R14にしたのでした。足回りの剛性感が上がり、ちょっと視線が高くなったのですが、そのおかげで腹がこすることも少なくなり、ホイールの色が車体色にピッタリでかなり満足してました。
どうして手放したのかというと、電動格納式のルーフを閉じた状態だとガタガタうるさくて辟易したから。数千キロでそうなったのです。今なら何とかしてそれを修理しようとしたでしょうけど、その当時は、軽だからこんなものだろうなと諦めたのでした。
もちろん、社長としてこんな小さな車で事故ったら‥とも思ったのも事実です。マツダの3代目のロードスターが出て、それに乗り換えたというのもありましたけど。
いま、次期コペンや次期ビートが計画されているそうですから、とても楽しみにしてます。買えるときには50代の大台に乗ってしまいますが、手に入れてしまいそう‥。バイクや自転車よりは全然安全ですしね(笑)。
2011年09月29日
アメリカでもやっぱりクルマを見てしまう
クルマ好きですから、アメリカ大陸に行ってバスで移動の最中は、クルマを見て、よく言われることを復習して考えてしまいます。
道がまっすぐだからコーナリング性能は要らないんだな。狭い道がないから車幅が大きいんだな。人の体格が大きいから小さなクルマがないんだな。周囲がデカイ車ばかりだからコンパクトカーは貧素に見えてしまうんだな。繊細というより大らかなアメリカ人だからクルマもそうなっちゃうんだな。
しかし、アメリカだと直線的なデカいクルマがかっこよく見えますね。フォード・エスケープはタクシーに使われているけど、角張っていてほんとにかっこいい。シボレー・トラバースはアウディQ7より大きくて、より鯨みたいな柔らかい曲線がいいと思いました。
また、日本車では我がスカイラインクロスオーバー(インフィニティEX)の兄貴分のFXが思ったより大きく見えなくてさすがにカッコいい。またトヨタ・ヴェンツァは直線的でタイヤが大きくて安定感があってシャープに見える。
これらは日本では売ってないんですよね。大きいから売れないと見ているんでしょうね。惜しいな〜。
2011年03月28日
初めての車 ホンダ シティターボ
頭のリフレッシュが必要なので、たまにはクルマの話を書きますね。
大学に入ってすぐに運転免許を取り、しばらくして父にせがんでクルマを買ってもらうことになりました。バブルの頃でしたし、大学のサークルの仲間も結構持っていたもので。
ベストカーガイドという雑誌をそのころ欠かさず読んでいて、あれこれ候補を考えました。
ホンダの2代目プレリュードやトヨタの7代目コロナハードトップがカッコ良くて好きだったのですが、学生の分際でもあるし、小さくてパワーがあるのに惹かれて、標準価格109万円のホンダシティターボに決定。
この車で卒業までかなり走りましたね。サークルの合宿ではコレに5人乗って軽井沢や房総のチロリン村とか葉山とか。
その当時、ホンダは「メカミニマム、マンマキシマム」つまり、最小限のメカで最大限のスペースを標榜しておりましたか、これに5人乗るとブレーキは本気で踏まないとダメだし、すごく運転に緊張感があって楽しかったな。
それに3500回転を過ぎると急激にトルクステアが出てしまう危うい車でしたけど、それがまた個性的で楽しかったですね。ただ、低速トルクがないので、東北自動車道の安比高原あたりの坂道で5速で走るとどんどんスピードが落ちましたけど。
この車、マッドネスのCM(下)が話題であちこちから指を指されたものでした。同じ車の仲間とすれ違うと合図したりとかもしてましたね。
しかし、この後しばらくして、バラードスポーツCR−Xという背の低いスポーツタイプの車がデビューします。確か123万円でした。この時ほど悔しい思いをしたことはありません。もうちょっと待てば良かった〜。
さて、このシティターボを作ったのはホンダの20代の若者たちだったといいます。今や50代でバリバリやっているはずなんですが、今のホンダはしかしカッコいい車が出てきませんね。
私は今のCR−Zのデザインは惜しいなと思います。狙いはいいけど詰めが甘い。もっと美しくまとめることができるはずなのに、居住性等で妥協してしまっているように思えます。次の世代に期待したいですね。
2010年08月29日
さよなら、iQ!
3月に仕入れた中古車iQを嫁に出しました。5ヶ月間、我が家におりましたが、結構乗って十分わかったかなと思いましたので、価値のあるうちに‥。
もう7〜8年前でしょうか。初代のスマートをオランダ出張で見て、狭いアムステルダムにぴったりのクルマとして可愛く見えて、帰国してからあれこれ調べ、試乗したことがあります。
しかし、自動クラッチがぎこちなく、乗り心地がダメで躊躇してしまいましたが、その後トヨタはスマートをちょっとだけ大きくして、4人乗りにして、ごく当たり前の乗り心地を確保してこのiQを出してくれて、私にはストライクでした。
前回のBMW Z4の記事に倣って、分かったこととして箇条書きにしてみましょう。
1.とにかくUターンや直角で曲がるのが気持ち良い。車ってどんどん大きくなってホイールベースが長くなっているわけですが、その逆を行くわけで、ちょっと街を走るだけで運転の楽しさが味わえます。これがマニュアルだったり、タイヤが太かったら更に格別でしょう。200万円で買える限定のGAZOO Racing tuned by MNを押さえなかったのが悔やまれます。
2.3気筒エンジンが楽しい。1.3リッターに比べてこの1リッターは非力だしうるさいと言われますが、だからダメだとは思わなかったですね。低速トルクがあってCVTは燃費重視でしたが、気持ちよかったです。
3.デザインは結構評価してます。小さいけど高級車という位置づけをよく表現していると思います。タイヤは結構デカいのが付いていますし、横からの眺めはチョロQそのものでかわいい。
4.こんなに短いホイールベースでも、乗り心地はちゃんとしています。後ろを振り向かなければ小さい車であることを忘れてしまいます。
5.後席下の収納が楽しい。助手席にはグローブボックスが無いのですが、車検証や説明書類をこの後席下に収納できるので問題ないです。なかなか洒落ています。
6.後席を畳むときにヘッドレストをいちいち取り外さなければならないのが面倒。ヘッドレストは柄ごと畳んだ椅子の間に挟めるのは良いアイデアですが、戻すのに2個のヘッドレストをいちいち挿し込まなければならない。ヘッドレストも畳めるようにして欲しい!
7.ルームライトがLED1灯ではいくらなんでも暗い。可動式なんですが、もう本当に暗くてイライラします。
8.助手席を間違ってスライドして後ろの人の膝・足にぶつかることがある。勢いで当たるんですよね。これはこの車に限らず狭い後席を持つ2ドア車はみんなそうなのでしょうが、高級車なんだから‥。いっそのことパワーシートにして欲しいですね。
9.非力だからこそクルーズコントロールが欲しい。高級車なんだから、ストレス解消のためにこれは装備して欲しいな。このクルマ、110キロ以上は必要ないから(笑)。レーダークルーズだったら最高です。
10.ガラスルーフが欲しい。開かなくていいから、天井いっぱいのガラスルーフが欲しいですね。その分上が重くなって軽快なハンドリングがスポイルされるかもしれないですけど、ちょっとくらい乗り心地が硬くなるのなら是非オプション装備してほしいです。もしくはいっそのこと新型シトロエンC3のような巨大なフロントウインドウに!
2010年08月15日
アルファロメオMitoとプジョーRCZの試乗
先日、盛岡に行った際に時間があったので、プジョー、シトロエン、フィアット、アルファロメオを扱うARGOS盛岡に寄って試乗してきました。
アルファロメオのミトは出た当初は雑誌を見てもピンとこなかったのですが、小さくて運転が楽しい車好きの私としては、やっぱり気になってきてカタログを取り寄せていました。
その直後、驚いたことに友人のO氏がゴルフ場にそのミトで来てビックリ。うわ、先をこされた。
今回やっと試乗できたのですが、これが最新型の高出力170馬力のクワドリフォリオ・ヴェルデ仕様(マニュアル)。
乗り始めは、意外と柔らかい乗り心地に落胆。通常3.7リッター330馬力に乗っている私だからか、パワーも「何これ?」という感じ。
しかし、セールスの方がDNAボタンのD(ダイナミック)を選ぶと豹変。おお、ターボが効き始めると気持ちよく運転できます。説明によると、N(ノーマル)は燃費のためのポジションです、とのこと。いちいちDボタンを選ばなければならないのは面倒だけど、運転の楽しさは実感できました。
MINIと比較すると、やっぱり自分にはMINIのほうが肌に合う気がするけど、二戸のような狭い土地では、キャラが重ならなくて、独自性が保てるのはミトのほうですね。
さて、その日、意外にもプジョーRCZ(6速オートマ、18インチホイール)の試乗車もあるということで、もちろんお言葉に甘えさせていただきました。走ってまもなく‥、うわー、これはいい!!
クラスがずっと上のクルマに乗っているようです。しかも運転している実感がすごくある。パワーも1.6リッターとは到底思えません。オートマもデュアルクラッチかと間違うほどダイレクト感がある。
コックピットの見晴らしもいいですし、荷物も結構積めるし、後ろに子供を2人載せられるし、これが399万円というのはプジョーもなかなかいいところを突いてきたな、と感心。
アウディTTを試乗したのはずっと前なので、同列には比べられませんが、いい線いっていると思います。この日猛烈な暑さで、革シートの表面温度の上昇には参りましたので、布シートが是非欲しいとは思いましたし、マニュアルだと左ハンドルしかないのは辛いですが。
一生一度、フランス車に乗るなら、この選択も悪く無いと思いました。目立ちすぎるのが難点だけど(笑)。
2010年07月25日
日産エクストレイルディーゼル 三菱i-MiEV VWポロ
最近試乗した車の感想を書いてみますね。
まずは日産エクストレイルディーゼル(オートマ仕様)。欧州ではガソリンよりディーゼルのほうが売れていると言うし、分厚いトルクが案外楽しめるのではないかと期待してました。
エンジンをかけた状態から、カラコロカラコロ言うディーゼル音は結構します。出だしのトルクは細いです。せっかちな私なら、ちょっといらつく場面もありそうです。しかし、巡航速度になると坂道もすいすい上がっていく感じが楽しめました。
日頃、パワーのあるスカイラインクロスオーバーに乗っていますので感激するほどのパワーではなかったのですが、確かに高速なんかはクルーズコントロールが付いていることもあり楽ちんそうです。
結論としてやっぱり私にはちょっと縁遠いかな。道具感で乗る車という印象でした。カラコロ音は可愛いと思うのですけどね。
次は、三菱の電気自動車i−MiEV(アイミーブ)です。
いや、当たり前ですけどとにかく静か。エンジン音がないというのは真に「高級」だと思います。風切り音が気になりますけどね。
出だしは、プリウスのモーターより大人しい発進をする印象。もうすこしぐいっとカラダを持っていってもらえると気持ちいいんですけどね。
それからあっという間に、結構なスピードになります。不思議な感じです。
自分の車に戻ると、エンジン音が不快に感じます。世の中にはBMWをはじめ快感に感じるエンジン音があるのでそれとの比較はどうなのでしょうね。
コレは軽自動車のクラスなのに値段がまだまだ高いので買う気は起こらないですが、日産リーフが車格が上なのでちょっと興味があるかな。
最後に、フォルクスワーゲンのポロ。試乗車は残念ながら最新の1.2リッターターボでなく今は販売していない1.4リッターでした。
確かにダッシュボードの感じはカチッとしてそれだけで魅力です。人は見る物に似てくると言いますが、このクルマに乗ると背筋がビシッとして気持ちよくなります。また、後ろの席に座ると、自分のカラダにぴったり来るのでビックリ。
それからブレーキの感触がイイ。何とも言えない高級感。路面の凹凸をいなす感覚もいい。デュアルクラッチも全然違和感なし。いやー、欲しくなります。小さい車が好きな私の肌に合うんですよね。
ただ、同じリッター20キロ走るんなら、MINIのマイクロハイブリット付きブレーキエネルギー回生システムのほうに興味が行きがち。
そろそろクルマに飽きても良さそうな私ですが、まだまだ卒業できそうにないです。
2010年06月26日
クルマ変態?
毎月2冊、ここのところ必ず買って読んでいる自動車雑誌のベストセラー「ベストカー」の別冊で「テリー伊藤・責任編集 ドライバーズ・ハイ!!」を、今週の大連出張の往路の暇つぶしに読んでみました。
日頃からテリー伊藤さんの連載が、輸入車を特別視せず国産車と同列に並べて評価する姿勢にとても共感していたのですが、このムックは過去17年のアーカイブと、テリーさんのファッション、仕事、女性、お金、老後と死、日本についての哲学が書かれており、面白かったですね。
中でも、テリーさんが自称「クルマ変態」と呼んで、自らのクルマ購入暦(ピーク時8台、現在7台保有)を振り返って、押さえ切れない自分の欲望を苦悩とともに解説するところに激しく共鳴。
また、「面白い車がなくなった」「面白いテレビ番組がなくなった」というのは、面白いと感じられなくなっているその人の問題だ!と切り捨てるなど、切り口の鋭さはさすがです。
とにかく共感できるフレーズがあちこちにあるムックです。‥ということは、私も「クルマ変態」の道まっしぐら、か?(笑)
2010年05月16日
さよならBMW Z4!
昨日夕方は車好きの友人、八戸市のK氏が自宅に来てくれまして、クルマ談義に花が咲きました。
K氏は以前にポルシェ911を所有していたこともあり、また以前所有していた光岡のゼロワン(ユーノスロードスターのエンジンを積んだスーパーセブンのようなクルマ)を再び狙っているという筋金入りのマニア。
話を聞いていると、私のクルマ好きはホントに初心(うぶ)だなと思えてきます。
さて、まだまだウブな私のクルマ中毒度をぐんと引き上げてくれたのが、一昨年中古で買った2003年式のBMW Z4 2.5iだったといえると思います。そのZ4も先日私の元を去っていきました。そこで、Z4を通じてわかったことを箇条書きにしてみましょう。
1.エンジンの感触ってホントに大事だ!BMWの直列6気筒、通称”シルキー6”の良さをまざまざと見せ付けられました。すっかりBMWシンパの一員に。次はシャシーの世代が新しい135iあたりが欲しい〜。130iでもいいな。
2.デザイナー、クリス・バングルの最高傑作はこの初代Z4でしょう!2代目のZ4もいいですけど、やっぱり初代の独創性が凄い。デビューした当初、変だとしか思わなかったですが、私自身、ファットなタイヤのZ4を街で見かけてハッとして、購入に至ったのです。見れば見るほどすばらしいです。
3.クルーズコントロールは全速度対応じゃないと嘘でしょう!国産車は上限105〜115キロ前後にしか設定できず、周囲の流れに追いつけないのが現実。輸入車はそれだけですごく価値があると思う。
4.HDDナビなんかより6連奏CDチェンジャーがイイ!リッピングってめんどくさくないですか?昔ながらの6連奏が最近お気に入りの好きな音楽を選びやすいという点で最高だと思う。
5.長距離ドライブでは椅子が倒せないのが辛い!昔からオープン2シーターを乗り継いできた私ですが、若いころはそんなに思わなかったですが、やっぱり休憩すべきときにしっかり休憩したい。椅子が倒せないのは、ロングドライブには不適だな。
6.中古車は不完全なほうが直す楽しみがある!中古は程度に差があって、そういう意味では選択の範囲が広いのだけど、この個体はあちこち直さなきゃならないところがあったけど、走行距離は少なめで、ボディの光沢は抜群に良いという長所があった。あとから結構お金がかかったけど、楽しかったな。次のオーナーは幸せだと思う(笑)。
7.やっぱりタイヤでぜんぜん違う!この個体には前40、後ろ35タイヤ、しかもランフラットタイヤが付いていたので、高速道路での直進性が悪すぎて閉口した。仕方なくブリジストンのレグノGR9000を奢ってやったら、やっぱり別の車になりました。
8.革シートにも良さがある!初代ムラーノの大柄な革シートで腰がすべるのに閉口して、嫌いなアイテムと化していたのですが、タイトなシートのつくりならそんに問題ないですね。また5万キロくらいまでなら革の劣化も無くて、液体が浸み込まないとか長所がありますね。
9.シートヒーターは楽しい装備だ!まったく期待していなかった装備だけど、少々寒いときなんかは快感を味わえますね。願わくばオートエアコンと連動して自動制御になっていて欲しい。
10.なかなか見ない美しいデザインの車は人を幸せにする!先日、弘前の桜を見に行ったとき、駐車場のおばさんにえらく、「きれいだ!かっこいい!」と褒められました。不釣合いなドライバーは興ざめだけど(笑)、クルマだけでも周囲の皆さんには結構喜んでもらえます。
‥というわけで、手放すとちょっと後悔の念が残るのですが、人生限られた時間ですので、私なりのクルマ道楽を全うするため、ステップアップしたいと思います。
2010年03月16日
中古のトヨタiQ、納車
レンタカーのトヨタiQ試乗記を半年前に書きましたが‥、惚れてしまい、我慢できずに手に入れてしまいました。
新車で1.3リッターは出ましたが、サンルーフ付きは出ていませんので、個人的には不満がなかった1リッター版の上級仕様を中古で探しました。色はやっぱりパーソナルな雰囲気で行きたかったので、初めての緑系です。実車を見ずに、購入決定。
昨日は陸送屋さんが盛岡市内での納車もあるというので、それに合わせて盛岡へ。千葉の中古車屋さんとは、陸送代も交渉しましたので(笑)。
なんと、陸送屋さんの運転手は、ちょっと茶髪の可愛らしい若い女性でした。意外でもあり、またクルマに付加価値が付いたような‥(笑)。
とにかく、狭いスペースにこれでもかと言うくらいこれまでにない工夫が詰まったクルマなので、気分がウキウキします。これだけでも社長業に刺激になるかも。
また、私にとっての初めてのマイカー、ホンダシティターボと同じで、見る人に喜んで貰えるタイプのクルマでしょうね。‥自画自賛(笑)。
2010年03月07日
いちばん定期購読したクルマ雑誌、NAVIが廃刊
今売られているのがNAVIの最後の号だと知って、買ってみました。厚いし、文字が小さいし、濃い。昨日から読み始めたのですが、なかなかページが進まない(笑)。
思えば、CG(カーグラフィック)を定期購読していたころ、NAVIが1984年に発刊となり、しばらくピンとこなかったのですが、数ヶ月してCG以上に気に入り、その後数年間、二玄社のこの2冊を定期購読しておりました。
その後、CGのほうを止めて、NAVIにはだいぶお世話になりました。クルマを見る尺度が斬新で、面白かったですね。私のクルマを見る目はかなりNAVIの影響が濃く残っております。特には徳大寺有恒さんの言い切り方が好きでしたね。
しかしその後、パソコンのほうに目が行き、クルマ雑誌をしばらく休み、NAVIの2代目編集長の鈴木正文さんが独立して、「エンジン」というライバル誌を発刊し、これがNAVIのお株を奪う、装丁のきれいさ、紙のきれいさ、表紙の美しさ、デザインの美しさ、内容の華やかさ、文字の小さすぎなさ、で瞬く間に私にとって一番好きなクルマ雑誌になっており、現在に至っております。
今回のNAVIは廃刊ではなく、休刊ということで、復活の可能性(ウエブという手もある)もありそうですが、ひとまずこれだけの濃い内容の最終号を見せてくれて、本当にありがとうと言いたいですね。
私にとっては、FMfanの廃刊以来の衝撃ですが、もうすでにその役割は「エンジン」が担っているので、まあ、仕方が無いですね。NAVIの好評連載はエンジンが引き継いでくれるでしょう!?
2010年02月14日
日産のデザインが面白い
日産が「ジューク」という発売前のクルマの写真を公開しました。初代ムラーノも強烈だったけど、これもまたなかなか大胆でいいですね。
それ以外にも、マーチ、キューブ、ティーダ・ラティオ、ラフェスタ、デュアリス、スカイライン、ムラーノ、フェアレディZといったあたりが新たな提案があって、かつ洗練された良くできたデザインだと思います。
新しいクルマは、新車で買う価値を感じる要素を身につけてデビューすべきだと思うのですが、そういう意味でも日産はなかなか頑張っているのではないでしょうか。
あるクルマ雑誌では、「最近の日産のクルマは外車っぽい」と表現していましたが、「元祖外車っぽい国産車」セフィーロの時代から日産にはそのポテンシャルはあったんでしょうね。
それに比べ、以前は出す新車のたびにワクワクしたホンダにはがっかりですね。以前のホンダと日産の立場が逆転しています。
80年代から90年代前半のシティ・ターボ・ブルドック、CR−X、シビック、インテグラ、プレリュードなんてどれもがほんとに欲しかった。(そのうち、私が買ったのはシティ・ターボ?型でしたが)
最近では三菱(デリカD:5、ギャラン・フォルティス、アウトランダー)や、スズキ(スイフト、スプラッシュ、キザシ)も優秀だと感じます。
期待のホンダCR−Zはもちろん現物を見てないですが、写真を見る限りではハッチバックというよりも後席にサンルーフが付いているとしか見えないのですが‥。ノーズもなんだけど、太った豚のように見える‥。
ホンダはアメリカ市場しかみていないから仕方がないのかもしれませんが、もうちょっと何とかしてもらいたいところです。
(写真:13日、小学校のPTAバザーの菜彩鶏の唐揚げはおかげさまで大好評でした)
2010年02月01日
イタリアは、速度制限を130キロから150キロに?
海外に出ると、高速道路の制限速度のルールと取り締まりについて話車中で話題にすることが多いのですが、それぞれのお国柄が如実に出ますよね。
アメリカは時速65マイル制限なので104キロですか。区間が激減しているとはいえ、ドイツは無制限ですが、クルマにリミッターが付いていて250キロまで可能ですよね。
世界中似たような車が走っているから、危険度はそんなに変わらないと思うのだけど、なぜこんなにも違うのでしょう。日本は100キロにして、運用はだいぶ緩いから中庸と言ったところでしょうか。
で、たまたまwebCGのこのページを見てしまって、ニンマリしてしまいました。
イタリアでは昨年12月に、130キロの上限を150キロや160キロに引き上げるという議論が国会でなされているのだそう。
第2東名が120キロになるという話もあったくらいですから、日本でも今年辺り議論が始まるのでは?
民主党にとっては、暫定税率廃止に代わる国民への「飴」になるのでは? ま、地球温暖化防止には逆行するでしょうけど。
(写真:もう懲りて我がZ4は夏タイヤに)
2010年01月11日
オープンカーでスキーに行く
イギリス滞在中に目にした老夫婦の運転する古いオープンカーに影響を受け、ユーノスロードスターを買って以来20年、セカンドカーとしてほぼずっとオープン2シーターを乗り継いできております。
しかし、セカンドカーの位置づけとあって冬タイヤを装着したことは一度もなかったのですが、昨年クリスマス直後、マツダアテンザを家内に明け渡したことで、私は次の車が納車になるまでBMW Z4で過ごすことになり、手元にあった冬タイヤを装着して過ごしています。
たまにはいいかと先日、スキー板は車に入らないから、スキー場でレンタルして滑ってきました。やっぱりゴルフは道具ではないと思うけど、スキーは道具だということを痛感!
それはそれでよかったのですが、帰ってきてからひらめいて、トランクには入らない私のミッドスキー(125センチくらい)を助手席に乗せてみたら、余裕で入るじゃないですか。
え?もしかして、普通のスキー(私ので163センチ)も助手席のドアから何とか入るかも?
いや、それでもだめなら、オープンカーなんだし、ちょっと笑いを誘うけど、オープンにしてスキーを入れて、出すときはまたオープンにして‥、なんていう可能性もあるかも!
で、やってみたら、オープンにする必要もなく、一度運転席の頭のほうに差し込んで入れたら、写真のように入ってしまいました。いやー、感動!
助手席が細い小柄な女性だったりしたら、もしかしたら無理すれば2人でスキーに行けるかもしれません。(ストックはトランクに入ります)
このZ4、ゴルフのキャディバッグは男性用の8.5インチと女性用の細身のバッグならなんとかトランクに収まるし(その時はお風呂に入れませんが)、スキーはなんとか2人で行けそうですし、なかなか素晴らしい設計じゃないですか!
ただFRなので、姿勢制御装置はあってもやっぱりお尻を振ります。冬道はサンドイッチ片手に運転なんて言うことはできません。車高が低くて腹は付くし、やっぱり冬道に向いていないことは間違いないですね。
中古の不具合をいくつか直したことを経て、このZ4、最近なんとも愛おしい存在になっています。
やっぱり中古車は楽しいわ。
2009年09月14日
私のトヨタiQ試乗記
何でも小さいモノが好きです。カメラも、iPodも、ケータイも、クルマも。
最小限の外観に最大限の機能性を詰め込む。人中心でモノはさり気なくあって欲しいと思っているのか、単に身軽なのが好きなのか。
初めてオーナーになったクルマは、ホンダの初代シティ(ターボ)でした。そう言えば、このクルマ辺りからホンダは「メカ・ミニマム、マン・マキシマム」と言ってましたっけ。
さて、このトヨタiQ、昨年のデビューから気にはなっておりましたが、試乗の機会に恵まれず、最近、二戸駅前のトヨタレンタリースに置いてあるのを時々見かけて気になっていまして、取り寄せて昨夜から24時間借りて200キロ走ってみました。(ちなみに、借りる方は私のように興味本位が多いようです)
いやー、素晴らしいですね!
こんなに小さいのに重厚感のある乗り心地。CVTでハイギヤードなのに1リッターでも軽快で気持ちいい。高速も我がBMW Z4よりずっと快適。室内は広々として全く小さい車に乗っていることを忘れそう。標準のオーディオの音も良い。それにあれこれ工夫された機能が感動的。おまけに、見られている場所でのUターンが超快感(笑)。
マイナス点として、アイドリング時に3気筒の振動が伝わってくることがありますが、最近出た1.3リッターを選べば良さそうですね。
それから、ガラスルーフ仕様がスタンバイされているようですので、出たら気持ちを抑えることが出来そうにない‥。税金の安いうちにデビュー希望!
さて、クルマの話で気になっているもう一つのこと。それは、トヨタからプリウスの上位に位置するセダンが11月に発売になるという情報があるということ。
名前がSAIって言うそうじゃないですか。菜彩鶏のSAI! これは最近出た兄弟車種のレクサスHS250hの兄弟車なのですが、スクープ写真を見ている範囲ではSAIのほうが凝縮感があってカッコイイ!
もう既にトヨタディーラー全店で予約を受け付けているそうで、あっという間にプリウスのように3月までの予約が埋まることでしょう。プリウスの3月までの納車を逃した方で懐に余裕のある方はお早めに‥。
ちなみにホンダのシティ2代目は「才能のシティ」がキャッチフレーズでしたが、それと同じ概念で、iQのほうにSAIの名前を付けて欲しかった!!
2009年08月23日
クルーズコントロールを考える
一昨日は久しぶりにクルマで長距離走りました。マツダアテンザスポーツワゴン25S(4WD)で仙台市近隣の冨谷町から自宅までおよそ250キロ。
クルーズコントロールが付いているのでラクチンに帰ってこれるはずでしたが、んー、苦痛でしたね。
と言うのも、セットできるスピードの上限がメーター表示で107キロなので、このスピードだと東北自動車道では遅いほう。
107キロに設定して、運転していることを忘れるほど別なことを考えるとかいうのには向いていると思いますが。講演のCDを聞くのには良いかな?
国産車の純正のクルーズコントロールは速度設定の上限が低いので、現実的には無用の長物だと今回やっと悟りました。80キロ制限の八戸自動車道ではまあ使えますが。
それに比べると、輸入車は上限が遙か高いところにあるので有り難いです。私のもう一台のBMWのZ4も実用的です。
もしくは、純正でない後付のクルーズコントロールが世の中にはあるようで、これなら輸入車同様に扱えるようです。
で、いま一番良いのは、前のクルマとの車間距離を自動制御する、輸入車のアダプティブクルーズコントロール(=レーダークルーズコントロールorアクティブクルーズコントロール)付きですね。
これがついているめぼしいクルマはというと、アウディA4かボルボXC60。惜しいことにアウディQ5は兄弟車なのにオプション設定がない‥。
それにしても、成人を18歳にするなら、高速道路の100km制限も現実的な130kmにしてくれ〜! それを公約した党は猛烈に支援したい!
まあ、こんなことを言うのも私の免許の点数が危ういからですが‥。
(写真:布製の幌を持つ5年落ちのBMW Z4を洗車機にかけてみました。何も起こりませんでした)